ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『学校のカイダン』から学ぶ(3)

2015-08-20 | TVドラマから学ぶ

写真は、『学校のカイダン』、【演‐広瀬すず、神木隆之介】のイメージイラストです。

150124、TVドラマ『学校のカイダン』の第3話を見ました。

『学校のカイダン』公式HPは、↓をクリック。
http://www.ntv.co.jp/kaidan/

学校の体育館にて、春菜ツバメ【演‐広瀬すず】がスピーチを行います。
相手は、「どうせ負ける」という感じの、ホンキになれない生徒たちです。

「絶対勝てる勝負だけをする方が、カッコ悪くないですか」

・・・思わず聞き入ってしまう、ツバメのスピーチでした。

さて150808、アビット新白岡校では「中3北辰テスト特訓講座」でした。
15:30~22:00の長丁場ですね。
北辰テスト第4回の過去問を解き、解説授業、直しまでしていきます。

↑真剣に過去問を解いています。

もちろん、5教科を解くので国語も入っています。
その国語の読解問題には、以下のような本文がありました。
出典は、(村上慎一『なぜ国語を学ぶのか』による)とあります。

少しだけ見てみましょう。

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いやなら家で寝ていればよい。
それが一番安楽なのだ。

けれども、それでは何のおもしろみもない一日を過ごすことになる。

同様に、何の苦しみもない人生は、生きたという実感に乏しい。
案外つまらない人生かもしれない。
生きているという実感は、苦しみによってもたらされる。
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ツバメのスピーチと似ていますよね。

絶対勝てる勝負をすること・・・。
時と場合にもよりますが、実はこれは楽しくないわけです。
自分にとって、カンタンなことだけをしているイメージですね。

たとえば、中学生が九九のテストで満点だったとしても・・・。
それは、中学生にとってはカンタンなことです。
おそらく、「満点で楽しい」と思う中学生はいないのでは。

楽しいのは、自分の実力より「少し上」の勝負をしているときです。
これに勝てれば、とても楽しいでしょうね♪

重要なことは、たとえ負けたとしても気にしないこと。
「少し上」の勝負をしたことで、自分は少し上に向上しているはずです。
そこを喜ぶといいでしょう。

絶対勝てる勝負ばかりしていても・・・。
それは、自分の実力内のことでやっているだけのことです。
そこから、自分の向上は起こらないでしょう。

勉強については、できる子どもほど、「少し上」の問題を喜びます。
できる子どもなので、知っているわけです。
「ああ、これを理解できたら、またできるようになるな」と。

できない子どもは、ダメだったときの言い訳が多いです。
「ムリに決まってる」「将来必要ない」「やる気が出ない」・・・。
保険をかける意味で、解く前から言うこともありますね★

ツバメ流にいうと・・・。
「もしダメだったらどうしよう。そんなこと考えて、保険をかけて自分を守る」
・・・ここですね。

塾では、できても、できなくても、とりあえずは問題ありません。
重要なのは、今の実力で真剣に立ち向かうことでしょう。
そこから、その人なりの向上が生まれるのだと思います。

ツバメ流にいうと・・・。
「だから、バカんなって、アツくなろうよ!」
・・・ここですね。

『学校のカイダン』は・・・。
「やる気の出る書籍」を読んでいるかのような、ドラマでした☆

「チャレンジして失敗を恐れるよりも、何もしないことを恐れろ」
 (本田宗一郎〔ほんだ・そういちろう〕 本田技研工業創業者)

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学校のカイダン DVD-BOX(本編5枚+特典ディスクDVD 1枚)
クリエーター情報なし
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