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芍薬(しゃくやく) 冠心逐瘀丹・かんしんちくおたんに含まれる生薬 渡辺武著平成薬証論より 芍薬 シャクヤク 芍薬 〔薬味薬性 苦平 水剤〕

2021-10-30 10:52:43 | 日記

昌栄薬品

芍薬(しゃくやく) 冠心逐瘀丹・かんしんちくおたんに含まれる生薬

渡辺武著平成薬証論より

芍薬 シャクヤク 芍薬 〔薬味薬性 苦平 水剤〕

 

本経

味苦平。邪気○気、腹痛○気を主る、血痺(*ケッピ)を除き○血、堅積○血、寒熱○気、疝瘕○血を破り、痛を止め○気、小便を利し○水、気を益す○気。

神農本草経

味苦平。主邪氣、腹痛、除血痺、破堅積、寒熱、疝瘕、止痛、利小便、益氣。

 

気=き・血と並んで人体の二大生理因子の1つで働きだけあって形がないものとされる、または天空の気、水穀の気など

血=けつ・気と並んで二大生理因子の1つで、気によって高次の制御を受けるとされる

水=すい・血液以外の諸体液のこと、または五行の1つ、病証で水腫のこと。新東洋医学辞書

 

別録

味酸微寒、小毒有り。血脈を通順し○血、中を緩め○脾、悪血を散じ○血、賊血を逐い○血、水気を去り○水、膀胱(*ボウコウ)○水大○水小腸○血を利し、癰腫を消し○血、時行の寒熱○気、中悪○気、腹痛○気、腰痛○気を主る。

名医別録

味酸、微寒、有小毒。主通順血脈、緩中、散悪血、逐賊血、去水気、利膀胱、大小腸、消癰腫、時行寒熱、中悪、腹痛、腰痛。

 

 苦は血症にも対応でき、水剤と規定することで、本経、別録の病症はすべて解消できますから、芍薬の薬味薬性は別録の酸微寒ではなく、本経の苦平とすべきです。

「芍薬は大小腸の水滞を小水で排泄する苦平の水剤である。」と規定することによって初めて、本経、別録の芍薬の薬能を最大公約数的に解明する薬証となりうるのです。

芍薬の薬証の決定は、漢方の合理性の基本となるものであり、極めて重要ですから総論に論考をまとめてあります。

 

〔基源〕キンポウゲ科

シャクヤクの根、中国東北、シベリア原産の宿根草。薬用には根を鎮痙・鎮痛薬とし、頭痛・胃痙攣・腹痛・神経痛・月経痛などに家庭薬として多く用いる。

漢方では収斂・緩和・鎮痙・鎮痛剤・筋肉ことに直腹筋に凝結充実の感覚があって拘攣するものを緩解し、腹痛・腹満・身体疼痛・下痢・化膿性腫物を治癒する効果がある。

一日五~八gを煎用とする。量的に最も頻用される重要な薬用植物である。

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

税込価格

250g 8,640円

500g 16,200円

分包品1包1g入り60包3,500 円

1包60円

 


香附子(こうぶし) 冠心逐瘀丹に含まれる生薬 香附(こうぶ) 出典は「本草綱目・ほんぞうこうもく・明の李時珍(りじちん)の編著、薬物書、全52巻、1578年完成」。

2021-10-29 10:52:07 | 日記

昌栄薬品

香附子(こうぶし) 冠心逐瘀丹に含まれる生薬

出典は「新修本草・しんしゅうほんぞう・唐の蘇敬(そけい)らの奉勅撰、全20巻、659年成」。即ち香附で、詳細はその項を参照。

 

香附(こうぶ)

出典は「本草綱目・ほんぞうこうもく・明の李時珍(りじちん)の編著、薬物書、全52巻、1578年完成」。渡辺武著平成薬証論では「名医別録・めいいべつろく・陶弘景(とうこうけい)の校定、成立年未詳、全3巻、後漢末頃から六朝時代にかけての成立」

別名は香附子、莎草(沙草)根、雷公頭、三稜草根、香附米。カヤツリグサ科植物ハマスゲCyperus rotundus L.の塊茎である。

山東・浙江・湖南に主産する。

性味は辛・微苦・甘、平。肝経に入る。

効能は疏肝理気、調経止痛。

臨床応用は肝鬱気滞、消化不良、胸脇脹痛、胃痛、腹痛、月経不調、月経痛を治す。4.5g~9gを煎服する。

本品は精油1%を含有し、その主成分はcyperene,cyperol,isocyperolからなる。

又α-とβ-cyperone,α-とβ-rotunol,limoneneなどを含有する。そのほかアルカロイド、cardiotonic glycoside,flavonoid化合物、樹脂、グルコース、フルクトースなども含有する。

流エキスはモルモット、ウサギ、ネコ、イヌなどの動物の抽出子宮にたしてみな収縮を抑制する作用を有する。

エチルアルコール浸出液はマウスに対して鎮痛作用を示す。

又健胃と腸管ガス排泄との諸作用が認められる

 

疏肝理気=薬物を用い肝気が鬱結したものを疎散させて治療する方法で、疏肝ともいう

 

渡辺武著平成薬証論

後世方の使い方を見ると、軽い血症、ことに婦人の生理不順による血症、それに伴う気の症状を改善する気剤として、多くは当帰や川芎(せんきゅう)と配合して使われています。

もうひとつは脾胃剤と配合して、香砂六君子湯という形でも使われています。

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

税込価格

250g 8,640円

500g 16,200円

分包品1包1g入り60包3,500 円

1包60円

 


木香(もっこう)  冠心逐瘀丹・かんしんちくおたんに含まれる生薬 出典は「神農本草経」。 別名は広木香。 キク科植物モッコウ Aucklandia costus Falconer の根である。

2021-10-28 10:53:55 | 日記

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冠心逐瘀丹に含まれる生薬

木香(もっこう)

出典は「神農本草経」。

別名は広木香。

キク科植物モッコウ Aucklandia costus Falconer の根である。

雲南・四川に主産する。

性味は辛・苦、温。肝・脾・胃・大腸経に入る。

効能は行気止痛、温中和胃。

臨床応用は中寒気滞、胸腹脹痛、嘔吐、反胃、下痢、赤痢渋り腹を治す。

行気止痛には生のままで用いる。止瀉にはあぶって用いる。

内服は1.5~4.5gを煎服する。

長く煎じてはよくない。

粉末として服用する場合は、毎回0.6~0.9g。

本品は精油を含み、その中に myrcene, p-cymene, linalool, β-elemene, caryophyllene, humulene, cedrene, β-ionone, cedrol, α-costol, aplotaxene 及び costuslactone, costunolide, dihydrodehydrocostuslactone などがある。

また betulin, stigmasterol, アルカロイドなどを含む。

アルカロイドはモルモットの気管支および小腸の平滑筋にたいして著しい鎮痙作用がある。

根の油のなかから抽出したラクトンと脱ラクトン油も平滑筋の痙攣をしずめ、気管支を拡張し、血圧を降下させる作用がある。

作用のもっとも強いのは脱ラクトン油と dihydrodehydrocostus, lactone であり、気管支喘息に適応する。

 

行気=利気法の1つで、気滞証を示す場合に気滞をめぐらせて散ずる方法、化気、通気、破気、利気ともいう

和胃=胃気の不和を治療する方法で、和中ともいう

中寒=病理で寒邪にあたること、または病証で突然寒邪の侵入を受けて発するもの

気滞=気の運行が阻害され身体の一部分に停滞する病変

反胃=食後腹が充満し嘔吐を伴う胃の病気、胃反、翻胃(はんい、ほんい)と同じ

 

クラシエ薬品 冠心逐瘀丹 かんしんちくおたん

効能

中年以降又は高血圧の傾向のあるものの次の諸症:

頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸

 

血流改善

血液の流れが滞ると

動悸、頭重、肩こり、頭痛、めまい

などが自覚症状として表れます。

高血圧、心疾患、肝臓疾患、糖尿病

血液の老化が原因で起こる生活習慣病について、当店にてご相談承ります。

 


七十二候通信 次候10月28~11月1日 霎時施 こさめときどきふる 

2021-10-28 10:30:26 | 日記

昌栄薬品

海の精クラブより

季節を楽しむ

七十二候通信

「七十二候」は「二十四節気」の各節季を約5日ごと3つの候(初候、次候、末候)に分けたものです。ともに中国から伝わったものですが、中国の表現をそのままの「二十四節気」と違い、「七十二候」は日本の気候や動植物にあわせて修正されてきました。より身近な季節の移ろいを知ることができます。

 

10月28日

次候10月28~11月1日

霎時施 こさめときどきふる (小雨が時々降るころ)

「霎」は小雨(こさめ)とも時雨(しぐれ)とも読むことがあります。

ともに弱く、すぐにやむ雨で、時雨は晩秋から初冬に降る雨のこと。

この時期はひと雨ごとに気温が下がっていくと言われています。

 

ゴールド三養茶

ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。

簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
 ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。

税込価格

250g 8,640円

500g 16,200円

分包品1包1g入り60包3,500 円

1包60円


芍薬 赤芍薬(せきしゃくやく)  冠心逐瘀丹・かんしんちくおたんに用いられる 出典は「本草経集註」。(渡辺武著平成薬証論では出典は神農本草経・名医別録、芍薬のみの記載、白芍薬、赤芍薬の区別はない)

2021-10-27 09:44:00 | 日記

昌栄薬品

赤芍薬(せきしゃくやく)

出典は「本草経集註」。(渡辺武著平成薬証論では出典は神農本草経・名医別録、芍薬のみの記載、白芍薬、赤芍薬の区別はない)。

別名は木芍薬、赤芍、紅芍薬。キンポウゲ科植物シャクヤ Paeonia lactflora Pall.又はベニバナヤマシャクヤクP.obovata Maxim.用芍薬 P.veitchii Lynch  の根である。

内蒙古・河北・遼寧・黒竜江に主産する。

性味は苦・微寒。肝・脾経に入る。効能は清熱涼血、活血祛瘀。

臨床応用は

①熱病発疹、止血、衄血、血痢、腸風下血治す。

②経閉、痛経、瘀血腹痛、胸脇疼痛、目赤、癰腫、打撲傷を治す。用法は4.5g~9gを煎服する。

藜蘆に反する。芍薬の根はpaeoniflorin, paeonol, paeonin, 安息香酸、タンニン、樹脂、製油、β-sitosterol, triterpeneなどを含み、川芍薬は Anthocyanidin, アルデヒド、ケトン、フェノール、アルカロイド等を含む。paeoniflorinは実験動物の胃・腸及び子宮の平滑筋に対し鎮痙作用があり、鎮痛、鎮静、解熱、抗炎症、抗潰瘍作用もある。販売品としての赤芍煎剤は in vitroでブドウ球菌、赤痢菌、チフス菌と緑膿菌等を抑制する作用がある。

 

藜蘆(りろ)=生薬、ユリ科リロ、ホソバシュロヨウの根と根茎。性味は苦・辛、寒、大毒がある。

 

白芍薬(はくしゃくやく) 出典は「本草経集註」。(渡辺武著平成薬証論では出典は神農本草経・名医別録、芍薬のみの記載、白芍薬、赤芍薬の区別はない)

2021-10-26 14:44:42 | 日記

 

クラシエ薬品 冠心逐瘀丹 かんしんちくおたん

効能

中年以降又は高血圧の傾向のあるものの次の諸症:

頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸

 

血流改善

血液の流れが滞ると

動悸、頭重、肩こり、頭痛、めまい

などが自覚症状として表れます。

高血圧、心疾患、肝臓疾患、糖尿病

血液の老化が原因で起こる生活習慣病について、当店にてご相談承ります。