心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

お役所もおもてなし?

2016年09月22日 | ほんのすこし
人生初めての体験。
二人の子どもを産んでいても、自分が出生届を出すということはしなかったので、昨日は初めての体験をした。
久しぶりに足を運んだ市役所。ん? なんだか入った雰囲気が違う気がする。
どこがどうというわけでもないけど、レイアウトは以前のままのような気がするし・・・
どこで手続きするのか、もう一度玄関口にある案内板に戻って確認する。
各番号の脇にどんな手続きの場所なのか、きちんと書いてあったことに気付き、よく見るべきだったと思ったが。
ここか・・・ すでに先客がいたので後ろで待つ。
すぐに順番が回ってきた。
担当してくれたのはまだ若い女性。娘がすでに記入していた出生届と出生証明書を出し、訪問の理由を言うと確認してくれた。
住まいがここではないため、向こうの役所に確認するための時間があるので、ベンチで待機することに。

しばらくベンチで待っていると、男性がそばにやってきて
「何かお困りですか?」と訊ねてきた。
一瞬、聞かれた意味がわからずきょとんとした顔をしたに違いない。ハッとして
「そこに今お願いしているところなんです」と担当の番号を指差すと
「あっ、そうでしたか。大変失礼しました」と丁寧にお辞儀をして戻っていった。なんだかホテルのロビーにいるような気分になった。
今までこんなことあったかしら?
そう思ってよく見ていると、窓口に誰も来ていない番号に座っている女性が少しうろうろしている人を見かけると
「どこをお探しですか」と声をかけている。自分の担当の場所に来ない人でも少しでも迷っているようなそぶりを見せると声をかけている。
また、わたしの担当の隣の席の女性は相手にしていた老人が何度も同じことを繰り返しているのにもかかわらず丁寧に何度も同じく答えていて、最後までその姿勢を崩さなかった。
なんだか雰囲気が違ったなと思ったのは、こういうわけだったのか。

若い市長に変わってから、市役所の内部にも変化が訪れたのだろうか。
「おもてなし」を職員自らがやっていこうという姿勢なのだろうか。
ぞんざいなおもてなしを受けるよりはずっといいと思った。

わたしの担当をしてくれたTさんも本当に丁寧で親切だった。また行きたい! と思わせてくれる接客、それが出来る方だった。
全部の手続きが済み、娘が向こうに行ってからのこととかも教えてくれて最後の最後には
「おめでとうございます」という気持ちのよい言葉をいただいた。「ありがとうございます」と返すとき、なんだかココロがほっこりした。
Tさんにはこれからも変わらず明るく素敵な笑顔でいてほしいなと思った。
初めての体験が気持ち良いものに終わったのは、Tさんのお・か・げ♪



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2 コメント

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こんばんは! (pooh)
2016-09-22 22:35:15
出生届を出されたんですか、
ずっと記憶に残る思い出ですね♪
竿燈祭りで秋田市市役所などトイレの解放をしてくださったりするのですが
みなさんとっても感じがいいです。

似たような仕事(窓口)をしてるので、
毎日いろんなお客様と出会いますよ~。
理不尽な言葉に心折れる事も度々。。。
逆に「ありがとう!」っていう言葉はとても嬉しいです。
ですからスーパーなどでも「ありがとう」って必ず言うように心がけています。

けいさんまだまだ色々と忙しいから大変ですね!
でも、嬉しい忙しさは良いですね♪
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poohさんへ (けい)
2016-09-23 19:33:48
色々な方と出会える仕事をされているのですね。
わたしは下手なので、難しいかもしれないなあ。
笑顔で迎えるのはできるけど♪
「ありがとう!」ってなかなかすんなり言えなかったりしますが、poohさんは自然体でできるのですね。すごくいいなと思います。
後になってから、あのときありがとうって言えば良かったと思うことがあったりします。

当分忙しさは続きそうですが、これも今年だけのこと、やれるときに頑張ります♪
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