あまでうす日記

あなたのために毎日お届けする映画、本、音楽、短歌、俳句、狂歌、美術、ふぁっちょん、詩とエッセイの花束です。

自由律詩歌その10

2016-10-28 12:02:37 | Weblog


ある晴れた日に第411回


山居幽勝

赤面の至りです

造像起塔

智慧高才

持戒持律

称名念仏

弥陀の本願

変態大事

もうもう厭だなにもかも

寄ると切られた

越えるべき多くの峠がある

渡るべき多くの川がある

けふもまた母に似た歌を詠む息子哉

青空から鶯の初音が降ってきた

野をゆけば初鶯のめでたさや椿の

ヒキガエルの卵に宿る生命の原形質

寒緋桜×豆桜=おかめ桜

昔はズロースと言うた

春雨じゃ濡れてゆこう

べんべんちょー

人に優しくなんかできない

あれから五年水の中にいる



 世界中の良いニュースだけが載っているそんな新聞どこかにないか 蝶人


コメント
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