『神学部とは何か』 佐藤優

とんでもない怪物と出くわしてしまった。

この本をAmazonで注文したとき、著者名には留意してなかった。

後になって、ああ、あの佐藤優か、、、、と知ったくらいだ。

「あの」とは、外務省で何か悪いことをしたか、はめられたのか知らないが、

刑事裁判の被告になり、

その後、マスコミで論客としてお目にかかっている、

という程度の知識だ。


僕はただ神学について知りたかっただけなのだ。

そして、この本はその要求に十二分に応えてくれた、

佐藤優という人物のおまけも連れて。


この本を読んだだけでも、

佐藤優という人が若い頃いかにたくさん勉学にいそしんだかがわかる。

QPなんて、この怪物と比べたら屁だ。

屁が一人前の振りをして、キリスト教の本を読み、

BLOGなんたるものを書いている。





あ、あ、あ、あ、あ、

あまり偉い人と自分を比較するのはやめよう。

QPだってその場その場の判断は出鱈目だったが、

自分なりに一生懸命に生きてきた。



この本は神学部に進学しようか、と思っている若い人にうってつけです。

きっと、自分の未来に希望が見いだせます。


『非キリスト教徒にとっての神学入門』というサブタイトルはいかがなものか、、

日本は非キリスト教徒ばっかりだからそうしたかったのか、、

ちょっと疑問でした。