サンクチュアリ

美味しい物・綺麗なもの・楽しい事

小さな人達との再会 ( 川村美佳子さん童画展 )

2019-02-15 18:29:25 | 写真・絵画
お葉書を頂いた時から楽しみにしていた「川村美佳子さんの童画展」。
パピエロゼのT木さんと一緒に伺いました。


お庭で咲いている「ミモザ」に彩られた入口「グリナート 幹」

久しぶりに会う「小さな人達」は、元気いっぱい、私を元気にしてくれました。


会場紹介  
「川村美佳子童画展」 グリナート 幹
  富士市横割 6-16-13
 ☎ 0545-61-1734
2019年2月9日(土)~24日(日)
 10:00~16:00(水曜休、土日10:00~18:00)

お土産に小さなミモザの花束を頂きました。「春」を頂いたようでした。
       
  



澤田教一 故郷と戦場 (クレマチスの丘 IZU PHOTO MUSEUM )

2017-11-03 13:36:05 | 写真・絵画
 何度も行ったことがある「澤田教一氏」の写真展、名前を見るとやはり足を運んでしまう。



「草間彌生氏」の作品が置かれたチケットブースがある中庭


「杉本博司氏」設計の「IZU PHOTO MUSEUM」

 1955年ー61年に撮られた故郷青森での写真は、初めて観る写真もあり、その構図の確かさには目を見張るものがある。「台風の跡」と題された写真は、台風の爪痕を撮りながらも美しさを感じさせる。
1966年にアメリカ国防省から与えられた「非戦闘員」のカードと迷彩色のヘルメットの中に付けられたお母さんからもらったひょうたんのお守り、そしてライカのカメラを手に戦いに挑んだ澤田氏、学生の頃に憧れた姿が、そこにあった。
 今回、初めて、澤田氏が「小島一郎氏」と親交があったことを知り、驚きながらも納得しました。
「小島一郎氏」の写真展のことは、以前のご紹介のページを見てね。
 


黄色に染まりだした銀杏並木

 二人で「クレマチスの丘」を散策しました。


黄色も緑も赤も・・・、みんな秋の中


吊橋 わたろ


施設紹介   IZU PHOTO MUSEUM  長泉町東野クレマチスの丘(スルガ平) 347-1
                        ☎ 055-989-8780
 

澤田教一 故郷と戦場  2017年9月9日(土)- 12月25日(月)


 澤田教一氏の写真展に何度も足を運ぶことになった理由は、以前のご紹介のページを見てね。




GW、もう一つの行事 ( 川村美佳子さんの童画展 )

2017-05-03 17:10:02 | 写真・絵画
 お葉書を頂いてから楽しみにしていた「川村美佳子さんの童画展」にだんなさんと二人で伺いました。



 優しい色合いのお花の中に小さい人たちがたくさん描かれた大きな絵の前に立つと、照明の関係でしょうか? 後ろからライトがあたり、自分の影がうっすらと絵の中に映ります。私は、ずいぶんと大きくなってしまいましたが、小さい人の世界に入れたような気がしました。だんなさんは、前回の童画展の時のクイズのことが印象に残っていたようで、
「小さい人は、何人いるかな?」
などとちょこっと変わった楽しみ方をしていました。
 頂いたお葉書のお花は、もしかしたら?と思っていましたが、大好きな「レンゲショウマ」のお花でした。俯きがちに咲く薄紫のお花を初めて見たのは、8月の「武蔵御岳山」でした。
「わくわく、ドキドキ」の題が付いた作品(題名違っているかも?すみません。)の中で、黄色いお花の間で鳥が笑っていました。仲良しのIちゃん夫婦は、鳥が大好きだから、いつもこんな風に見えているのかもしれないなあと思いました。
私が川村さんとお会いするきっかけとなった「なんじゃもんじゃのお花」もお宅から持ち込まれて、童画展の作品のようでした。

『 川村美佳子童画展

 2017年5月2日(火)~5月7日(日)

      10:00~19:00

 APA HOTEL<富士中央> 1Fポートホール 』


 7日まで開催中なので、皆さんも是非、小さい人と会ってきてね。

今日で、ブログ開設から3650日ですって!10年も・・・。びっくり!

嬉しいおたより ( 川村美佳子さんの童画展 )

2017-04-18 10:22:06 | 写真・絵画
 嬉しいお便りが届きました。


桜の切手が貼られた「川村美佳子童画展」 咲いていいよ 待ってたよ 

どんなお花が咲くのかな? 私も待っていましたよ。小さい人たちにも会えるのかな?


『 川村美佳子童画展

 2017年5月2日(火)~5月7日(日)

      10:00~19:00

 APA HOTEL<富士中央> 1Fポートホール 』


 川村さんの絵を観ると、自分が小さい人たちが見えていた頃のことを思い出すような気がします。言葉以外のもので、心を表現できる方を羨ましく思います。

本橋 成一 在り処 ( クレマチスの丘 IZU PHOTO MUSEUM ) 

2016-04-08 08:23:11 | 写真・絵画
 大好きなタルトのお店「キャトルエピス」で見つけた写真展のパンフレットと割引券。何気なくもらって帰って、よく見ると・・・。
一度は観てみたいと思っていた「アレクセイと泉」という映画の作者「本橋成一氏」の写真展のものでした。
パンフレットでは、「アレクセイと泉」だけでなく「ナージャの村」も上映、トークイベントもあるというので、4月3日(日)を申し込みました。


     
     クレマチスの丘ホール(美術館に連接した素敵なホールです。)

     
     ノスタルジックな入口の「駿河小山講堂」

 この日(4月3日)のタイムスケジュールは、

     「ナージャの村」  10:30~(12:30頃終了)

     ◎ トークイベント 14:15~15:00 トークゲスト:平松洋子氏

     「アレクセイと泉」 15:15~(17:00頃終了)
 

     
     トークイベントは、桜のお花をバックに・・・。

 このホールは、サイドもステージのバックも木々に囲まれるように、森の中に建てられていて、とても素敵な雰囲気でした。
4月26日で、チェルノブイリ原発事故から30年、世界で唯一の被爆国の私たちの国は、大きな過ちを犯してしまった。どうしたら良いのか?答えも行く先も見つかっていない。


     
     もちろん写真展もじっくり観ました。

 「日常」を切り取ったモノクロの世界。くっきりと浮かび上がる「生」。どんなときにも存在する一本のしっかりした柱のようなもの。作者の持つこの太い柱がとても羨ましく思えた。


     
     帰り道、私が「桜道」と密かに呼ぶ「国一バイパス」を通って帰ってきました。


 「ナージャの村」「アレクセイと泉」「アラヤシキの住人たち」、トークイベントなどは、この写真展開催中にまだあるようなので、興味のある方は、IZU PHOTO MUSEUMのホームページを見てね。

   施設紹介   IZU PHOTO MUSEUM  長泉町東野クレマチスの丘(スルガ平) 347-1
                        ☎ 055-989-8780

   本橋成一 在り処(ありか) 2016年2月7日(日)ー7月5日(火)
  
   休館日:水曜日(5/4は開館)

情熱の?スペイン旅行 その36 ( 美術館めぐり )

2016-01-19 22:00:22 | 写真・絵画
 あと僅かだというのに、遅々として進まぬ私のスペイン旅行記・・・。
あ~あ、もう3ヶ月も経っちゃった・・・。
 マドリッドで、スペイン広場、王宮などを見学した後は、スペインが誇る二つの美術館をめぐります。
まずは、「国立ソフィア王妃芸術センター」の見学です。

     

ここには、一度は見てみたいと切望していた「ピカソ」の「ゲルニカ」が展示されています。残念ながら写真撮影は、NGだったので、ここでお見せすることはできませんが、縦約3.5m、横約7.8mもある巨大な絵画です。私には、理解しがたい絵画でしたが、モノクロの絵からは、強い怒りと深い悲しみを感じました。マドリッド滞在時の「青の時代」に描かれたという「青衣の女」は、意志の強そうな女性の絵で、青と白いドレスの銀色の飾りが印象的な絵でした。「静物(死んだ小鳥)」は、ガイドさんのお話によると
「キュビズムの手法が分かりやすい作品。」
だそうです。キュビズムとは、描く対象を頭の中で一度バラバラに崩して、新しい形へ再構築して描くという手法だそうです。(分かりに難くてすみません。)
 その後、「ダリ」の奇抜な絵の見学です。写真の撮影が許可されているので、撮ってみましたが、う~ん? いくら見てもう~ん!??

     

      

     
     窓の外の風景にほっとする・・・。

 ガイドさんの説明を伺いながら、さらっと見学しましたが、できれば、半日は欲しかったかな?
さて、これから、有名な「プラド美術館」に向かいます。

     
     プラド美術館前の教会

     
     いよいよ、プラド美術館入場です。

 残念ながら、ここも写真撮影は禁止なので、写真などはありませんが、
「ベラスケス」の代表作の「ラス・メニーナス(女官たち)」、神話と現実の混在する「バッカスの勝利」、最後の作品となった「マルガリータ王女」
「ゴヤ」の代表作「着衣のマハ」と「裸のマハ」、侵略への怒りを感じる「1808年5月3日の銃殺」、不気味が際立つ「我が子を喰らうサトゥルノ」
「エル・グレコ」の「胸に手を置く騎士」、初期の作品「聖三位一体」、幼いイエスを描いた「羊飼いの礼拝」
など多くの有名な絵画を観て歩きました。
 とても広くて、全部見るのに、1日では無理かな?と思いました。

 昼食を頂くレストランへ向かうため、マドリッドの街をバスは走ります。
 
     

     

     

     

     

     

                                                    つづく

 

 
     

川村美佳子さんの童画展

2016-01-14 16:38:22 | 写真・絵画
 昨日から開催されている「川村美佳子さん」の童画展にだんなさんと一緒に行ってきました。
午後から受付のお手伝いをされるAっこさんにも久し振りにお会いしたかったので、初日は、我慢して今日行くことにしました。

     
     優しい色合いに包まれる展示室

 大好きな青と緑の中間くらいの色合いの絵が(相変わらず大雑把な表現ですみません)並んで展示されているところを撮らせて頂きました。大きな作品もたくさん展示されていて、驚いてしまいました。
一番羨ましかったのは、お子さんたちが通っていた幼稚園から依頼されて描かれた「卒園証書」です。賞状のまわりのキンキラした部分がすごく可愛い絵で囲まれているのです。素敵な卒園証書を頂いた子供たちの笑顔が見えるようでした。
17日まで開催されているので、是非皆さん足を運んでみてくださいね。
 それから、私のブログを見て、行ってくださった方がいらしたとか・・・? どなたかわかりませんが、ありがとうございます。川村さんも喜んでくださっていました。私も嬉しかったです。ありがとうございました。


 童画展紹介   川村美佳子童画展  動きだした時 しあわせ色の森の奥

          2016年1月13日(水)~1月17日(日)
          10:00~20:00(最終日 ~19:00)

          富士市文化会館ロゼシアター展示室  富士市蓼原町 1750番地


川村美佳子さんの童画展へのお誘い

2016-01-11 13:35:24 | 写真・絵画
 パピエ・ロゼのAっこさんから、素敵なお誘いを受けました。

     
     川村美佳子さん童画展  動きだした時 しあわせ色の森の奥

 実は、かなり前のことですが、富士市に「ナンジャモンジャ」の大きな木があることを知り、近くまで見に行ったお話をこのブログで書いたら、なあんとそのお宅はAっこさんのご親戚のお宅だとわかり、大好きなナンジャモンジャのお花のあるお庭(というにはとても広くて・・・)を見に行かせて頂いたことがあります。そのお宅は住宅街にあるのにたくさんの木々に囲まれ、まるで別世界、深い森の中にいるような気分なりました。
その時のことは、以前のご紹介のページを見てね。
 この時、お土産にと頂いたのは、こごみ(山菜)、良い香りのするお花、そしてそのお宅の娘さん(・・・と言っても私たちと同年代)の描いたポストカードでした。その絵は、深い森の奥で楽しそうに集う小さな人たちの絵でした。
この時頂いたポストカードは、私の宝物の一つになり、時折、我が家の玄関を優しい色に染めることになっています。

 今回、ロゼシアターの展示室で展覧会が開催されると伺い、たくさんの方に観て、感じて頂きたくてこれを書いています。



  童画展紹介   川村美佳子童画展  動きだした時 しあわせ色の森の奥

          2016年1月13日(水)~1月17日(日)
          10:00~20:00(最終日 ~19:00)

          富士市文化会館ロゼシアター展示室  富士市蓼原町 1750番地


 一番見せてあげたいのは、小さなお子さんとそのお母さん、お父さんかな? 娘とみーちゃんにも見せてあげたかったなあ~。



   

浜松に遊ぶ その1 ( マリー・ローランサン展 )

2015-08-19 20:50:38 | 写真・絵画
 テレビでちょこっと見た「マリー・ローランサン展」に行ってきました。


     

『 マリー・ローランサン

 マリー・ローランサン(1883-1956)は、20世紀初頭のパリにおいて、ピカソやブラックなどの画家に影響を受けながらも、独自の淡く美しい繊細な色彩で人々を魅了し、今もフランスのみならず、世界中で愛され続けている女性画家のひとりです。

本展では、マリー・ローランサン美術館が所蔵する優れたコレクションの中から、厳選した約70点を展示し、ローランサンの初期から晩年までの画業を紹介します。』(浜松美術館ホームページより)

 
 ずっと昔、淡い色で描かれた彼女の絵を初めて見た時、その美しいブルーグレーの色に心惹かれた。悲しげな瞳の少女の絵だった。その後、だんなさんと二人で、高原にある彼女の名前を冠にした美術館を訪れた。
もう一度、その美術館を訪れようと調べていたら、閉館になっていることを知った。
長い年月の間、時々訪れる絵画展の中で、何枚かの彼女の絵に出会うことがあった。そのたびに、ポストカードを買い求め、かなりの数のポストカードを手に入れた。
今日、初めて観る初期の作品、まだ観たことがなかった作品、深いグリーンが印象的な作品、たくさんの作品に出会った。
 幸せの時を過ごしました。


  
 6月20日(土)~ 開催されていたこの「マリー・ローランサン展」は、実は、8月23日(日)までです。
ご覧になりたい方は、急いでね。
 浜松美術館のホームページにちょこっと割引券有り。(JAFカードによる割引も有り。左記と併用不可。)
 駐車場有り。


     

芸術の春 その3 ( 向井潤吉アトリエ館 )

2015-02-17 13:04:58 | 写真・絵画
 腹ごしらえも済んで、いよいよ「向井潤吉アトリエ館」に向かいます。


     

『   向井潤吉アトリエ館

 世田谷美術館分館・向井潤吉アトリエ館は、世田谷区名誉区民であった生前の向井潤吉先生(1901-1995)とそのご家族が、長年にわたって愛用されてた自宅を兼ねたアトリエを生活されていた当時の様子をそのままに、自費を投じられて美術館として改装され、さらにその敷地および所蔵の油彩作品、素描作品などとともに世田谷区に寄贈され1993(平成5)年7月に開館いたしました。
 クヌギ、コナラ・ケヤキなど、武蔵野の面影を今に残す樹木に囲まれた世田谷区弦巻の閑静な住宅街に位置し、向井潤吉先生が生涯をかけて、失われてゆく日本の「民家」を追い求め続けた制作の息づかいを伝える瀟洒な美術館です。』(頂いたパンフレットより)


     

          
          
     
     お庭も玄関先もとても素敵です


 この日は、「向井潤吉と文学 -連載小説の挿絵と装幀を中心に」という展示でした。


     
     使われているのは、白黒の濃淡のはず・・・? じっと見つめると、暖かい橙色の灯りの色が見えるようです。

 
 驚くことに、向井潤吉氏が書かれた文章は、その絵同様、暖かく包み込むような言葉で綴られ、穏やかさの中に逞しく強いものも感じられました。(絵だけでなく文章も・・・。羨ましい。)展示は、年3回変更されているようなので、また訪れてみたいと思っています。


  施設紹介   向井潤吉アトリエ館  東京都世田谷区弦巻 2-5-1
                        ☎ 03-5450-9581

 世田谷美術館の方に伺ったときには、駐車場が存在するようでしたが、私たちは、見つけられず、近くのコインパーキングを利用しました。

                                                      お終い。