猪木氏のデビュー戦の相手であり、原爆頭突き、一本足頭突きで一時代を築かれた大木金太郎氏(おおき きんたろう)が、26日午後、慢性腎不全症等の為、ソウル市内の病院で逝去なされた、77歳。心よりそのご冥福をお祈り致します。(韓国通信社・聯合ニュース配信)
1960・9・30(昭和35年) 日本プロレス 東京台東体育館
■アントニオ猪木デビュー戦
○大木金太郎(7分06秒 逆腕固め)アントニオ猪木× . . . 本文を読む
庭の、針葉樹の幹が静かに囁きかけてくる。或る晴れた日の午後、秋の空。僕は芽吹いた植物の種子に水を与えていた。何も無い、風景。いや、いつもの峰々を望む、ありきたりの風情、その只中にあって、いま、この日常をいと惜しむかのように僕はいままでの、僕の在り様をまさぐるように追いつ追われつしていた。この胸に巣くうのは、いくばくかの幸せと、ささやかでよい、ずっと未来までもよと続いてほしいと願う、この心根。ひた . . . 本文を読む
・・・舎兄のコラム記事、抜粋。
私事ながら、ひとつの仕事場を離れることになりました。未だ人生修行中の身の私にとって、こういった、いわば節目節目の物事に対し、まして達観などできないのですが、やはりどこか感慨はあって、けれどまた「これも人生だ」などとうそぶいてもいるわけです。
仲間のひとりが、私に言いました。「是非、送別会をしましょう」「いや、俺はそういうのは好きじゃないから」。と言 . . . 本文を読む