KAZASHI TREKKING CLUB

四国の山を中心に毎週楽しく歩いています。

菩提山

2016年01月20日 | 香川の里山
ここ数日強い風と急な冷え込みで、いままで暖かかったのが

いっぺんに冬らしくなってきました。

昨日は時折事務所の周りでも雪がチラつき、山間部では雪が積もっているのでは?

と思って、先週に引き続いて香川の里山で雪遊びをしようと

今日は前回の2月にに登って、けっこう積雪のあった中連寺峰に登る事にしました。


自宅から長尾へ抜け香南町に向って県道279号線を車を走らせていると

南のに見える山の山肌は白くなっているのが見えてきました。シメシメ中連寺峰辺りは

もっと標高が高いから、けっこう積もっているだろう・・・・などと思いながら

32号線から財田を過ぎて南の山を見ると、なぜか山肌に雪らしい白い色が見えません。

たからだの里を右折して香川用水記念公園を目指して走る途中でも、

中連寺峰辺りにまったく雪の気配がない!

「はぁ~」とため息ついてテンションが下がっていきました。

このまま中連寺峰に登る気がしなくなり、せっかくなら歩いたことの無い山にということで、

県道5号線をそのまま西に進んで山本町にある菩薩山に予定を切り替えました。



登山口は67番札所大興寺の南側に新しく整備されている農免道路の途中に大きな看板がありました。






身支度を整え11時にスタート。

この山は地元の小学生が校歌に歌われている菩提山を登りたいという事で、

地元の住民によって整備された道だそうです。

しばらくの間は気持ちの良い里山道が続いています。









100mおきに付けられた道標の残り900mの標識辺りから羊歯の茂った道になります。





夏場はどうだろうと思いつつも道はしっかりしていて道標もあるので

カウントダウンをしながら登っていきます。


途中で手作りの小屋の前に第二展望所があります。








展望所からは正面に七宝山がど~んとかまえて見えました。

羊歯の道は山頂尾根の手前まで続いていましたが、山頂手前では綺麗な尾根道になっています。





山頂は山名の札でなく「ここが山頂です」と書かれた札がありました。






山頂が第一展望所らしいのですが、正面に高い木があって写真的にはイマイチです。







三等三角点「菩提」


少し休憩した後、このまま引き返すのも芸がないので、

地形図に載っている西側の道を降りることにしました。

途中朽ち果てた祠を過ぎ、広い分岐点に。

ここで少し道を間違えてさらに西の道を降りてしまい、引き返して大原へ降りる道を下りました。





ところがこの道最初は良かったのですが、途中からは判りにくい道。

次第に羊歯も迫り始め、真っ直ぐに立って歩ける状態ではなくなりました。











時には四つん這いになったり、木の枝で顔をつついたり

けっこう苦労しながら、なんとか迷わずに下って行きました。

(といっても、GPSのトラックを見ると、登りが綺麗なルートになっているのに

下りは右に左にかなり苦労をしています)





途中で何度もGPSで確認をして、羊歯の海を泳いだり、足元の折れた枝で脛を痛めたり転んだり

気楽に下るつもりが、とんでもない結果になりました。








最後はため池の改修工事の現場に飛び出て、なんとか車を停めた農免道路まで

戻ることが出来ました。











里山ならもう一つくらい近くの山を登ってみようと思っていたのですが

下りで思わず時間がかかり、そのまま近くの温泉で一息入れて帰宅した里山歩きでした。













変な天気

2016年01月18日 | 雑記
朝、出勤途中は曇り空からパラパラ雨が降っていましたが、

お昼頃には青空が見えたりしていました。

そして3時頃には北の空に二重の虹が見えました。(写真には写っていませんが)

夕方から今はビュービューと凄い風が吹いています。

めまぐるしい変な天気の一日です。





おにゅ~!

2016年01月17日 | 雑記
正月休みに出かけたアウトレットで、里山用にと買いました。

アウトレットという事で、製造から日にちが経っていて、

なんとソールが剥がれた場合の一年保証がついていました。

と、いってもまだ履いて歩けていません!



大川山へ

2016年01月16日 | 香川の里山
今年も年が明けて岡山での営業所の開設でバタバタが続き

今週も週中で休みが取れなかったので、思い切って週末に休んでみました。

年が明けても暖かかった日が続いたのですが、ここ数日で冷え込んで

事務所から南を見ると阿讃山脈の山肌にチラッと白いものが見えました。

これはひょっとして雪が期待できるかも?と思い、

土曜日という事で友人が一緒に歩きたいと言うので、お手軽雪山の大川山に二人で出かけてきました。



ゆっくりめで家を出て途中で友人をピックアップして、

いつもの山門横に車を停めて10:10遅めのスタートです。

香川の里山をこんな感じで手軽に出かけられるところがいいです。








下から眺めるといつもより山肌は白くなく、これはひょっとしたら雪もほとんど無いかもと

思いながらだいせんみちの道標に沿って歩いて行きます。

途中まで、やはり雪も無く冬枯れた山道です。










途中1/3を過ぎた辺りから少しづつ雪がでてきました。





高度が上がるほどに積もった雪が見えてきました。








最終の車道でもそこそこ雪がありました。






ただ期待していた霧氷がこの二日の間の強い風で

全く木々に付いていません。・・・・・残念。









それでも雪山が初めての友人は喜んでくれています。





1時間40分ほどで大川神社に到着。お参りを済ませてそのままいつもの炊事棟で昼食。







ここ最近はコーヒーと菓子パンでのお昼がほとんどでしたが

今日はカップラーメンで暖まりました。

展望台からは南の剣方面が青空の下遠くまで見渡せます。





今日もヤマガラが手の上で餌をとってくれました。









もう少し積もった雪と霧氷を期待したのですが・・・。

それでも久し振りのきれいな青空の下、寒さも忘れた雪山を楽しんだ一日でした。
















まずは今年の初歩き!

2016年01月03日 | 香川の里山

元旦は昨年と同様に牟礼町の大町の漁港の岸壁から、志度湾越に日の出を見ました。

この場所はいつも他に誰一人いないので、静かな日の出を独り占めできる穴場です。

今年の初日の出は、雲も少なくここ最近では一番きれいに日の出を見ることができ、

今年はなにかいいことがあるかな?









さてさて年末年始で随分と溜まったお腹周りの肉を、なんとか少しでも消化しようと

引田町の大山で、今年初の山歩きをしてきました。

竜王山、ビク山、鉢伏山とこの山域はどこも眺望がほとんど無いので

あまり気乗りがせずに、今まで足が遠ざかっていましたが

取りあえずカロリーを消化するという目的で歩いてみることにしました。



まずは川股ダムに車を停めてダム湖沿いに奥に進みます。






林道の規制線が張られた手前に一本松越えの標識があります。







しばらく杉林を登って行くと、次第に羊歯の生い茂った道になってきます。













それでも道はしっかりとしているのでどんどんと登って行くと、

川股湖の源流になるのか、ほとんど水の流れていない沢の横の道となります。












沢筋を乗越すと一本松越えに到着です。

ここは4差路ほどの分岐点になっています。









間違えないように尾根への道を進んでいくと、阿讃縦走路のしっかりとした道になります。









何回かアップダウンを繰り返すと大山越えの舗装路に飛び出します。





舗装路の横のコンクリート壁から尾根筋へと入り

そのまま電柱と電線に沿って急坂をよじ登ります。





電波塔の上部に出るとそこからも阿讃縦走路の広い道が続いています。

ここからはほとんどアップダウンも無く快速歩きで、

木立の下から明るい広場に出ると、電波塔の横にある大山に着きました。







予想通りに見晴らしも無いので、三角点の石柱にタッチした後

コーヒーと菓子パンで簡単にお昼を済ませました。






時間があれば折り返して鉢伏山まで足を伸ばそうと思っていたのですが

夕方前には帰らないといけないので、次回に先送りをして

元来た道を戻って行きました。





たしかに山頂からの展望も無く私の一番の楽しみがない山ですが

縦走路を繋げて歩くのもおもしろいかな?とふと思い

次回もこの辺りの山域を歩いてみようと思ったしだいです。