http://jisin.jp/serial/life/kurashi/26123
昨夜書いた一文の表題は、ちょっともう少し別の書きようがあったのではないか、と思い返します。しかし、私たちの生活は、科学の力に支えられる一方、精神的に科学と一心同体になることは出来ませんので、医療科学との距離を、意識してとらなければなりません。科学の力は偉大です。情報は地球上をくまなく駆け回り、人工衛星は太陽系の外を探索する時代です。しかし19世紀的生活から比べ、よりよい生活を送っているはずの我々の、どうしようもない空虚な感慨は、いったいどこから導かれたのか。そういった喪失感を、科学では埋め合わせが出来ない以上、いくら便利で優れているからと言って、科学を打ち出の小槌と同一視は出来ないという認識が必要なのではありませんか。これからますます、科学は量的・質的発展を成し遂げることでしょう。そして、そうした展開と一歩距離をとったところに、私たちの居間や寝室が、茶碗のお茶から立ち上る湯気や、その日一日を巡っての歓談があるのではありませんか。
昨夜書いた一文の表題は、ちょっともう少し別の書きようがあったのではないか、と思い返します。しかし、私たちの生活は、科学の力に支えられる一方、精神的に科学と一心同体になることは出来ませんので、医療科学との距離を、意識してとらなければなりません。科学の力は偉大です。情報は地球上をくまなく駆け回り、人工衛星は太陽系の外を探索する時代です。しかし19世紀的生活から比べ、よりよい生活を送っているはずの我々の、どうしようもない空虚な感慨は、いったいどこから導かれたのか。そういった喪失感を、科学では埋め合わせが出来ない以上、いくら便利で優れているからと言って、科学を打ち出の小槌と同一視は出来ないという認識が必要なのではありませんか。これからますます、科学は量的・質的発展を成し遂げることでしょう。そして、そうした展開と一歩距離をとったところに、私たちの居間や寝室が、茶碗のお茶から立ち上る湯気や、その日一日を巡っての歓談があるのではありませんか。
http://togetter.com/li/1041413
なぜ女性差別が生まれたのか、つまりなぜ男性の生きるルールと女性の生きるルールが異なるのか、何となく判るニュースです。開放的関心を抱く一部の女性が、こうした生命科学に守られる夢をみておられますが、文明の揺籃期にはすでに不老長寿は否定されているという事実を、どうお伝えすればいいのか悩ましい限りであります。
なぜ女性差別が生まれたのか、つまりなぜ男性の生きるルールと女性の生きるルールが異なるのか、何となく判るニュースです。開放的関心を抱く一部の女性が、こうした生命科学に守られる夢をみておられますが、文明の揺籃期にはすでに不老長寿は否定されているという事実を、どうお伝えすればいいのか悩ましい限りであります。