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不思議紀行(鷲峰山 霊山寺)

2007-10-13 21:06:37 | 不思議紀行
 国一バイパスを走って、富士から静岡に向かうと、山の中腹に明るい緑色の屋根の建物が見えます。私は、ず~っとそこが、清見寺だと思っていたので、先日、清見寺に行ってみたら、全然違う場所にあって、驚いてしまいました。では、あの山の中腹にあるのは・・・。先週、だんなさんの買い物に行く時、ナビで、見ていたら、”保蟹寺”か”霊山寺”というお寺のどちらかではないかと・・・? 調べてみたら、”鷲峰山 霊山寺”という真言宗のお寺でした。
 お天気もだいじょうぶそうなので、二人で出かけることにしました。


   
   富士山と田んぼ 稲刈りも終わって、逆さに干された稲は、ラインダンスを踊りだしそう・・。



 国一バイパスを走って、東名清水ICを超えて、いつもは、直進しますが、今日は、左に進みます。



     
     あの山の中腹まで行きます。


 このあたりから、道が細くなってきます。その上、道沿いにある浅間神社は、お祭りのようで、駐車している車もあって、どきどきしながら登って行きました。



     
     駐車場は、かなり広い。竹林に光が差し込んで・・・。



   
     ここから登ります。



     
     なぜか、トロッコ? 



     
     杖がたくさんおいてありました。



     
     お墓(なぜか全部”大木さん”)の脇を抜けて登り始めます。



     
     まずは、一丁目。いくつまであるのか知らなくて、不安な気持ちになる。



     
     穏やかなお顔に思わず、手を合わせる。



     
     庚申塚 にぎやかに並ぶ石仏。



     
     2丁目


     
     3丁目


     
     4丁目


     
     5丁目


 6基の丁石があり、六波羅密(布施・持戒・精進・忍辱・禅定・智恵、心の浄化)を表すとあるのですが、6丁目を見逃したのか、最初の霊山寺もいれて、6基とするのかは、わかりません。
ゆっくり、写真を撮りながら登っても、30分くらいで、1516年に作られたという仁王門に着きました。



     
     寄棟造り、萱葺き屋根。



   
      仁王像。古そう?



     
     仁王門の彫り物。 新しい感じ?がしました。



     
     仁王門の屋根は、萱葺きです。



     
     鐘楼 登っている間にも何回か聴こえていた鐘の音。
     もちろん、私も、ゴーン!



     
     本堂 ご本尊は、千手観音様。



     
     鰐口



     
     天井絵  勢いのある竜の絵  山梨鶴山の作



     
     右側の天井絵 天女?琵琶を弾いている?



     
     左側の天井絵 こちらは、笛をふいている?



     
     天井絵の近くには・・・。綺麗に着色されていたことがうかがえる。



     
     本堂の屋根 



     
     本堂から清水の街を望む。美しい景色。



   
   本堂脇の石仏 縁結びの旗が揚がっていましたが、叶えてくれそう・・・。



     
     古い石仏



     
     霊山寺は、山の中。




 帰り道、山は、深い緑いろ、空は高く、白い雲が流れて・・・。

     


 気持ちの良かった一日に感謝です。元気に歩き回れることが嬉しいです。
いつも、忙しくて、なかなか出かけられない人が、そこに行ったみたいな気分になれたら良いなと思って、書きました。



   お寺紹介
     鷲峰山 霊山寺  静岡市清水区大内 597
      ご住職様は、おられないようです。


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