逃げるは恥だが役に立つ(9) (KC KISS)
海野つなみ(著)
コミック: 168ページ
出版社: 講談社 (2017/3/13)
言語: 日本語
ISBN-10: 4063980138
ISBN-13: 978-4063980134
発売日: 2017/3/13
森山みくり(25歳)、彼氏なし。院卒だけど内定ゼロ、
派遣社員になるも派遣切り、ただいま求職中。
見かねた父親のはからいで、独身の会社員・津崎平匡(36歳)の
家事代行として週1で働き始める。両者ともに快適な関係を築いた
ふたりだが、みくりが実家の事情から辞めることに。
現状を維持したい彼らが出した結論は、就職としての結婚―契約結婚だった!
ひとつ屋根の下、秘密と妄想(?)の生活が始まる……!
オトナの諸問題に挑む海野つなみの新境地!
契約結婚をテーマにした作品。
第39回講談社漫画賞 少女部門受賞!!
そのうち、ドラマにならんかしら。
怒涛の勢いで偽装結婚の1巻から、ここ6巻に来て、
契約結婚で同居してる二人が、ようやくお互いを好きだと認めあう展開。
さてこれから、どうなるかw
※
著者の海野つなみさんの作品は、家内の本棚で遭遇。
『回転銀河』『Kissの事情』など、大ヒット作品はないけど、良作を書かれている作家さん。
歴史ものの『後宮』、SF作品の『小煌女』とジャンルも幅広い。
本作品は、掲載誌の対象読者もあって、
これまでの作品よりやや大人向け。
シニカルでリアルで、コミカルだ。
いやほんと、『きょうは会社休みます』よりも、ドラマ向きではあるまいか。
主人公の妄想シーンも、視聴者受けするところだろうし。
※
結婚というと、漫画や小説では恋愛の延長線上にあり、そのゴールとして描かれがちだが、
最近は、逆に最初に同居・結婚があって、
その内実を描いていくというスタイルの作品が増えたなと感じる。
恋愛ものは、出会って惹かれて、両想いになるまでの葛藤、
付き合い始めてからは進学や就職といった試練を次々と乗り越えて…という展開が主。
連載が長くなると、乗り越えるべき試練が大きくなり難しくなるのが相場。
そこにいくと、同居・結婚ものは、日々の暮らしを淡々と描写しつつ、
ちょっとした事件や変化を描くというエピソードを紡いでいくかたちをとるので、
軽くて読みやすいし、余白が多い分、読み手の想像力次第で楽しみ方が変わる。
ここんとこが、ツボでありましょうな。
>update 2015.10.20
※
などと、2年前に書いておったら、2016年にまさかのTVドラマ化。
10月放送開始で年末に11話で完結まで20%超えの高視聴率をキープ。
言わずものがなのEDテーマ『恋』と、
キャストがキレッキレに踊りまくる『恋ダンス』がスマッシュヒット!
紅白歌合戦まででましたね。
ヒロイン:みくり役が新垣結衣さん、御年28歳とか。
最初にTVで見たのがTOKIOの長瀬智也主演のコメディドラマ、
日本TV系『マイ☆ボス・マイ☆ヒーロー』のヒロインだった。
新垣結衣さんと番組名で画像検索したら、でるわでるわw
当時18歳にして、その可憐さと可愛らしさはもはや最凶レベルw
(C)日本テレビ/新垣結衣/レプロエンタテインメント
旦那役のミュージシャン星野源さんも、なかなかの味。
相手役の新垣結衣さんとさほど身長が変わらないのが、逆にいい。
あ、同時期に放送中のNHK大河ドラマ『真田丸』
こちらでは徳川秀忠を演じていて、これもなかなかの好演であります。
古田新太さんに、藤井隆さんといった脇をかためる役者さんも実にいい。
ヒロイン:みくりの叔母役が石田ゆり子さんというのもいい。
11話、日野さん(藤井隆さん)の奥さん役で登場したのが、
藤井さんの実の奥様でタレントの乙葉さんというサプライズ付きなのも憎い演出でした。
そして、この春、コミックス最終巻。
いや、終わった終わった。
最終巻、最終話。
契約結婚から本当の結婚に至り、蓋あけてみたら、
ほのぼのバカップル一丁上がりというお約束のハッピーエンドで、
あぁいいものみたわっていうか、追加のTVスペシャルでドラマ
やってくれねーかなと思うほど。
あ、番外編は、多分放送コードに引っかかりまくりなのと、
キャストとの印象が違いずぎるのでNGだわw
>update 2017.03.16
海野つなみ(著)
コミック: 168ページ
出版社: 講談社 (2017/3/13)
言語: 日本語
ISBN-10: 4063980138
ISBN-13: 978-4063980134
発売日: 2017/3/13
森山みくり(25歳)、彼氏なし。院卒だけど内定ゼロ、
派遣社員になるも派遣切り、ただいま求職中。
見かねた父親のはからいで、独身の会社員・津崎平匡(36歳)の
家事代行として週1で働き始める。両者ともに快適な関係を築いた
ふたりだが、みくりが実家の事情から辞めることに。
現状を維持したい彼らが出した結論は、就職としての結婚―契約結婚だった!
ひとつ屋根の下、秘密と妄想(?)の生活が始まる……!
オトナの諸問題に挑む海野つなみの新境地!
契約結婚をテーマにした作品。
第39回講談社漫画賞 少女部門受賞!!
そのうち、ドラマにならんかしら。
怒涛の勢いで偽装結婚の1巻から、ここ6巻に来て、
契約結婚で同居してる二人が、ようやくお互いを好きだと認めあう展開。
さてこれから、どうなるかw
※
著者の海野つなみさんの作品は、家内の本棚で遭遇。
『回転銀河』『Kissの事情』など、大ヒット作品はないけど、良作を書かれている作家さん。
歴史ものの『後宮』、SF作品の『小煌女』とジャンルも幅広い。
本作品は、掲載誌の対象読者もあって、
これまでの作品よりやや大人向け。
シニカルでリアルで、コミカルだ。
いやほんと、『きょうは会社休みます』よりも、ドラマ向きではあるまいか。
主人公の妄想シーンも、視聴者受けするところだろうし。
※
結婚というと、漫画や小説では恋愛の延長線上にあり、そのゴールとして描かれがちだが、
最近は、逆に最初に同居・結婚があって、
その内実を描いていくというスタイルの作品が増えたなと感じる。
恋愛ものは、出会って惹かれて、両想いになるまでの葛藤、
付き合い始めてからは進学や就職といった試練を次々と乗り越えて…という展開が主。
連載が長くなると、乗り越えるべき試練が大きくなり難しくなるのが相場。
そこにいくと、同居・結婚ものは、日々の暮らしを淡々と描写しつつ、
ちょっとした事件や変化を描くというエピソードを紡いでいくかたちをとるので、
軽くて読みやすいし、余白が多い分、読み手の想像力次第で楽しみ方が変わる。
ここんとこが、ツボでありましょうな。
>update 2015.10.20
※
などと、2年前に書いておったら、2016年にまさかのTVドラマ化。
10月放送開始で年末に11話で完結まで20%超えの高視聴率をキープ。
言わずものがなのEDテーマ『恋』と、
キャストがキレッキレに踊りまくる『恋ダンス』がスマッシュヒット!
紅白歌合戦まででましたね。
ヒロイン:みくり役が新垣結衣さん、御年28歳とか。
最初にTVで見たのがTOKIOの長瀬智也主演のコメディドラマ、
日本TV系『マイ☆ボス・マイ☆ヒーロー』のヒロインだった。
新垣結衣さんと番組名で画像検索したら、でるわでるわw
当時18歳にして、その可憐さと可愛らしさはもはや最凶レベルw
(C)日本テレビ/新垣結衣/レプロエンタテインメント
旦那役のミュージシャン星野源さんも、なかなかの味。
相手役の新垣結衣さんとさほど身長が変わらないのが、逆にいい。
あ、同時期に放送中のNHK大河ドラマ『真田丸』
こちらでは徳川秀忠を演じていて、これもなかなかの好演であります。
古田新太さんに、藤井隆さんといった脇をかためる役者さんも実にいい。
ヒロイン:みくりの叔母役が石田ゆり子さんというのもいい。
11話、日野さん(藤井隆さん)の奥さん役で登場したのが、
藤井さんの実の奥様でタレントの乙葉さんというサプライズ付きなのも憎い演出でした。
そして、この春、コミックス最終巻。
いや、終わった終わった。
最終巻、最終話。
契約結婚から本当の結婚に至り、蓋あけてみたら、
ほのぼのバカップル一丁上がりというお約束のハッピーエンドで、
あぁいいものみたわっていうか、追加のTVスペシャルでドラマ
やってくれねーかなと思うほど。
あ、番外編は、多分放送コードに引っかかりまくりなのと、
キャストとの印象が違いずぎるのでNGだわw
>update 2017.03.16