憧れの春樹さんのエッセイ集。
学生の頃からずっと好きだったが、
僕は、近づくための努力をしなさすぎたのではないかと思っている。
今からでも遅くはない。
マラソンとかは無理だから、
「嫌なことはしない」という主義から真似しようと思う。
春樹さんは、豚肉は食べない。
中華全般嫌いだから食べない。
ラーメンなんて、匂いを嗅いだだけで気分が悪くなる。
毎日、野菜ばかり大量に食べる。
文 . . . 本文を読む
読みだしたら、止まらなくて、
あっという間に読み終えてしまった。
多彩な内容、話し上手な春樹さん。
素敵なエッセイ集でした。
村上春樹のファンとして今思うことだが、
氏の小説やエッセイを読んだことで、
僕は人生に対してポジティブになれた。
あんな人になりたい。
マラソンはできないし、小説も書けないけど、
でも、少しででもいいから近づきたいと願う。
永遠の僕の憧れ。
この巡 . . . 本文を読む
怖ろしい小説を読んでしまった、
というのが率直な感想だ。
金原ひとみはあまりに過激だ。
過激というのが陳腐なら、
彼女の性器を切り刻むナイフは、
あまりにギザギザで残酷だ。
僕は、この小説を批評する言葉を持たない。
だが、ラストのアヤの言葉で心を整理した。
「もしかしたらあの赤ん坊は、
私なのかもしれない。」
無垢な魂を汚した代償は無限大だ。
そのことに対する金原ひとみの洞 . . . 本文を読む