柏の葉小学校の近くに新設予定の中学校について、議会での質問に対して柏市としては平成28年度に着工し、平成30年4月の開校を目指すとの回答があったようです。
現地では造成工事らしき作業も見られました。工事看板は出ていませんが。
以前まとめた上の工程表に小学校のクラス数を想定して重ねてみると・・・
こんな感じになりました。(一部修正追記)
来年度以降のクラス数はあくまでも仮定なので何とも言えませんが、単純に来年の1年生が4クラスになった場合には合計18クラスとなり、教室数の16室を超えてしまいます。 (現在の小学校の教室配置)
柏市の資料では平成29年に教室不足になるとの記載がありましたが、すでに来年度において教室不足になってしまうのでしょうか?増築校舎は平成28年2月に完成予定です。
さすがに何か対応策は考えられていると思いますが、場当たり的な綱渡り状態にならないことを願います。
また、中学校開校当初は教室の一部を小学校用に使うことを柏市は計画しているようですが、ある時点で使用停止し中学校の教室として使用する場合、小学校の教室数が24室に減ってしまいクラス数に対応できるのか疑問が残ります。
これまで柏の葉中学校の開校が未定だったため、学年によっては柏の葉小学校の学区でもそれまで通り田中小学校に通わせている親もいると聞きました。田中中学校に進む事を考えるとそのほうが友達とのつながりが途切れなくていいということのようです。しかし下の兄弟がいる場合はどちらにしようかという別の悩みも生まれてくるそうです。
いろいろと難しいのかもしれませんが、小・中学校を総合的に検討し、コストを抑えながら柔軟に対応できる学校計画を検討することもこれからの街には必要なのかもしれませんね。
これを教訓にこれからのまちづくりには市民も主体的に行動し、市民の声やアイデアを取り入れる仕組みができていったらいいなと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます