ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

駅で訪日客案内 その場で印刷 サトーHD、音声翻訳と両用システム…

2017-04-21 22:59:47 | NewsPaper
アウトバウンド需要と業務用プリンタを
結びつける視点はおもしろい…


では、本日の日経産業新聞から、6面のデジタルBiz&Tech欄からこの記事をピックアップ
『駅で訪日客案内 その場で印刷
サトーHD、音声翻訳と両用システム
店舗クーポンも発行』

業務用プリンタなどを手掛けるサトーホールディングスが
訪日外国人からの外国語の問い合わせに、小型プリンタで
打ち出した文字情報や地図を使って回答できる
新しいシステムを開発した
という記事

音声認識技術のアドバンスト・メディアと共同で
タブレット端末などを使った多言語案内システムを開発
(日本語、英語、中国語、韓国語に対応)

外国人から道順などを聞かれた場合に、翻訳アプリで音声で案内しても
精度が高くなかったり、すべて覚えきれなかったりと
相手にはよく伝わらないことを想定

タブレット端末から呼び出した翻訳文の文字情報を
携帯型の小型プリンタに飛ばして印刷可能にした

あわせて、目的地までの地図や周辺の店舗のクーポンなども発行可能
周辺の店舗などと組んで、外国人の誘客にも対応可能

タブレットには、同時翻訳機能もあるが、頻繁に使うフレーズや
よく聞かれる質問は事前に登録し、音声認識すると回答を呼び出せる

http://www.sato.co.jp/topics/2017/04-11--amivoice-transguide.htmlより

アウトバウンド需要によく対応したシステムといえようか
サトーHDとしては、訪日外国人を新たなプリンタ需要につなげたいようだが
果たして吉と出るかその成果に期待したい…