CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

SHERLOCK(シャーロック) ピンク色の研究

2013-01-21 21:01:19 | ドラマ映画テレビ感想
いつものとおり、全部終わってからレビウしようかと思いましたが、
あまりにも面白かったのと、3回しかやらないからというわけで、
毎話レビウれればいいなと書いておきます

NHK総合の火曜日深夜(水曜早朝)に
ひっそり放映されております
イギリスのドラマ「SHERLOCK」、それの第一回であります
正直、めちゃくちゃ面白かった

恥ずかしい話でありますが、
シャーロックホームズという古典中の古典を
まったくたしなまないため、さっぱりわからなかったんですが、
あのシャーロックホームズの話を下地にしながら、
現代版として、ドラマ化されたという
なかなかな意欲作のようであります
天才すぎて、むしろ困った人であるシャーロックホームズと、
戦争帰りで心に傷を負った軍医ジョンワトソンが、
出会って、その出会いとともに第一の事件が
広がっていき、解かれていくといった
そんな内容でありました

衝撃的だったのが、シャーロックホームズの口調でありまして、
口調というか、推理をひけらかす感じで、
あれこれと指摘を重ねて、洞察力の凄さとか論理的思考とかを
垣間見ることができるわけなんですが、
なんか、どっかで見たことあると思うまでもなく、

これは、名探偵江戸川少年のそれと同じじゃないか

原点をたどったといった感じでありました
何某のほうでは、身体が小学生とはいえ、
もともとも高校生ふぜいで、あの口の利き方はいかがなものかなどと
わけのわからない憤懣を覚えていたものでありますが、
それが、シャーロックホームズというのか、
コナンドイルというのかのスタイルだったんですね
恐れ入りやの鬼子母神であります

それに頭にきそうなものですが、
コミカルに進む演出と、なによりも、まわりの
煙たそうな感じに清涼感をまぶすような、
素直すぎるワトソンという存在によって、
なんというかな、そのむかつく様が滑稽ではないんだが
愛嬌のようにも見えてくるんだから
脚本というか、演劇の力はすごいなと思うところです

第一の事件というか、この話の事件では、
連続自殺という、不可解極まりない事件について、
連続で自殺させるという殺人が行われているといった
その内容を、シャーロックがあれこれと解いていくといった
そんな感じであります、

面白いのは、常に最先端というか、情報というのか、
解いていくその先にシャーロックがいるので
こっちが考えるよりも先に、次々と展開していき、
誘われるままに、あれこれと推理の中に叩き込まれていって、
気づいたら、あれ、もうこんなに時間が、
そしてクライマックスがと、怒涛で過ごせることでありました
大変面白かった、凄いなこのドラマ

最終的には、なるほどという感じではあったものの
非常に小憎いといっていいのか、面白いトリックで、
二つの瓶から、一つの毒薬を見分ける方法を
あえて明かさないまま、事件が終わってしまうという

あれは、両方とも毒薬だったんじゃないか、
やはり50%の賭けだったんじゃないか、
でも、もしかするとトリックがあったんじゃないか
いろいろと考えというか、想像させられる感じで
たまらなく面白かったのであります
その答えに、さほどに執着しないというシャーロックが
また、不思議に見えたんですが
天才というのはそういうものかなとも
思ったり考えたりしたのであります

次回が楽しみでならない
そんな感想です


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