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初冬の会津への旅 

2015-11-20 07:17:31 | 不思議紀行
 仲良しのkaoとの今年の旅行は、思いの外地味な地元の信用金庫の年金友の会の旅行への参加となりました。
春の娘の出産と夏の息子の結婚と嬉しい忙しさで満載だった私、お父さんの入院など本当に大変な日々を送っていたkao。
なかなか日程の調整が難しく、ようやく一泊二日、「大内宿」へ行ってみたいと言っていたkaoの希望が入っている初冬の会津への旅に申し込むことができました。バス2台の大所帯の旅行でした。

     
     
     百万年の歳月をかけて、浸食と風化を繰り返してつくられた「塔のへつり(危険な崖)」


     
     全長400mの往還の両側に、道に妻を向けた寄棟造りの茅葺き民家の建ち並ぶ「大内宿」

 お宿は、芦ノ牧温泉にある「芦ノ牧グランドホテル」 懐かしいような大広間での夕食、大きな温泉に浸かり、久し振りにkaoとゆったりした時間を過ごしました。

     
     それにしても、信金の方から頂いたお菓子は、すごい量で、二人で大笑い! 信金おそるべし!


     
     ずっと聞こえていた水音は、下を流れる川の音でした。対岸の名残りの紅葉が美しかったです。

 二日目は・・・。

     
     明治7年に石垣だけを残して取り壊されたが、多くの人々の寄付により昭和40年9月に再建された「鶴ヶ城」


     
     ご飯を盛ったような形から「飯盛山」と呼ばれ、白虎隊の悲劇の舞台となった「飯盛山」


     
     鶴ヶ城を南西に見下ろす小高い山の中腹にある「白虎隊士 19名のお墓」


     
     白虎隊の歌に合わせて、演武を魅せてくれた男性

 この方は、演武が始まる前は笑顔でしたが、曲が流れだすと、きりっと凛々しいお顔になり、本物の白虎隊の少年のようでした。
白虎隊のお話の中で、一番心に残ったのは、女性たちが家に放った火で燃え盛る炎を見て、お城が炎上していると思い、全員壮絶な自刃を遂げてしまう中で、たった一人、蘇生した少年がいたということです。大変重いものを背負って生き抜いたその方を思うと、胸がいっぱいになってしまいました。


      
     寛政8年(1796)郁堂和尚による考案建立の「さざえ堂」

     
     六角三層 高さ約16m、昇降別々のらせん形通路により階段がなく、一方通行で上下する珍しい造りです。

     
     この柱が真ん中にある芯柱でしょうか?


     
     戊辰戦争の折、戸ノ口原の戦いで傷ついた白虎隊が、この洞穴を通って飯盛山にたどり着いたという「戸ノ口堰洞穴」

 これは、天保年間に会津平野の灌漑用水と鶴ヶ城の堀の水を引くために作られたということです。(全長約170m、直径約2mの洞穴)

 
 ゆったりした日程で、見学や休憩などの時間もたっぷり取ってくださったので、のんびり楽しい旅となりました。お昼は、「那須チーズケーキガーデン」「猪苗代地ビール館」で頂いたのですが、温かいものもあり、お土産も買うことができて大満足の二人でした。
kao、色々ありがとう。またどこかに出かけましょうね。(だんなさん、お誕生日だったのにお留守番ありがとう。)


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2 コメント

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Unknown (チョコママ)
2015-11-20 23:11:43
いつも一緒にお付き合いしてくれて、ありがとう。
楽しみが終わってしまって・・・・
次なる楽しみを探して、頑張ります。
また、お付き合いヨロシクネ。
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Re:Unknown (kawaman777)
2015-11-20 23:43:55
チョコママさん、コメントありがとうございます。
ほんと、楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまいましたね~。
またお出かけしましょう。楽しみにしています
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