◆◇◆『いますぐキャラを変えなさい』安河内哲也〔やすこうち・てつや〕著(小学館)◆◇◆
成功を呼ぶブレイクスルーの法則!
はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。
---------------------------------------------------------------------
④ダークサイドの魅惑に注意する
やる気には、階層がある。
やる気の階層が一段上がると・・・。
その下の階層とは話が合わなくなる。
そうすると、自然に付き合いがなくなってしまう。
やる気の階層の一番下は、悪口やネガティブな会話ばかり。
その人たちにとっても、本当は時間のロスだ。
その人たちに出会ったら、上の階層に逃げること。
世の中は、ダークサイドの誘惑に満ち溢れている。
それは、人々のやる気を摘んでいる。
社会に出てからは、付き合う相手を選ぶこと。
年齢、人種、性別にかかわらず・・・。
やる気のある人と付き合うと、自分もやる気が出る。
逆に、やる気のない人と付き合うと、自分もやる気がなくなる。
周囲のネガティブな圧力に負けないで・・・。
やる気の階層を上げていきたい。
---------------------------------------------------------------------
「ダークサイドの魅惑」に引き込まれるのは、どういうときでしょうか?
ダークサイド【dark side】とは・・・。
「社会や人生の暗黒面」の意味があります。
小中高生くらいなら・・・。
先生に逆らったり、校則を違反したり、夜遊びしたり。
● そんな子どもに憧れること
● そんな子どもと一緒にいると、自分も反体制側にいて気分がいいこと
● そんな子どもと一緒にいると、自分も大きくなった気がすること
・・・そんな気分になることがあるようです。
子どもにありがちな心理です。
テレビやマンガのキャラに憧れるだけなら問題ないのですが・・・。
現実だと、問題ある場合があります。
ダークサイドの子どもと一緒にいると・・・。
自分も低い評価を受けてしまうことがあるでしょう。
先生からは・・・。
「あのうるさいグループか」と一括りにされるでしょうから★
その結果、成績は低くなることになります。
また、勉強などの目標ができて頑張ろうと思っても・・・。
● 「勉強なんかやめて遊びに行こうぜ」
● 「みんなで授業を妨害しようぜ」
● 「騒ぎを起こして担任を困らせようぜ」
・・・ダークサイドの魅惑に引き込まれるかもしれません。
ダークサイドの子どもは・・・。
仲間が、よい方向に抜け駆けされるのを嫌います。
自分と同じ低いレベル、感覚でいてほしいと思います。
そして、ダークサイドの子どもに言われると・・・。
パシリ(使いっ走り)の子どもは従ってしまうわけです。
なぜなら、そのほうがラクですからね。
● 勉強もしなくていいし
● 遊んでいればいいし
● ルールも守らなくていいし
そして、ダークサイドの魅惑に引き込まれる子どもは分かっていません。
● それが、自分の評価を下げていくことを
● それが、自分の可能性を狭めていくことを
● それが、協力してくれる人を減らしていることを
今の楽しさだけしか分からず・・・。
近い未来のことは想像できないのです。
考えの浅い子ども本人では・・・。
コントロールがきかない場合もあるでしょう。
周囲の大人の意識付けが大切だと思います☆
「一度逃げたら逃げグセがついてしまう。経験こそが救命医を育てるんです」
(TVドラマ『救命病棟24時』 小島楓【演‐松嶋菜々子】のセリフ)
---------------------------------------------------------------------
いますぐキャラを変えなさい | |
安河内 哲也 | |
小学館 |