西塔駐車場からの入り口です。東塔から車で5分の距離です。徒歩ですと20分ほど掛かります。
坂を下りた左側の社です。 この横に拝観受付がありますが、東塔ないし横川で参拝料を払ってられる方は、その参拝
券ですべて廻れますので、提示してください。
常行堂、法華堂と言う同じ形の二堂が、渡り廊下で繋がっており、俗に『弁慶のにない堂』と呼ばれております。
法華と念仏が一体であるという比叡山の教えを表し、法華堂では法華三昧の、常行堂では常行三昧の修行が行われます。
にない堂 弁慶ゆかりの地 西塔には力持ちの弁慶が常行堂と法華堂の渡り廊下をてんびん棒にして担いだという
伝説から『弁慶のにない堂』と呼ばれるようになりました。
弁慶は比叡山延暦寺に入り、自ら西塔の武蔵坊に住んだことから武蔵坊弁慶と名乗り、学問や仏修行より武芸が好き
であったと伝えられています。
釈迦堂 西塔の中堂で、正式には転法輪堂と言い、現在の建物は、信長の比叡山焼討ち後、秀吉が三井寺(園城寺)の
金堂を1596年移築して手を加えたと伝えられています。山内では最も古い建物で本尊は伝教大師御自作の釈迦如来立
像で、堂の名前もこれに由来しております。
仏足石の隣の階段を登りますと鐘楼があり、自由に撞く事ができます。
釈迦堂の屋根の高さにある鐘楼と石塔
浄土院 西塔駐車場から坂を下り左に行けば、今紹介しました、にない堂や釈迦堂があり
右に行きますと、(東塔方面)5分で浄土院です。写真は東塔から歩いてくれば見える浄土
院の正面門です。
浄土院 伝教大師の御廟所で、比叡山で最も清浄な聖域で、822年に入寂した大師は、この地に埋葬されました。
御廟を守る僧は侍真と称され、厳しく戒律を守り、12年間籠山の誓いをたてて行に励み、大師に仕えます。
白砂の前庭 毎朝掃いてもこの時期はすぐに落ち葉が散ってしまい、ご苦労が伺えます。
白砂の前庭の模様は、侍真僧の方がその日の気分で描かれるそうです。12年間毎日こな
される作業は、想像を絶するものだと思います。
本堂の右側から、奥にある御廟にお参りができます。
伝教大師御廟 浄土院、本堂の裏側に御廟があり、伝教大師が1200年間ここで眠ってられると思うと厳粛な気分になり
ます。
東塔方面に向かう道です。
にない堂(駐車場)方面に戻ります。
左の坂を上れば駐車場、右手の小屋が西塔の参拝受付です。 受付の前方には椿堂が見えます。
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