川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

旧友

2012-09-25 16:40:04 | 病状

9月24日(月)晴れ

 3時前に癌研有明病院西尾医師の診断がありました。「血液検査・X線検査に格別の異常はない。したがって抗がん剤タルセバの服用を継続する」。次回は10月末でCT検査があります。

 小康状態が続いているということです。

 うれしいことがありました。待ち時間に中川健・元主治医が会ってくれて久しぶりにゆっくり相手をしてくれたのです。「名誉院長」になっても外来には出ていますが「経営」の第一線からは解放されて表情がとても穏やかです。

 市井の町医者になる気はないかとたずねてみました。「とてもそんな自信はないよ」。これが答えです。肺がん手術の第一人者も40年以上この道一筋です。専門家中の専門家になってしまったのです。そういうものかと納得しました。

 そんな先生も若いときに田舎の村で医者をやったことがあるとのことです。開業医だった父上が急逝されたときに、医療施設などをすべて村に寄付し、「一ヶ月」の期限付きで診療所長をやったといいます。(今の町立梼原病院の起源はここにあるのかな。)

 梼原とはすっかり縁がなくなったという旧友からこんな話を聞くのは初めてです。何とはなしにうれしくなります。

中川くんとは中一以来の付き合いです。人生のおしまいにしっかり世話になっています。心強い存在です。

70歳を過ぎて第一線を退いたら「世界の中川」もたまには一緒に遊んでくれるかな? そんな願いもあります。

 

 

 

 


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