Kおばちゃんのつぶやき

日々徒然に思うことの備忘録

特別なお客様(ハルシュタット)

2006-02-10 12:48:20 | オーストリア
今日も好い天気。あーお布団干したいなあ~!
仕事するのがちょっとつらい。
でも、あとで銀行に行かないと週末が過ごせないか?

昨日のブログの続きではないのだが、ハルシュタットHallstattで思い出したこと・・書いておこう!
まあ、ハルシュタットだけではないのだけれど・・

昨夏ハルシュタットに行ったとき、宿をどうするか悩んだ。まあ、kおばちゃんのことだからまともにドライブして着かないだろうなーーということは計算済みでルート検索から割り出した所要時間の3倍の所要時間を予定して予定を立てたら、8時過ぎ・・という結果になった。なんせ地図もってないしナビゲータもいないですからね・・
到着してから宿を探す時間も体力もないだろう・・ということでネットで予約する事にした。

到着してすぐに食事だ出来るところ・・どうせなら美味しいものが食べたい!ということでいろいろ検索してツァウナー・ゼーヴィルトGasthof Zauner Seewirtに決めた。いろいろ選択肢はあったのだが・・なんせ行った事が無いのでイメージが湧かなかった。
値段もまあまあ、シングルもあったし。

到着して部屋に落ち着いたら、やっぱりお腹がすいてきた。なんせお昼もろくに食べた記憶がなかったなあ!
早速日本式でいうと2階にある食堂へ・・ここのホテル、フロントデスクなんてもんは無い!チェックインするとき厨房に声をかけて鍵をもらったくらい。
人々のざわめきと、食器のこすれあう音がして、食欲をそそる・・
室内に入ったらテラスがついている右側の部屋と、付いていない左側の部屋に分かれていて「どちらでも」と進められる。

テラス付きの方はにぎやかなお客様・・が多そうだったので一人身として孤独になりそうなので静かな左側の部屋に入った。テーブルを決める団になって・・優柔不断の性格が丸出しになって、3回も場所を変わった。最後にテーブルを決めるきっかけは、写真のテーブルを眺めていたかったからである。

素敵でしょ?!窓からマルクト広場がみえるのですよ!
しっかり「予約」の札が付いていた。私のほかは1組の英語をしゃべる中年のカップルだけ。私はこの「景色?」をみながら、料理を頂く事にした。

名物の湖でとれたお魚は一人では扱いきれない量・・けちな私は食べ物を残したくない!ので違う料理をたのんだ。
料理の味はまあまあ、いろいろフランス風のデコレーションをしたりして努力は感じられたけど。

で、結局ずいぶん遅くまでその食堂にいたけれど、ついぞ「予約」のテーブルにはお客は現れなかった。いったいどんなお客様か楽しみにしてたんだけどなあ!
よく、あちらでは「予約」というのは建前でそのお席に品格があった「特別のお客様」が現れたら・・というのは判っていたので楽しみにしていたのだけれど、結局その日のお客は私と50歩100歩だったという事でしょう。

まあ、もう一組のカップルも隣の部屋から来た別のカップルと食事が終わってからシュナップスを飲んだくれて、ボーイのおでぶのお兄ちゃんに呆れられてたくらいだからね。

このおにーちゃんも、カップルが「ハイキング素敵だったわよ、あなたもハイキングしたら?」とすすめらてら、「ぼくはこの部屋の中で、お客に何回も何回も呼ばれるたび歩き回るから必要ないんだ。だからこんなに痩せちゃった!」とユーモアーを振りまいていた。

それを眺めているだけでとっても楽しかったな!
また、行く機会があれば・・・いいな!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする