写真は、090620、中3北辰テスト対策講座の授業です。
今回の北辰テストは、中3の部活の公式戦が間近ですね。
6月の第4週に多くあるようです。
今回は、全員受験するわけではないのが残念でもあります★
「二兎(にと)を追う者は一兎をも得ず」では困りますよね。
ぜひ、部活に集中するなら集中して、よい結果が出ますように。
普段(平日)の勉強は、しっかりやってもらいますが。
ただし、北辰を受験しないと、どうしてものんびりしますね。
対策指導をしても「どうせ、今回は受けないし」・・・。
もしこれだと、過去問を解いていても身が入らないかもしれません★
北辰テストは、おカネはかかるし、時間も使いますが・・・。
「北辰本番」という目標を作っておくのは、大切なことですよね。
目標があれば、やる気をもって勉強することができます。
7月北辰の成績からは、私立中学校でみられることが多いです。
ぜひ、目標を設定して、自分なりに結果を出していきましょう。
さて、土曜日の対策講座は、理社を勉強しています。
国数英は、平日のカリキュラムに組み込んでいます。
写真は、理科の「電流・電圧・抵抗」の問題を解説しています。
「オームの法則」を使って計算する前に、大切なルールがあります。
これを知っていないと、計算までたどり着きません★
そのルールは以下のものです(カンタンに書いています)。
◆ 直列つなぎの回路
● 電流・・・(どこでも)同じ
● 電圧・・・(各電熱線の)足し算
● 抵抗・・・(各電熱線の)足し算
◆ 並列つなぎの回路
● 電流・・・(各電熱線の)足し算
● 電圧・・・(どこでも・電源と)同じ
● 抵抗・・・全体の電圧÷全体の電流
ザックリ書いていますが、これだけ知っていれば問題が解けます♪
正答率の低い(D問題)、5の「問3」を見てみましょう。
「直列回路の、電熱線cはそのままで、前熱線bを電熱線aにかえた回路をつくり、回路に電流を流しました。その結果、電流計の示す値が300mAになりました。このとき、電源装置の電圧を何Vにしたと考えられますか」
まず、「!A=1000mA」は大丈夫ですか?
300mAは0.3Aですよね。
上にあるルールより、直列回路の電流はどこでも同じ(0.3A)です。
そのあとに、写真のグラフを読み取りましょう。
電熱線cは、3(V)のとき0.2(A)と読み取れます。
電圧をx(V)とすると、次の式ができます。
3(V):0.2(A)=x(V):0.3A
0.2x=0.9
x=4.5(V)
またもや、写真のグラフを読み取りましょう。
次に、電熱線aは、6(V)のとき1(A)と読み取れます。
電圧をx(V)とすると、次の式ができます。
6(V):1(A)=x(V):0.3A
1x=1.8(V)
上にあるルールより、直列回路の電圧は足し算です。
4.5+1.8=6.3(V)
直列回路全体(電源装置)の電圧は、「6.3V」になります。
この「問3」、あまり難しくないような気がしますが・・・。
上記の「比と比の値」の式が作れないのでしょうか?
もし正解していたら、他の人と差がつきますね。
次の問4もD問題ですが、こちらはライブで解説を聞いてください。
文字だけでは解説不能な感じです・・・★
こっちはD問題ということで納得です。
ポイントは2つですよ。
● 直列回路と並列回路の「A・Ω・V」のルール
● オームの法則(「A・Ω・V」の計算)
埼玉県公立高校の入試でも、「電流・電圧・抵抗」は出題されます。
イチバン最近の出題は、平成18年度ですね。
平成21年度入試では、3年ぶりに出題されるでしょうか?