Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

レハールのお墓参り(バート・イシュル)

2006-03-10 14:00:24 | オーストリア
今日は朝から雨模様。花粉はあまり飛んでないかな?でも、念のため薬は飲んできた。
夕べはいつもどおり練習の後、みんなと飲みにいったが、深夜というか早朝までやってたと思った居酒屋が11時半閉店・・私としてはスゴーく中途半端な時間帯になってしまった。

甥が進路を決めたらしい。周り中で北の大学へ行け・・と言ってたのに、やはり本人は「おうち」を離れたくないらしい。まあ、自分で決めたんだからね!頑張って素敵な青春を過ごして欲しいもんだ。(帰れるものならあのころに帰りたいkおばちゃんです)私が死んだら、墓参りをしてくれるのは今のところ彼しかいないもん!

墓参りで思い出した。
昨年のオーストリア訪問で2月10日のブログにも書いたハルシュタット滞在中、フランツ・レハールFranz Lehárの晩年すごしたバート・イシュルBad Ischlに温泉にはいりに行った。
それに、このドライブ旅行中のお供のCDの中というか一番初めの曲がレハールの「金と銀」だったのもある。ザルツカンマーグトのドライブにはぴったりだった。

温泉に入る前にまずは観光!ということでレハールヴィラを尋ねた。
トラウン川沿いの建物、建物前の駐車場は身障者マークがついているのでちょっと右奥の駐車場に車を止めて徒歩で出かけた。
建物左側に入り口があり中庭までは自由に入れるが、内部の見学は時間ごとのツアーになっていた。30分毎だったかな?丁度前のツアーが出発したばかりで次のツアーという事でしばらく入り口辺りで見物しながら待っていたら、地図が貼ってあったので、「これはお墓の場所?」って聞いたら「そうですよ」と言われた。ふーんここに眠っているのね。

結局ガイドツアー開始までに私以外は現れなかったので、個人ガイドになってしまった。可愛いお嬢さん。丁寧に各部屋を案内してくれた。レハールってハンガリー生まれだったんだ。なんて無知をさらけ出してしまった。そういえばチャールダッシュとか多いもんね。でも・・「なにか質問は?」って言われるとなにか聞かなきゃいけない・・ってあせってしまう。
最後には息をお引取りになったベッドも拝見いたしました。最初は夏だけ訪れていたようだけど、晩年は住み着いていたようだ。

見学を終えて、お墓に向かった。ちょっと上り坂。病院マークのそば。墓地に入ってお墓を探す。たぶん立派な墓だろう・・庶民とは違うでしょう・・ということで端っこの壁際を探しました。この写真が、レハールさんのお墓。とーーても暑い日でした。

お墓参りをしたあと、またレハールヴィラに戻ってあのお嬢さんにトイレを使わせていただいた。

帰国してレハール氏のことをチョコっと調べたら、ナチス時代に翻弄された作曲家だったようだ。そのことにはガイドさんはふれなかったな。きっと触れたくないでしょうが・・

今は平和でいい時代だなあ~と思うkおばちゃんです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする