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黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二 第二節 語句の意味 足少陰 足太陽 腎苦燥。急食辛以潤之

2013-01-08 09:30:47 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 蔵気法時論篇 第二十二

第二節

 岐伯曰、肝主春。足厥陰少陽主治。其日甲乙。肝苦急。急食甘以緩之。心主夏。手少陰太陽主治。其日丙丁。心苦緩。急食酸以收之。脾主長夏。足太陰陽明主治。其日戊己。脾苦濕。急食苦以燥之。肺主秋。手太陰陽明主治。其日庚辛。肺苦氣上逆。急食苦以泄之。腎主冬。足少陰太陽主治。其日壬癸。腎苦燥。急食辛以潤之。開腠理、致津液、通氣也。

 

語句の意味

 

足少陰=足の少陰腎経に同じ。

<素問三部九候論>「下部の地、足の少陰なり。」

<霊枢経水篇>「足の少陰、外は汝水に合し、内は腎に属す。」

<霊枢憂恚無言篇>「足の少陰、上は舌に繫り、横骨に絡し、会厭に終る。」

<素問蔵気法時論>「腎は冬を主り、足の少陰太陽を主治す。」

足の少陰腎経=足少陰経脈(あしのしょういんのけいみゃく)に同じ。

足少陰経脈=腎経の脈のこと。十二経脈の一つ。もとは腎の足の少陰の脈(腎足少陰脈)という。循行経路は体内にあっては、腎に属し、膀胱を絡い、脊髄、肝、隔膜、喉部、舌根、肺、心、胸腔などに連なる。体表にあっては、足の小趾より、足心、内踝、下肢内側の後面、腹部を経て、胸部にとまる。

<霊枢経脈篇>「腎の足の少陰の脈は、小指の下に起り、足心に邪め(斜めを誤る?H25・1・28訂正・邪は斜めという意味がある。)に走る。然谷の下に出て、内踝の後を循り、別れて跟中に入る。以って踹内を上り、膕の内廉に出て、股内の後廉を上りて、脊を貫き、腎に属し、膀胱を絡う。其の直なるものは、腎より上りて肝隔を貫き、肺中に入る。喉嚨を循り、舌本を挟む。其の支なるものは、肺より出て心を絡い、胸中に注ぐ。」

 

足太陽=足太陽膀胱経に同じ。

<霊枢根結篇>「足の太陽、至陰に根し、京骨に溜(なが)れ、昆崙に注ぎ、天柱飛揚に入るなり。」

<霊枢経水篇>「足の太陽、外は清水に合し、内は膀胱に属して水道を通ず。」

足太陽膀胱経=足太陽経脈に同じ。

足太陽経脈=膀胱経の脈のこと。十二経脈の一つ。もとは膀胱の足の太陽の脈(膀胱足太陽脈)という。循行経路は、体内にあって膀胱に属し、胃を絡い、脳に連なる。体表にあっては、眼部より上に向って頭頂を越えて、後に下降し、項部、背部両側臂部、下肢後面を経て、小趾端に止まる。

<霊枢経脈篇>「膀胱の足の太陽の脈は、目の内眥に起り、額に上り巓に交わる。其の支なるものは、巓より耳の上角に至る。其の直なるものは、巓より入りて脳を絡う。還て出て別れて項に下り、肩髃の内を循り、脊を挟み、腰中に抵り入りて膂を循り、腎を絡い、膀胱に属す。其の支なるものは、腰中従り下りて脊を挟み、臀を貫いて、膕中に入る。其の支なるものは、膞内より左右に別れて、下りて胛を貫き、脊の内を挟み、髀枢を過ぎ、髀外を循り、後廉より下りて膕中に合す。以って下りて踹内を貫き、外踝の後に出て、京骨を循りて小指の外側に至る。」

 

主治。其日壬癸=その壬癸の日・壬(水のえ)癸(水のと)。五季・春夏長夏秋冬の冬の日。

 

腎苦燥。急食辛以潤之=じんのそうにくるしめば、いそぎてしんをしょくしもってこれをうるおす・五行の五臓では腎を水に配当する。もし燥に苦しむときは、その燥は腠理(そうり)が開かないためによるものか、津液が下らないためによりおこるものかをみて、薬味中に辛味でよく腠理(そうり)を開くものを加え津液を助ける必要がある。

 

腠理=そうり・皮膚・肌肉・筋腱・臓腑の紋理や間隙などの総称で、皮腠・肌腠・粗理・小理・膲理などに分けられる。腠理は体液のにじみ出る所であり、気血を流通する門戸であって、外邪が体内に侵入するのを防禦するはたらきがある。

<素問陰陽応象大論>「清陽は腠理に発す。」

<金匱臓腑経絡先後病>「腠はこれ三焦、元真を通会せしむるところ、血気の注ぐところたり、理は、これ皮膚、蔵府の文理なり。」

 

湊理=毛穴のこと。新・東洋医学辞書

 

紋理=文理・もんり・皺のこと。

漢方用語大辞典

 

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