USBのキーボード

売れない作家の日本定点観測

西のオレオ、東の汁粉サンド

2015-01-20 18:29:43 | 日記
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さあ宿命の対決が始まりました。かたや後藤久美子さんのコマーシャルで有名になったオレオ、かたや戦国三傑を生み出した愛知の戦略物資・汁粉サンドの登場です。ともに和洋の架け橋となるべく産み出され、多くの消費者に愛されたお菓子です。さくっとした歯ざわりにねっとりとしたクリームの混成がオレオの魅力ですが、汁粉サンドにおける土着の迫力も捨て切れません。仕事に出向いたお母さんは、小学校から帰ってきた子供たちに、お小言を記したメモ帳とこのどちらかを残しておくものです。むかし登山に夢中だったころ、深い雪山で暖かい食べ物を欲して、真夜中にストーブをたいて、カロリーメイトをおかゆにして食べたというS君のことを思い出しますが、幾星霜と積もる話はございます。朋あり遠方より来る、また楽しからずや。徳は孤ならず、必ず隣あり。お菓子があるから、食べにおいでよとは、いまどきの子供にさえ通じませんが、お茶請けをいそいそと用意して、石油ストーブに乗せたやかんの水を確認します。ヒヨドリは好きなことをさんざめき、下校中の小学生を見守ります。正月はとうに終わった、大寒の入りに記しました。

犬の吠え声が彼を追った

2015-01-20 16:25:51 | 日記
http://togetter.com/li/755557

悪い考えを抱いたわれわれの祖先が在日朝鮮人を生み出し、われわれの祖先は社会も生活も金も教育もなにもかも制覇して日本人と在日朝鮮人との間に垣根を作り、われわれ人民は彼我の身分で切り離され、低位に置かれた在日朝鮮人は勇気を振り絞って異議申し立てを企てているが、力及ばず強者に虐げられており、弱者は一敗地にまみれ、今までの百年に及ぶ侮辱と、これから千年つづく屈服に対し、脂ののった朝鮮のタケルは、ぎりぎりと歯をかみ鳴らし、血脈は逆流して彼を悩ますが、日本人は一人としてこの戦う者に同情しない。なぜならば、ヘイトスピーカーに対してヘイトスピーチで応戦しているからだ。怪物と戦う者が、自ら怪物になろうとしている。力の弱い者が、自らを排斥しようとする者を力でもって排斥しようとしている。彼は敗北して血と涙を流し、打たれてあちこちが熱を持つ五尺の体をもてあまし、暮れなずむ街の片隅に、今夜の塒を探している。せめて言向けしよう。建前でいいから、ネット右翼とオタクを分別せよ、と。彼の行く末に幸いあれ。