一昨日に続いて昨日もかなりの暑さだったため夕方の賢の散歩は6時過ぎ。
まだ夏本番まで行っていないのにこの暑さでは参りますねぇ。
さて、一昨年、昨年とちょうど今頃の時期に2年連続でチャレンジして来た「ゼロ富士」ですが今年も9月に実行することと相成りました。
メンバー的には過去の経験者での計画を立てておりましたがそこに一人の若者が参加希望の手を挙げて参りました。
この若者はマラソンを走ったりサッカーをやったりしているので体力的には問題ないと思われますが・・・海からはおろか五合目からも富士登山の経験はありません。
そんな若者をいきなり「ゼロ富士」に参加させて体力気力の不足から途中敗退なんてことになったら目も当てられませんからねぇ。
それなら事前にコースの下見を兼ねたハイキングを行って彼の力量を把握しておこうと考えました。
「ゼロ富士」と言うのは大きく分けて3つのパーツから成り立っておりまして・・・まずはスタート地点である海抜0mの「田子の浦」から標高約500mにある「村山浅間神社」までの距離が20Kmほどの平坦地歩き。
それに続くのが標高差で約2000mある「六合目」までの「古道」歩き。
そして最後の仕上げが一般登山者の皆さんが使っている登山道での山頂への登りです。
彼はこのコースのどれひとつとして歩いた経験がないわけですが海からの20Km平地歩きは何とかなりそうと判断いたしましてこのルートの核心部とも言うべき「村山浅間神社」から「富士宮口六合目」までの村山古道を体験させておくことにいたしました。
ところが・・・決行日の直前になりまして思わぬアクシデントの発生です。
主役の若者がよんどころなき理由で急遽キャンセル、これでは下見に行く意味がありません。
それでもこの村山古道の苔むした登山道の魅力は捨て難いものがありますから主役の若者を抜きにしたままで企画を練り直しての実施となりました。
参加者はいつもの賢パパのパートナーである「たむちゃん」とその親友ご夫妻。
賢パパもその名簿の末席に名前を載せていただいている「呑んだくれ登山隊」の面々です。
距離もぐっと短くして富士山スカイラインにある「高鉢駐車場」から六合目まで村山古道を登り下山には宝永山の第一火口から御殿庭に下って高鉢駐車場に戻って来るハイキングコースを使うことにいたしました。
当初の計画では6日の土曜日に歩くことになっておりましたが天気予報を見るとあまり良くないようです。
今回計画したルートは倒木帯を抜けなければなりませんので雨の日は滑って危ない。
なので一日順延して日曜日に実行に移しました。
集合時間の6時半に余裕を持って到着するように朝の賢の散歩を3時過ぎに終わらせて4時過ぎには家を出ます。
途中でいつもの「すき家」によって腹ごしらえ。
前回は「特うな丼」を注文して危うくご飯を残すところだったのを思い出してうな丼の並。
途中「西臼塚」の駐車場から見る富士山には邪悪な雲がかかっている・・・ぢゃまいか。
それでも目指す宝永山方面はこの通り。
待ち合わせの駐車場に着くとこの通りのピーカンです。
雨男のたむちゃんですがここのところの勝率は圧倒的に賢パパの勝ち。
約束の6時半には「呑んだくれ登山隊」の一同が勢ぞろいして登山口をスタートします。
ハイキングコースを20分近く歩くといよいよ村山古道に突入します。
歩きやすい登山道を登って行くとやがてこんな開けた場所に行き当たります。
石仏群が並んでいますが中には「廃仏毀釈」の犠牲になったこんな石仏も。
これも立派な「文化遺産」ですよねぇ。
そこから少し登ると富士山とは思えないようなこんな風景。
季節になるとアサギマダラの乱舞が見られるそうなので次に来る時はそれを狙って来ましょうか。
急登ながらも歩きやすかった登山道はこの後一変してこんなルートへと姿を変えます。
大倒木帯はさながら障害物競走の様相で大きな倒木をくぐったりまたいだりして突破します。
「もうそろそろ勘弁して欲しいなぁ」と思うタイミングで倒木地帯から抜け出すと再び急登が待ち構えています。
登ること約1時間半ぐらいでやっと六合目の小屋が近づきます。
すぐそこまでガスが下りて来ている上にかなりの強風が吹き荒れていますがそれに負けずに登る登山者の列。
こんな天気の時に登っても何も楽しくありませんがねぇ。
六合目の小屋に全員が到着した後少しの休憩を取ったら下山開始。
宝永火口を間近に見ながら須山口ルートで下ります。
御殿庭あたりまで下ってふと空を見上げれば面白い雲が見えているぢゃまいか。
「つるし雲」を真下から見ているようです。
雰囲気の良いハイキングコースをさくさく下って出発点に戻って来ました。
海から歩いて来てこのコースを通過する時はヘロヘロのくたくたでとても景色を眺める余裕なんてありませんでしたが今回のコースなら距離的にも短いので素晴らしいハイキングを楽しむことが出来ましたよ。
「ゼロ富士」の通過点としてではなく純粋にこのコースを楽しむハイキングなら何回歩いても楽しく歩けると思った今回のハイキングでした。
まだ夏本番まで行っていないのにこの暑さでは参りますねぇ。
さて、一昨年、昨年とちょうど今頃の時期に2年連続でチャレンジして来た「ゼロ富士」ですが今年も9月に実行することと相成りました。
メンバー的には過去の経験者での計画を立てておりましたがそこに一人の若者が参加希望の手を挙げて参りました。
この若者はマラソンを走ったりサッカーをやったりしているので体力的には問題ないと思われますが・・・海からはおろか五合目からも富士登山の経験はありません。
そんな若者をいきなり「ゼロ富士」に参加させて体力気力の不足から途中敗退なんてことになったら目も当てられませんからねぇ。
それなら事前にコースの下見を兼ねたハイキングを行って彼の力量を把握しておこうと考えました。
「ゼロ富士」と言うのは大きく分けて3つのパーツから成り立っておりまして・・・まずはスタート地点である海抜0mの「田子の浦」から標高約500mにある「村山浅間神社」までの距離が20Kmほどの平坦地歩き。
それに続くのが標高差で約2000mある「六合目」までの「古道」歩き。
そして最後の仕上げが一般登山者の皆さんが使っている登山道での山頂への登りです。
彼はこのコースのどれひとつとして歩いた経験がないわけですが海からの20Km平地歩きは何とかなりそうと判断いたしましてこのルートの核心部とも言うべき「村山浅間神社」から「富士宮口六合目」までの村山古道を体験させておくことにいたしました。
ところが・・・決行日の直前になりまして思わぬアクシデントの発生です。
主役の若者がよんどころなき理由で急遽キャンセル、これでは下見に行く意味がありません。
それでもこの村山古道の苔むした登山道の魅力は捨て難いものがありますから主役の若者を抜きにしたままで企画を練り直しての実施となりました。
参加者はいつもの賢パパのパートナーである「たむちゃん」とその親友ご夫妻。
賢パパもその名簿の末席に名前を載せていただいている「呑んだくれ登山隊」の面々です。
距離もぐっと短くして富士山スカイラインにある「高鉢駐車場」から六合目まで村山古道を登り下山には宝永山の第一火口から御殿庭に下って高鉢駐車場に戻って来るハイキングコースを使うことにいたしました。
当初の計画では6日の土曜日に歩くことになっておりましたが天気予報を見るとあまり良くないようです。
今回計画したルートは倒木帯を抜けなければなりませんので雨の日は滑って危ない。
なので一日順延して日曜日に実行に移しました。
集合時間の6時半に余裕を持って到着するように朝の賢の散歩を3時過ぎに終わらせて4時過ぎには家を出ます。
途中でいつもの「すき家」によって腹ごしらえ。
前回は「特うな丼」を注文して危うくご飯を残すところだったのを思い出してうな丼の並。
途中「西臼塚」の駐車場から見る富士山には邪悪な雲がかかっている・・・ぢゃまいか。
それでも目指す宝永山方面はこの通り。
待ち合わせの駐車場に着くとこの通りのピーカンです。
雨男のたむちゃんですがここのところの勝率は圧倒的に賢パパの勝ち。
約束の6時半には「呑んだくれ登山隊」の一同が勢ぞろいして登山口をスタートします。
ハイキングコースを20分近く歩くといよいよ村山古道に突入します。
歩きやすい登山道を登って行くとやがてこんな開けた場所に行き当たります。
石仏群が並んでいますが中には「廃仏毀釈」の犠牲になったこんな石仏も。
これも立派な「文化遺産」ですよねぇ。
そこから少し登ると富士山とは思えないようなこんな風景。
季節になるとアサギマダラの乱舞が見られるそうなので次に来る時はそれを狙って来ましょうか。
急登ながらも歩きやすかった登山道はこの後一変してこんなルートへと姿を変えます。
大倒木帯はさながら障害物競走の様相で大きな倒木をくぐったりまたいだりして突破します。
「もうそろそろ勘弁して欲しいなぁ」と思うタイミングで倒木地帯から抜け出すと再び急登が待ち構えています。
登ること約1時間半ぐらいでやっと六合目の小屋が近づきます。
すぐそこまでガスが下りて来ている上にかなりの強風が吹き荒れていますがそれに負けずに登る登山者の列。
こんな天気の時に登っても何も楽しくありませんがねぇ。
六合目の小屋に全員が到着した後少しの休憩を取ったら下山開始。
宝永火口を間近に見ながら須山口ルートで下ります。
御殿庭あたりまで下ってふと空を見上げれば面白い雲が見えているぢゃまいか。
「つるし雲」を真下から見ているようです。
雰囲気の良いハイキングコースをさくさく下って出発点に戻って来ました。
海から歩いて来てこのコースを通過する時はヘロヘロのくたくたでとても景色を眺める余裕なんてありませんでしたが今回のコースなら距離的にも短いので素晴らしいハイキングを楽しむことが出来ましたよ。
「ゼロ富士」の通過点としてではなく純粋にこのコースを楽しむハイキングなら何回歩いても楽しく歩けると思った今回のハイキングでした。
富士宮は五合目以外にもいくつか駐車場はあるのですが、
道迷いが怖くてなかなか行けませんでした。
スカイラインのマイカー規制が始まると高鉢駐車場まで行けなくなるので西臼塚からになるのかな?
水ヶ塚からでも良いけど駐車料金1000円も取られちゃうからねぇ。
須山口登山道は整備されていて標識もたくさんあるので迷う心配はありませんが村山古道は割と荒れ気味なので師匠と一緒の方が安心だね。