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旧東海道をちょこっとだけ歩く その1 ( 宇津ノ谷峠の家並みと明治トンネル )

2010-03-16 07:41:47 | 不思議紀行
 良いお天気なので、だんなさんと二人でちょこっとドライブです。前々から一度訪れてみたいと思っていた”宇津ノ谷峠”(うつのやとうげ)に行ってみることにしました。国道一号線バイパスを西に走り、「道の駅 宇津ノ谷」を過ぎたところ(トンネルの手前)を左折、道なりにぐるーっと陸橋を渡り、左側に入って行きます。駐車場を探しますが見当たらず、近くでお話をしているおばあちゃん達に伺ってみることに・・・。
「御羽織屋の上に停められるから、頼んであげるよ~。」
とおっしゃって下さったので、お宅に帰るというおばあちゃんを乗せて細い道を上がって行きました。”御羽織屋”(屋号)さんのおじさんに頼んで車を停めさせて頂きました。
 まずは、”明治トンネル”に向かいました。


   
   宇津ノ谷の町のはずれの坂道をゆっくり上がります。


   
   振り返ると宇津ノ谷の家並みが見えます。


   
   峠を越えて来てこの風景を見た先人たちは、どんなにかほっとしたことでしょう。



   
   明治9年に宇津ノ谷峠に開通した日本初の有料トンネル

 明治29年カンテラの火により崩落し、同37年に現在の姿に改修されました。国の登録有形文化財です。


   
   暖かい光は独特の雰囲気です。


   
   手間がかかったことが窺える細かいレンガ



   
   このカンテラの光の中では、レンガが金の延べ棒のように見える?(すごい!)


   
   遠くにハイカーのシルエット


 明治のトンネルの中は、ランプの暖かい光に充ちていました。吹き抜ける風は耳元で遠い記憶を呼び覚まし、もう会えない誰かからのメッセージを受け取ります。
あまりに静かで、一人では怖かったかも・・・?だんなさんと一緒でよかった・・・。
もう一度宇津ノ谷の集落に戻って、各戸に屋号の看板を掲げた家並みを見て歩きました。



   
   板塀のお宅は郷愁を誘います。


   
   もちろん、みなさん、普通に暮らしています。


   
   宇津ノ谷の集落への入り口 大きな案内版



  静岡市駿河区宇津ノ谷  山間の静かな集落でした。

      
                              その2につづく・・・

   


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