瞬間最高５２．９％「あかんよあかん。亀田興毅に失望す！！」

　やっぱり、このこと、書かなあきまへん？（笑）。恐れ入った。瞬間最高視聴率５２．９％。ということは一応、国民のふたりにひとりは見たことになりますね。ああ情け無い、ああ許せない、なんで亀田、勝ちなん？、にしても、ＷＢＣの会長さんが試合後、亀田用の特大ベルトを贈呈したとかしないとか？、つまりは出来レース？、あれで勝ちなら、プロボクシングも地に堕ちたもんやわ。

　　まっくさん、吼える！！『成長拒否』

　結局、ジャッジメンが中立国の者であろうがなんだろうが、開催国こそ全ての世界観に、もう、「おやおや・・・」ぐらいは想いたくなるってもんです。勝負論を棄て、競技性を排除し、視聴率大優先に傾くようになってしらけてしまったＫ‐１のように、ボクシング界もようよう冷えとるな。こりゃ、あかん。ここで判定負けイコール失意の再起イコール世界戦再挑戦イコール悲願の奪取、などというお泪もののストーリーは「試合前に破棄されていた筋書き」ということだったんでしょうね。ああつまらん。もう見る気、せん。

　
　それでも彼は一夜明け会見では強気やった。「負けたらしまいや。だから勝たなあかんかった」けど、どやろなあ、あの一戦の一夜から、彼に対する世間一般のアンチを含めた注目度は確実にしぼむから、これからがほんましんどいな。プライドのヒョードル、シウバの強すぎる王者の威厳によって、更に夢の対戦乱発による、選手ギャラ高騰の余波も手伝って、明らかに世論の見方は変化してきており、一時代を作った格闘技ブームが収束を迎えつつあるいま、伝統のボクシング界の反撃を見たかったおいらとしては、なんか水を差されたというか、つまらんことになってしもた。

　ＴＶはスターを創る、生み出せるという大いなる勘違いの時代はとっくに終わっとるのに、へこたれず、スターを生み出そうと躍起になるＴＶ業界。やっぱりここでも問題は「天下無双の視聴率ありき」

　大晦日は亀田とダイナマイトで、紅白越え、狙いますか？ 瞬間最高５２．９％、ああ、まさに「真夏の夜の夢」幻想やと誰か、言っとくなはれ！！

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