ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

DDTさいアリ(メインアリーナ)レポ(2)

2017-04-13 | 教室長の趣味

写真は、さいアリ(さいたまスーパーアリーナ)です。

170320、DDTプロレスリング、埼玉県・さいアリに参戦しました。
タイトルは、「Judgement 2017~DDT旗揚げ20周年記念大会~」。
観客は、10702人(超満員=主催者発表)でした。

DDTの公式HPは、↓をクリック。
http://www.ddtpro.com/

大会場の広い空間に、DDTらしさが吸い込まれていくような・・・。
いつもあるはずの、一体感のようなものが生まれません。
それは、セミファイナルまで続いたような気がしました。

そんな空気を一変させたのは・・・。
メインエベント、KO-D無差別級選手権試合でした。

王者は、HARASHIMA(ハラシマ)。
挑戦者は、竹下幸之介〔たけした・こうのすけ〕です。

2人ともエンタメネタに頼ることなく・・・。
肉体ひとつで、激しいプロレスができる選手です。

ハラシマは、DDTの強さの象徴のような選手です。
年齢は非公表ですが、おそらく42、43歳くらい?
気が付けば、ハラシマがKO-D無差別級の王者になっていることが多いです。

竹下幸之介は、学生時代、陸上競技で名のある選手でした。
竹下は、その高校生時代にデビューしました。
現在21歳ながら、キャリアは5年になります。

竹下は、身長187cm、体重99kg、プロレスラーとして理想的な身体です。
ファイトスタイルは「アスリート・プロレス」といわれることもありますね。
未来を任せられる存在として、「ザ・フューチャー」ともいわれます。

2017年3月、プロレスの他団体のチャンピオンを見てみると・・・。

● 新日本のオカダ・カズチカ 29歳
● 全日本の宮原健斗(みやはら・けんと) 28歳
● W-1の芦野祥太郎(あしの・しょうたろう) 27歳
● スターダムの紫雷イオ(しらい・いお) 26歳

・・・など、20代の若いチャンピオンが目立ってきました。

DDTも、20代の竹下がチャンピオンになり・・・。
団体に、新しい風景を作ることができるのか?
試合前から、そんな期待があったような気がしましたね。

↑写真は、試合中のさいアリです。

2人の試合は、現代風の「技と技」の展開になります。

ハラシマは、雪崩式フランケンシュタイナーや蒼魔刀を繰り出します。
特に、つるべ落としが強烈で、竹下を脳天から真っ逆さまに落としました☆
やはりハラシマにはDDTの強さ、そして長い歴史が詰まっています。

ハラシマに押されていた感のある竹下でしたが・・・。
師匠格(?)、A・本多のバイオニックエルボーが激しくヒット☆
A・本多がよくやる、前フリのアクションを加えた一発でした。

私は、このシーンがイチバン感動しましたね。
攻め込まれている状況でも、しっかりムダな(?)動きを入れたところが。
師匠格へのリスペクトが見えたシーンでした。

竹下は、他にもケニー・オメガの技、クロイス・ラツ。
飯伏幸太の技のような、変形パイルドライバーを繰り出します。
ケニーや飯伏は、かつてDDTのトップ選手でした。

竹下は、ハラシマの長い歴史に対抗するように・・・。
DDTに上がっていたレスラーの技を結集させていきます。
ハラシマの歴史を超えて、DDTの歴史を背負っていけるのか?

最後は、竹下のクロスアーム式ジャーマン・スープレックス・ホールド。
竹下はハラシマを破り、DDTの頂点に立ちました。
メインにふさわしい、激しい試合でした。

↑写真は、試合中のさいアリです。

エンタメ的なお笑い試合、凶器を使った何でもありの試合。
これらもDDTの持ち味ですが・・・。
それだけでは、さいアリで興行はできかったと思います。

大会場のメインは、ケニー、飯伏、ハラシマ、石川、坂口・・・。
多くが、自分の身体ひとつで激しい試合ができる選手がしめてきたような。
現時点では、それがハラシマと竹下でした。

そして、このメインエベントは・・・。
私の座っている後方の座席まで、熱が伝わってきましたね♪
会場全体に一体感をもたらす試合だったということです。

負けたハラシマは、大会場でDDTに新しい流れを作る役割が多いです。
前回、150215のさいアリでは、飯伏に負けていました。
DDTの強さの象徴でありながら、月のような存在です。

太陽は飯伏であり、今回の太陽は竹下となります。
月(相手)の存在が大きいほど、太陽(主役)の存在が光ります。
誰でも全員が太陽になれるわけではありません。

そして、今回のさいアリが、ひとつの区切りだったのか。
テレ玉で毎週放送されていた、DDT中継『さいたまースラム!』が・・・。
この、さいアリの中継で最終回となってしまいました、残念★

3年間続いたテレビ中継がなくなって・・・。
DDTの勢いが後退とならないといいのですが。
今後は、それほど埼玉県にこだわらなくなるのでしょうか(寂しい)。

DDTは、目標としていた大会場、さいアリの興行を成功させました。
でも、また新しい目標を作って前進してほしいですね。
竹下が、DDTの本当の「ザ・フューチャー」となってくれたらと思います☆

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コメント
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