鎌倉の白山神社(今泉)で大注連祭(おおじめまつり)が行われました。
源頼朝が京都の鞍馬寺を訪れた際に賜った毘沙門天像(行基作)を
勧請した毘沙門堂がそのはじまりとされています。
大注連祭は、毘沙門天の使いとされるハガチ(百足(ムカデ))を
模した6メートルにもなる大注連縄(大百足)を奉納し、農作と日々
の安寧が祈願されます。
氏子たちが藁を持ち寄って、朝9時頃から何時間もかけて作られます。
出来上がった注連縄に12組の足をつけ、社前の椎の木とモチの木の
間に吊るされます。
1つの組に15本(7・5・3)の足がついていますので、180本の
足となります。吊された注連縄に御幣がさされて完成です。