HIMAGINE電影房

《ワクワク感》が冒険の合図だ!
非ハリウッド娯楽映画を中心に、個人的に興味があるモノを紹介っ!

(自分の中の)女子プロ熱、再燃か?

2010年07月23日 | 女子プロレス

 現在、mixiにて行っている『レッスルエンジェルスLM(ラブミッション)』というコミュニティー内で、旧『レッスル~』キャラを絡ませたオリジナルに近い二次創作小説を不定期にアップしている。

 その参考資料の為に最近、動画共有サイトにアップされている最近(ここ2~3年くらい?)の女子プロレスの試合を見ているのだが、いやぁ~凄いっスね!自分の女子プロに関する知識が全盛期の90年代前半で止まっていたのを思い知らされました。特に華名選手の、かつてのUスタイルを彷彿とさせるファイトスタイルや(もちろんそれだけじゃないんだけど)、TAJIRIがプロデユースしている《SMASH》の期待の星・朱里選手、それにどこか胡散臭い雰囲気(でも技術は一級品!)がツボにハマッたリン・バイロン選手等々、週刊プロレスで名前と顔は知っていても《動く画》を見たことがなかったのでかなり衝撃的でした。あと先ごろ引退した風香選手の試合もね。

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『WAPAKMAN』を観た

2010年07月21日 | フィリピン映画

 ここ最近は全くといっていいほど映画ソフトを購入せず(新品・中古含めて)、抜け殻のような生活を送っていた。

  まぁそれでも変映画同士から貰ったりトレードで入手したりはしていたのだがナニブン自分の持ち駒が少ないっ!大体私は商品に《呼ばれて》購入するタイプなので向こうから「買ってくでぇ~」と訴えてくるまで放っておくのだ。

  そんなこんなでついにお呼ばれがかかりました。定番のフィリピン製スーパーヒーロー映画『WAPAKMAN』(09)です。主演はフィリピンの《ピープルズ・チャンプ》と呼ばれる国民的プロボクサー、マニー・パッキャオで、題名が彼の愛称である《パックマン》と引っ掛けてあるところがミソでしょう。


  妻と理由あって別居中で6人の子供と生活をしている排水業者の主人公が、ある夜生物の秘められたパワーを引き出す薬品を開発した科学者が悪の科学者レックスの手先による追跡中に事故を起こし科学者は死亡、そして薬品は四方に散ってしまい、それを浴びた主人公ほか数名の人間にスーパーパワーを与えてしまう。レックスの悪事を追っている政府の女エージェント、ミスティカは事故現場に居合わせた主人公を見つけるとスーパーパワーを使って協力をして欲しいと頼み込む。これを承諾した彼は彼女の製作したボディスーツとマスクに身を包み《ワパッククマン》として活動することになる。
 だがレックスも事故現場で薬品を浴びた人間を探し出し、悪の超人として生まれ変わらせ事件を起こしていた。ワパックマンは果たしてマニラの平和を守ることが出来るか?そして妻や子供たちとの関係はどうなるのか…?


 DCやマーブルコミックスに出てきそうなスーパーヒーローが街中を暴れまくるという《ヒーロー映画》としてのカッコよさと、妻や子供との深刻な問題やご近所付き合いといったベタベタな人情劇が混在するのがこのフィリピン製スーパーヒーロー映画の特徴であり、観るものによって好き嫌いが分かれてしまう部分でもある。日本で言えば『ゼブラーマン』(04)みたいな感じの作品が年1~2本フィリピン国内で製作されているってことだ(最近はビデオ撮りのテレビ作品が多くなり、ヒーローもの劇場作品は少なくなってきている)。あくまでもか・ん・じだけど…

 あくまで主人公が守るのは自分の国(街)だけで日本の特撮ヒーロー番組みたいに世界は、とか地球は…とか大それたことを言わないのが立派。以前にもこのブログで書いたかもしれないけど、どんなにスーパーパワーを持っていても身の丈以上の事は絶対せず、市民に、ご近所に愛されるスーパーヒーロー、それがフィリピン産ヒーローなのである。

 最後にこの作品の欠点をひとつ。敵の超人が出てくるまでのタメが全然なく、突如街中で暴れてやってきた主人公に退治されるという感じで、敵に関して登場理由等何の説明もないのだ。最後のほうに登場するレックス博士自らが創造したサイボーグ風怪人はタメが多少なりともあったものの、映画中盤に登場する2人の超人にはそれがない。上映時間の関係、と言っちゃえばそれまでだが、もう少し工夫が欲しかったかな?

コメント (2)
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圧巻!「懐かしの映画ポスター展」

2010年07月02日 | レトロ
 前々から気になっていた、愛知県は江南市にある江南市歴史民俗資料館で開催中の「懐かしの映画ポスター展(2)」にいってきました。

              
              


 平成19年に「昭和の日」が制定されたのを記念して、資料館が「懐かしのチャンバラ映画ポスター展」を企画し大変好評だったので、翌々年の平成21年に開催した「懐かしの映画ポスター展」に続く第二弾であるらしい。そんなイベントやっていたことなんて冊子読むまで知りませんでした。

 第一弾は邦画・洋画のオリジナルポスターを展示していたらしいが、今回は邦画オンリー、しかも戦前のものまであるという映画ファンであれば心惹かれる展示内容だ。大都市のこのようなイベントに比べれば展示面積も数も少ないが、江南市在住のコレクター・海野雄吉さんがひとりで集めた秘蔵品ばかりなので内容的には負けていないと思う。

 手書きや人工着色の映画ポスターを見ていると、その時代には存在しないはずなのに「懐かしい」気持ちになるのは何故だろう?このような資料に囲まれているとかつて映画が娯楽の王様だった昭和20~30年代に意識がタイムトリップする。なお、ここにはポスターだけでなく、海野雄吉さんが学生時代にこつこつと作っていたスクラップブックや、当時の映画スターが手描きのイラストで一堂に会した双六やメンコまでも展示されていて、ますますトリップ率が高くなること間違いなし!

                    
                    


 資料館の職員さんといろいろお話させてもらったが、この膨大な資料を貸してくださった海野雄吉さんは嵐寛寿郎のファンであったとの事。どうりで新東宝のポスターが多かったわけだ。

                    

                    


 「懐かしの映画ポスター展(2)」は7月4日(日曜)までなので、近郊の映画ファンは急げ!あと、第三弾も期待しています、江南市歴史民俗資料館さん。

                    
コメント (2)
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