面接が上手く行かないというのは基本的にコミュニケーション的な問題で
案外意識や、些細な事できっかけを作ってしまってそれが広がって行くという
ミスを繰り返している事が多いですので、そんな事に少しでも気づいてくれればと
今回は特に自分の意識の持ち方で影響が出ている可能性を探ってみたいと思います。
まず、表情や姿勢なのですが面談時の姿は何を意識して行っていますか?
自分が座りやすい、話しやすい、その姿勢と相手が見て良いなと思う姿勢とは
若干のギャップがありますし、自分に正直に対応すると言っても、面談の不安を
そのまま表現してしまうと相手はいくら緊張しているとは言え、自分と話するのに
苦しそうな表情を浮かべられて良い感情を抱くはずはありません。
それは何がいけないのか「自分中心の感情を表現している」からです。
自分が緊張しているから、何をいって良いか分からないから困った顔をして
自分は今困って苦しい状況ですと自己表現するのは自分中心的な対応なのです。
そんな困った状況でも、相手の事を考えて出来るだけ真摯に対応しよう、笑顔だけは
絶やさないようにしよう、分からなくても自分に出来るだけの応対をさせて貰おう。
という、相手の立場に立って思考や行動をすると、同じ困った状況でもその人の
個性や人柄が伝わると思います。
特に新卒採用で面談する相手というのは自分の仲間になる可能性がある人なのですから
一緒に仕事をする人を困らさないという感覚を持つことが大事ですし、何よりも
自分から相手の事を好きになろうとして行動しないと、仕事の資質というのは全て
自分の為に行う行動ではなく、相手の為に行うのが仕事ですから、その資質を判断
されると言う事は「相手の為」という事を大前提に行動しないと伝わらないと言う事です。
失敗したら、上手く出来なかったらという時の予防線の様に困った表情や態度を取っても
相手も困るだけです、そこで自分が出来る最大限の事、それは表情や対応だけでも表現すれば
相手はその姿勢で評価が変わることが多いという事を意識して欲しいです。