いか、イカ、烏賊

週に1度しかない貴重な休みは、ぜ~んぶ船の上。いか、イカ、烏賊。10本足に嵌まってしまったサラリーマンのブログ…。

ラスト・マルちゃん in 保田・国丸

2009-06-28 19:41:03 | 烏賊族(マルイカ)
ひょっとしたら今シーズン最後のマルちゃん

そして、先週のリベンジ戦で保田・国丸です

釣り座は好きな右舷3番手で、お隣4番手には先週に引続き埼玉のS名人です

前日の土曜日に、27杯で竿頭となり名人に復活です



一日中曇りの予報の今日でしたが、朝からポツポツ降り出します

半数近くの方がカッパ無しの軽装です

埼S名人も、いつものように黒いツナギにギョサンで、すっかり夏バージョンです



いつものように5本直結でスタートです



昨日は飽きずに釣れるパターンで、暑ささえなければ最高だったそうです

ところが今日は渋~いスタートです

釣れても先着1~2名様で、空振りの流しもあります

私も3投目で型を見ます

そして7時頃だったでしょうか、3連荘があり「」が「」に変わりかけましたが、再び「」に戻ります

缶酎ハイ → 稲荷寿司 → 缶酎ハイ → おにぎり → 缶酎ハイ、負のスパイラルへ突入です

雨も降り止まず、カッパ無しの埼S名人はもう既に消化試合モード&昼寝モードです



左舷トモに陣取った川崎のKさんのところで、いつのまにか話し込んだりしています



桶の中もなかなか増えません



モヤった久里浜方面を見ながら、「スルメちゃんは獲れてるかなぁ~?」なんて思ってみたりします



クルージングが続く中で、忘れかけた頃にマルちゃんが乗ってきます

(周囲を見ると直ブラの方には2杯掛けが何回かあったようです)

但し、ほとんどが先着順で「畳半分のパターン」でしょうか、渋い!

後半は、前半の3連荘のような盛り上がりも無く終了してしまいます



結局私は、マルちゃん10杯にムギちゃんが1杯の計11杯で終了です

竿頭がマルちゃん17杯で、ツ抜けは竿頭さんと私だけ

リベンジどころか、ラスト・マルちゃんとしては寂しい最終戦(?)だったのです



釣果は渋い!

でも、マルちゃんは面白い



PS:きめ細かく探索してくれる船長です
   ありがとうございました!


(シャッターチャンスを間違えたうえに、何と手前に小便器というアングルです)

   いつも朗らかで元気で送り迎えしてくれる女将さん
   また今度よろしくね!


(これもまた、下向き&小便器という、超ありえないアングルでゴメンなさ~い) 






ツノ・レスキュー改造―失敗の原因

2009-06-27 15:07:37 | 烏賊族(スルメ&槍)
11cmのプラヅノを挿し込んだ状態です

ツノのカンナの部分が、アルミパイプの所で止まっています

本来なら、カンナがプラスチックの所まで来なければなりません

そうしないと、カンナの先が痛むのとサバに突っ込んだときに不安定で、外し辛くなってしまいます



アルミパイプ部分をもう少し突き出させ、更に内側に折り込んでみます



それでもダメだったら、アルミパイプをやめて塩ビ系で作り直しです



ツノ・レスキューの改造-2

2009-06-26 22:20:47 | 烏賊族(スルメ&槍)


上のツノ・レスキューの左側が、下のような写真の状態になりました



ここに何を挿し込むか、しばらく悩んでアルミパイプにすることに。。。



いつものように便利な下のカッターでパイプをカット


(左側の?の逆型の器具です)

カットしたパイプを縦に切れ目を入れます


(カットしてる途中ですが、最後まで切れ目を入れます)

この切れ目はハリスを通す為のものです



そして、パイプをツノ・レスキューに挿し込み、一応はこんな感じで出来上がるのですが。。。





とりあえずツノを入れてみますが失敗で~す!



理由は次回です



た・い・へ・ん・だ。。。


ツノ・レスキューの改造

2009-06-24 22:00:00 | 烏賊族(スルメ&槍)
上の写真は、以前書き込んだことのある「ツノ・レスキュー」です

我がツトム丸の常連で、オリジナルでいろいろな釣具類を製作する名人のAさんの作品です

ブランコ師には欠かせないカンナの開きを直す器具で、そのまんまのネーミングをつけたようです



この部分に開いたカンナを挿し込み、何回か出し入れすると元通りになるというものです

ステンレス製ですので、錆にも強く重宝しています



もう一つブランコ師んも必需品が、「サバ外し」です

一般的には下の写真のように、塩ビで作ります





サバが飲み込んだツノをこれに挿し込み、グイグイと押すとサバの内臓とかに食い込んだカンナが外れるのです

ツトム丸の船長は、塩ビではなく竹筒にハリスを通す切れ目を入れて使ってました



そこで、冬の槍ちゃんシーズン用に「ツノ・レスキュー」と「サバ外し」の合体版を作ろうというわけです

ブログをご覧いただいている方ならおわかりのように、私の工作は雑そのものです

ですから、本当はAさんが改良版を作ってくれるのが一番なんです



改造は、基本的には簡単なんです

「ツノ・レスキュー」の反対側に切り込みをいれ、その内側にカンナが引っ掛かるように細工するだけですから



まずは切り込みをいれる作業です

「ツノ・レスキュー」をバイスで固定します



次にノコで切り込みをいれるとこうなります



ここまでは順調にきます

問題は、この内側に入れる部分の材料選びです

アルミのような金属にするか、それとも塩ビ系でいくか

悩んでいます



― 続く ―

釣り座について

2009-06-22 21:30:49 | その他
釣りを始めた頃、「沖釣りをするなら大艫だ!」を実践していました

その為に、釣友と釣行の前日もかなり早めに船に行き、大艫を確保したものです

①お隣さんが一人なので、オマツリ確率が半分以下になる(お隣さんの反対側に仕掛けを投入しますので)

②潮の状況にもよりますが、潮下にもなるが潮上にもなる可能性が大である(ほとんどの場合、チャンスタイムが必ずある)

③揺れが少なく、船酔いの心配が一番少ない(揺れによる船酔いの経験が無い私には無縁ですが。。。)

確かに合理的に考えると、大艫はやはり人気No.1ですね

ミヨシも同様に人気がありますが、③の揺れが大きいので、やはり大艫>ミヨシですね



我がツトム丸では左舷ミヨシが一番好きです



ですが、ここは朝遅い私には余程のことが無い限り無理で、副軍団長やパワフルシャクリのTさんの指定席になっています

ですから結果的に左舷2番手が、私の好きな釣り座になります

ミヨシじゃないのでオマツリの心配がありますが、そこはスルメ系なら直結同士で解くのも簡単です

また、常連さん達は投入も仕掛け捌きも上手ですので、滅多にオマツリしません

それに、この釣り座は仕掛けの仕舞い易さが助かります

私は投入器を身体の右側に置きますので、左舷ですと仕掛けを投入器に仕舞う時に風の影響を受け、仕掛けのハリスが筒口を覆ってしまうことが多いんです

特に風雨の強い日は余計です

船長のアナウンスが聞き易いのも助かります(ツトム丸は後向きのスピーカーがありません)し、舵が左側なので船長と話をするのも楽です

更には、トイレ(小便器)が左舷ミヨシの位置の真横にありますので、缶酎ハイを飲みながらの釣りには便利なのです(しかも青空便器のミヨシと違い、大艫のトイレは個室で遠くて不便)



最近マルちゃんでお邪魔している保田の国丸は、左舷2番手か右舷2~3番手がお気に入りです

ミヨシじゃない理由は、国丸のミヨシだけ船縁の腰高が低く不安定だからです

ツトム丸と違い右舷でもOKなのは、船に備え付けのツノ掛けがあり、投入器が不要だからです(もちろん投入器は常備してますよ、ご安心下さい


(巾木の上にカーペットを固定して作ったツノ掛けです)

その他は、釣座の後側にキャビンが無いので、荷物置き場やその他が広く使えるというのがあります。

マルちゃんでご一緒する機会の多いmatuさんもこの辺りが釣り座なので、話し相手にも困りません

釣果も、腕からいって竿頭は無理ですが、今まではソコソコだったので満足感がありました



但し、前回は大撃沈でした

左舷はソコソコだったのに右舷はボロボロでした

私だけなら腕のせいと納得するのですが、お隣のマルちゃん名人の埼S藤さんまで厳しかったので。。。

ですから、たぶん潮加減だと思っています(ここは笑うところじゃありませんよ~



次回も同じ右舷3番手を予約しました

そのとき気になったのが、女将さんの「(今日と)同じでイイんですか???」という一言です

来週も左舷有利の潮加減だからなのか、それともゲン担ぎの意味での一言なのか、後で気になってしまいました

どっちなんだろう、潮のことに疎い私なので理由がわかりません


(いつも笑顔で送り迎えの女将さ~ん、船宿の女将なのに実は揺れに弱いんです。。。内緒ですよ



いずれにしろ、これでダメだったら素直に腕のせいです(キッパリと、た・ぶ・ん・で・す・が。。。



PS:ハル父さん、絵文字面白~い


父の日の保田・マルちゃん(国丸)

2009-06-21 18:53:44 | 烏賊族(マルイカ)
21日の朝は本降りの雨です

カッパに着替えるのも大変な雨脚です

ただし、出船の頃には小降りになり、いつものように新アルバトロスに5本直結で勝負です



今日の釣り座は右舷3番手で、この船では好きな場所

しかも、右舷2番手には昨日竿頭の埼玉のS藤名人です

出船前から釣り開始の合図まで、S藤さんに竿頭常連のKさん(今日の竿頭です)と3人で釣りの四方山話をしながら、楽しいひと時です



釣り開始は、いつものように保田湾内です

雨は降ったり止んだり、時たま大降りになったりですが、風も結構きつく吹いていますが、ウネリはありません

ある意味烏賊日和なのです

ところがアタリがありません

船裏の左舷ではムギやマルちゃんが乗ったようですが、右舷は音なしです

2投目にS藤さんにムギが、他は音なし

しばらくしてS藤さんにマルちゃんですが、他は音なし

左舷では、ポチポチと乗りがあるようです

船長の「早い人は来てますョ」コールが恨めしく聞こえます



何投目でしょうか、私にもようやく乗りがあります

小型のマルちゃんがレッドヘッドに掛かってきます


(見えますか~、貴重なマルちゃん)

ところが、そこから右舷はクルージング状態です



雨にモヤる保田周辺をパチリしたり、缶酎ハイを飲んだり、おつまみを食べたり



S藤さんのお昼寝をパチリしたり、缶酎ハイを飲んだり、おにぎりを食べたり



そうそう、小さくてよく見えないかもしれませんが、櫓船での訓練風景です

小学校・高学年くらいから中学生くらいの男女が、櫓(ろ)漕ぎの訓練のようです

3隻で、男は褌、女はスクール水着です

代わる代わる櫓を漕ぐのです、凄い!



こんな光景をマッタリと見ながら、1時間に1杯のペースでマルちゃんが顔を見せます

左舷では既にツ抜けしている模様です



そして、あっけなくラストの流しです

皆さんが仕掛けを終いますが、執念で粘ります

その執念が通じたのか、最後の最後に1杯追加



結局、今日はマルちゃんがたった4杯だけ

matuさん流ですと4/19で、今シーズンの最低記録で~す

右舷では、S藤さんがトップですが、それでも片手+αでツ抜けできません

竿頭は19杯で、冒頭に紹介したKさんで~す(さすがでした)



来週は定宿のツトム丸でスルメ系を楽しむ予定でしたが、急遽変更でリベンジ・マッチです

今日と同じ右舷3番を女将さんに予約です

S藤さんも来週連荘しましょ~



PS:家に帰ってきて嫁にマルちゃんを手渡すと
   「あら!数が少ないと元気いいのね~」だって











新アルバトロス・再改造の巻

2009-06-17 22:25:55 | その他


7日、保田から帰ってきて、新アルバトロスには満足だったのですが、只一つだけ気になる点が。。。

それはグリップの部分です

上の写真の一番下が新アルバトロスです

上のオリジナルのアルバトロスや真ん中の極鋭に比べると、実際の重量はそうでもないのですが、如何にも重く見えてしまいます

特に極鋭とは比べ物になりません



そこで酔った勢いもあり、再び新アルバトロスのグリップ部分の改造に着手することに。。。



まずは、卓上グラインダーで削り始めます



ところが、ラバー(こんな言い方でいいのかな?)部分はなかなか簡単に削れません

柔らかいので力の入れ具合が難しく、思い通りにいきません



仕方ないので、研磨したりナイフで削ったりして、こういうことになりました



するとどうでしょう、上の写真のようにかなりシャープな感じに変身です

極鋭ほどではありませんが、ゴツさはかなり消えていますね



一見すると。。。です



実は、拡大するとこんな感じです



ハイ、ボロボロなんです



やらなきゃよかった状態です



機能的には問題ないのですが、見た目が。。。



ふうぅぅぅ、今度の保田は。。。



PS:模様の良いムギ&ニセ&スルメですが
  今週の土日はチャンス!チャンス!
  朝から帰るまで上げ潮だけ!!
  「これで釣れなかったら、どうするの!」
  という絶好のチャンスで~す(タ・・・ブ・・・ン)

竿2本

2009-06-15 22:31:06 | 烏賊族(スルメ&槍)
金谷までの道中、うちの船らしい竿が2本



ハイ、左舷胴中操舵室横のまず一本目です

「烏賊サマ師さん」こと、仲乗りMさんの直結竿です

半田丸の烏賊竿が折れたものを改造して、更に緑と赤(ピンク?)にペイントしたものです

近づいて見ると、雑な作りは一目瞭然で、いかにも道具にこだわらないMさんらしい竿です



次に右舷胴中操舵室横、これまた赤と黄色という安売りチラシの配色の直結竿です

東京湾の絶叫オジサンことHさんのものです


(右に写ってるのが、噂のHさんです)

リールのやや上部をご覧ください

ちょっと曲がって見えませんか?

曲がって見えてる方は、視力がとっても正常です

そう、ガイドの下の部分からグリップ全体が、緩やかなカーブを描いているのです

何故でしょうか?



答えは、カーブを描いている部分は「竹」だからです

天然の竹を切ってきて自作・改造したのだそうです

じっくり眺めると、竿尻の部分に見事な節目があります

Hさん曰く「今度また(竹林に)行ってくるから、切ってこようか?使うか~っ?」だって

私は「竹ですか~?」などど笑いながら誤魔化し、遠ざかっていったのでした~



このHさん、やっぱりタダモノではありません(笑)