ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『いますぐキャラを変えなさい』レポ(4)

2017-11-01 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『いますぐキャラを変えなさい』安河内哲也〔やすこうち・てつや〕著(小学館)◆◇◆

成功を呼ぶブレイクスルーの法則!

はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。

---------------------------------------------------------------------
ダークサイドの魅惑に注意する

やる気には、階層がある。

やる気の階層が一段上がると・・・。
その下の階層とは話が合わなくなる。
そうすると、自然に付き合いがなくなってしまう。

やる気の階層の一番下は、悪口やネガティブな会話ばかり。
その人たちにとっても、本当は時間のロスだ。
その人たちに出会ったら、上の階層に逃げること。

世の中は、ダークサイドの誘惑に満ち溢れている。
それは、人々のやる気を摘んでいる。

社会に出てからは、付き合う相手を選ぶこと。
年齢、人種、性別にかかわらず・・・。
やる気のある人と付き合うと、自分もやる気が出る。

逆に、やる気のない人と付き合うと、自分もやる気がなくなる。

周囲のネガティブな圧力に負けないで・・・。
やる気の階層を上げていきたい。
---------------------------------------------------------------------

「ダークサイドの魅惑」に引き込まれるのは、どういうときでしょうか?

ダークサイド【dark side】とは・・・。
「社会や人生の暗黒面」の意味があります。

小中高生くらいなら・・・。
先生に逆らったり、校則を違反したり、夜遊びしたり。

● そんな子どもに憧れること
● そんな子どもと一緒にいると、自分も反体制側にいて気分がいいこと
● そんな子どもと一緒にいると、自分も大きくなった気がすること

・・・そんな気分になることがあるようです。
子どもにありがちな心理です。

テレビやマンガのキャラに憧れるだけなら問題ないのですが・・・。
現実だと、問題ある場合があります。

ダークサイドの子どもと一緒にいると・・・。
自分も低い評価を受けてしまうことがあるでしょう。

先生からは・・・。
「あのうるさいグループか」と一括りにされるでしょうから★
その結果、成績は低くなることになります。

また、勉強などの目標ができて頑張ろうと思っても・・・。

● 「勉強なんかやめて遊びに行こうぜ」
● 「みんなで授業を妨害しようぜ」
● 「騒ぎを起こして担任を困らせようぜ」

・・・ダークサイドの魅惑に引き込まれるかもしれません。

ダークサイドの子どもは・・・。
仲間が、よい方向に抜け駆けされるのを嫌います。
自分と同じ低いレベル、感覚でいてほしいと思います。

そして、ダークサイドの子どもに言われると・・・。
パシリ(使いっ走り)の子どもは従ってしまうわけです。
なぜなら、そのほうがラクですからね。

● 勉強もしなくていいし
● 遊んでいればいいし
● ルールも守らなくていいし

そして、ダークサイドの魅惑に引き込まれる子どもは分かっていません。

● それが、自分の評価を下げていくことを
● それが、自分の可能性を狭めていくことを
● それが、協力してくれる人を減らしていることを

今の楽しさだけしか分からず・・・。
近い未来のことは想像できないのです。

考えの浅い子ども本人では・・・。
コントロールがきかない場合もあるでしょう。
周囲の大人の意識付けが大切だと思います☆

「一度逃げたら逃げグセがついてしまう。経験こそが救命医を育てるんです」
 (TVドラマ『救命病棟24時』 小島楓【演‐松嶋菜々子】のセリフ)

---------------------------------------------------------------------

いますぐキャラを変えなさい
安河内 哲也
小学館

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする