神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

奥出雲の稲田神社

2015年11月03日 20時59分54秒 | 日記

 奥出雲町、横田の稲田神社です。


 いま、横田では新そば祭りの真っ最中です。新そばを食べに来たのではなく、生そばを買って帰るのが目的です。ついでに稲田神社に立ち寄りました。




 稲田神社の祭神は櫛名田比売命(クシナダヒメ)です。大蛇退治の伝説で、八岐の大蛇(ヤマタノオロチ)の生け贄にされることを知った須佐之男命(スサノヲノミコト)が櫛名田比売命との結婚を条件に彼女を櫛に変えて身につけ、その力も借りて八岐の大蛇を退治して、めでたく結婚した伝説の地です。ちなみに、結婚した新居があったのは松江の八重垣神社です。






 額の絵は櫛名田比売命。








 隣の社務所は「ゆかり庵」というお蕎麦屋さんです。ここでも新そばがいただけます。この地域の在来品種の「横田小そば」は小粒でも、「香り、甘味、粘り」が強く、美味しい蕎麦だそうです。

 今日は混雑していたのでまたの機会に。

 神社の手前に不思議な笹の群生がありました。説明書きによると櫛名田比売命が生まれたときに、両親である足名椎命・手名椎命(アシナヅチ・テナヅチ)がへその緒を切った竹のヘラを地面に挿しておいたら、そこから笹が生えてきたという「笹の宮」だそうです。ちなみに、産湯の井戸も近くにあります。



Nikon Df + Ai Nikkor 35mm F2

ここは八岐の大蛇神話の舞台です。なんだか観光ガイドのようになってしまった。

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