写真は、塾生のKさんに描いてもらった、公式HPの写真の絵です。
170317、TVドラマ『下剋上受験』の最終回(第10話)を見ました。
桜井佳織【演 - 山田美紅羽】は、東京トップの私立中に不合格でした★
なんと、桜井信一【演 - 阿部サダヲ】(お父さん)の意向で・・・。
トップの私立中、1校しか願書を出していなかったです。
多くの保護者や子どもは、私立中1校だけの受験はしません。
受験日程は各校でずれていますし、だいたい複数校受験しますね。
複数校でなくても、同じ私立中で複数回受験日程があったりします。
複数校受験は、保険をかけるという意味だけではなく・・・。
● 他校にも魅力を感じる
● 何校か本番を受験して、慣れておきたい
● 受験勉強の努力をムダにしないで、何かしら結果を残したい
それらの意味も大きいと思います。
だから、桜井香夏子【演 - 深田恭子】(お母さん)が2人に内緒で・・・。
トップ2の私立中に、願書を出しておいてくれたこと。
このシーンは、嬉しかったですね♪
香夏子が、家族の中でイチバン状況をわかっていたのかなあと。
この家族でイチバン頭がいいのは、実は香夏子だったのかと。
学歴という意味ではなく。
香夏子の広い視点からの行動によって、佳織も救われましたよね。
そして、トップ2の私立中の受験前、佳織が信一に言ったこと・・・。
「けっこう楽しかったね、受験勉強」
この一言で、信一も救われたような気がしました。
佳織は、トップ2の私立中に、見事合格することになります。
見事に、Happy Endになりましたよ♪
最終回は、ふり幅が大きくてドキドキさせられましたね。
そして、作家になった信一のイベントで・・・。
佳織は、こんなことを言うのです。
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勉強は世界が変わります。
思いっ切り変わります。
見たことのない世界になります。
頑張るだけじゃなくて、辿り着いてください。
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頑張ったし、辿り着いた人が言える言葉ですね。
アビット新白岡校の子どもにも聞かせたいです。
1校しか受験しないといえば・・・。
埼玉県公立高校入試(学力検査は、3月上旬)です。
公立高校は、1校しか選べません。
ここで不合格になるパターンは、大きく2つあると思っています。
● 偏差値が届いていると安心し、1月、2月の勉強に身が入らなかったから
● 合格すると思い込み、自分の学力よりも上を受験してしまうから
信一は、2つ目のパターンです。
しかも、私立中は日程が違えば何校も受験できるのに・・・。
2つ目のパターンは、本人に何度言っても頑(かたく)ななんですよね。
「自分だけは、なんとかなる」と思っているような・・・。
これって、不合格になってみないと、わからないようなのです。
もちろん、私の意見が100%当たるわけではありませんが・・・。
やはり、データと経験から、なかなか当たってしまうのです★
受験でも、仕事でも、何でもそうなのかもしれませんが・・・。
「自分を知る」ということが、最も大切なことなのかなあと。
あらためて『下剋上受験』から学んだことでした☆
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下剋上受験[文庫版] ―両親は中卒 それでも娘は最難関中学を目指した! | |
桜井信一 | |
産経新聞出版 |