ITインフライターが日経産業新聞を読み耽る

ITインフライター(ITライター兼インフラエンジニア)のぐっちょんが日経産業新聞で日本の経済や産業を変える人を追いかける

心拍と脈拍で健康管理 中小に照準 大日本印刷…

2017-04-05 22:49:25 | NewsPaper
中小向けにバランスのとれた
システムといえるだろうか…


では、本日の日経産業新聞から、7面のデジタルトレンド欄からこの記事をピックアップ
『心拍と脈拍で健康管理
 大日本印刷、中小に照準』

大日本印刷が、心拍と脈拍を測定することで
従業員の健康状態を管理できるシステムを開発した
と発表した
という記事

システム導入企業に手のひらサイズの機器を貸し出し
親指か人差し指を差し込んで数値を測定

測定時間は2分程度、原則1カ月に5日はデータを測定
測定したデータから心拍の間隔の乱れなどを基に
自律神経バランスを数値化

従業員は社員番号など個人を特定できる情報を
専用のタブレットに入力すれば、自分の健康状態がわかり
有給の取得を促すなどアドバイスを受けられる


http://www.dnp.co.jp/news/10133858_2482.htmlより

有給取得につなげるためのシステムというのは興味深い…

2015年に改正労働安全衛生法が施行され
一定規模の事業者にはストレスチェックが義務化されたことを受け
このようなシステムは中小企業も必要なわけです

料金としては、従業員100人の企業の場合で
初期導入費用に50万円に加え、従業員1人あたり1カ月2000円の費用が必要
(システム導入次年度からは従業員の人数に応じて費用は1800円に)
となるわけですが、社員への投資額としては確保できるところでしょうか

自社で従業員の健康を管理するシステムの開発が難しいこともある
中小企業にどこまで導入できるのか興味津々…