季節の風香

季節の山歩・散歩・花・風景

加治丘陵

2016年01月30日 | 山歩 - 秩父




- 桜山展望台から大持山~武甲山 -


加治丘陵は今回が初めてで、地図を片手に歩きました。

入間市が設定したハイキングコースが幾つかあるようで、指導標はそのハイキングコースを基に設置されています。

ですから、それと異なるコースで歩く場合には、自分で判断して歩かねばなりません。

残念ながら、桜山展望台からの眺め以外、特に魅力的なものはありませんでした。

人によって好みは異なると思いますが、一般的には桜山展望台だけを目的にした方が無難だと思います。


西武池袋線の仏子駅から歩き始めます。

楽器を持った学生の姿が見られましたが、武蔵野音楽大学の学生でしょう。

交差点を渡った先で学生達とは別れ、川沿いに少し進み、戻るように尾根に上がる道に入ります。



簡単に尾根上に上がり、後は緩やかに登って行きます。



道の傍らの小さな祠

簡単に三角点のある阿須山に着きました。



三角点と ・・・



東屋はありますが、展望はありません。

尚、仏子駅からの指導標には「桜山展望台」という表記だけで、「阿須山」の表示は一切ありませんでした。

地図で確認しながら歩いたので、問題なく辿りつけましたが ・・・。

さて、その桜山展望台に向かいます。

少し進むと「山仕事の広場」というのがあって、そこから左方向に進むと桜山展望台の下に出ます。

一帯は桜山展望園地として整備されていて、トイレもありました(未使用で内部は未確認)。



なんとも立派な展望台です。

これだけの高さがあるので、展望台の上からは期待通りの大展望です。



富士山 ・奥多摩の山々 (クリックで拡大)



大持山 ・武甲山など奥武蔵の山々 (クリックで拡大)



大持山~武甲山



この方角だけ木が邪魔ですが ・・・ 鷹ノ巣山 ・雲取山 / 川苔山 ・蕎麦粒山



馬頭刈山~大岳山~御前山



連行峰の背後に薄っすらと富士山 - 右側には奥多摩の山々



丹沢の山々 - 右端の山は大室山



園地の南下の泥沼まで下りてみましたが、わざわざ下りて来るほどではありませんでした。



再び、展望台の下まで上がって、そこから南に下がる道に入ります。



直ぐに愛宕神社がありました。

そして、少し下ると早くも人家が現れます。

適切な道標がないので、地図で確認しながら家並みの間を西に向かい、道路を横切って八幡神社の下に出ました。






八幡神社の境内を通って ・・・

北に少し進むと、「金子神社」を指す道標があります。

ここで西に向きを変えます。



展望のない中を進みます。



しばらく進むと金子神社です(途中幾つか分岐があります)。



その先も同じような道が続き、最後は高養寺の境内を回りこむように家並みの中に下りました(やはり、途中に分岐があります)。

後はJR八高線の金子駅まで歩くだけです。


称名寺

2016年01月27日 | 散歩 - その他





鷹取山と神武寺を歩いた後、金沢文庫駅までやってきたのは称名寺が目的でした。

称名寺には阿字ヶ池を中心とした浄土式庭園があります。



金沢文庫駅から向かいます。



赤門から境内へ



仁王門



浄土式庭園 阿字ヶ池












金堂



釈迦堂







背後には金沢山を中心に森が広がっています。



金沢山への道の途中には観音さまが並ぶ場所があります。

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石像は近世に造られたものです。







金沢山の上には八角堂があります。



また、木々の間から周囲が眺められます。



自然が残る道を北条実時の墓所に向かいます。

称名寺の境内側は自然が残っていますが、尾根の反対側はすぐ傍まで宅地として開発されています。



鷹取山 (湘南)

2016年01月25日 | 山歩 - 南関東




- 鷹取山への道 -


前回は藤野の鷹取山でしたが、今回は逗子市と横須賀市の境界にある鷹取山です。

藤野の鷹取山も小さな里山でしたが、この鷹取山はさらに小さく、山というより丘といいたくなります。

しかも、周りは街並みが広がる環境にあります。



さて、歩き始めるのはJR横須賀線の東逗子駅です。

踏切を渡り、そのまま道路を少し進むと右手に神武寺への参道が現れますので、これに入ります。



途中に祠や石仏のある道を登って行きます。



凝灰岩が露出していますが、切通しになっていたり、足場が切られたりしています。



体が暖まる暇もなく、神武寺に着いてしまいました。



鐘楼



本堂



右手に現れた薬師堂は後でゆっくり拝観することにして、鷹取山に向かいます。



「女人禁制」の碑が残っていました。



大きな石碑が ・・・ 。



大きな岩の間をすり抜けて行きます。

小さな登り下りを繰り返して行くと、ほどなく鷹取山の山頂部です。

まずは展望台に上がります。

眺めはいいですが、冷たい風が吹き抜けます。



鉄塔と電線が邪魔ですが富士山



丹沢の山々



横須賀の街並みと東京湾

東京湾の先には房総半島も見えていました。



また、凝灰岩を切り出した跡が現在はロッククライミングの練習場となっています。



バランス感覚には結構自信がありますが、純粋なロッククライミングには興味がありません。



岩陰では宴会を開いている人たちもいましたが、殺風景な山頂部では休む気が起こりません。

神武寺まで戻ります。



同じ道ですが、進む方向が変わると景色も変ります。



左手に見えた二子山

また、富士山や丹沢の山々を眺められる箇所もありました。



大きな岩の間を再びすり抜けます。



ヤブツバキ







神武寺の薬師堂まで戻ってきました。

古いお寺の静かな雰囲気が好きですから、ここで休息です。












周囲の木々のために冷たい風もあまり感じられませんでした。


< 薬師堂 解説 >








順序が逆になってしまいましたが、山門から下りてきました。



石段の下にはお地蔵さまが ・・・。







神武寺の先の分岐からは東逗子駅ではなく、京浜急行の神武寺駅に向かいます。








下り立った神武寺駅からは次の目的地である金沢文庫駅まで移動します。