神名火だより

出雲地方・宍道湖周辺で撮影した四季折々の写真です。
時々、自作パソコンの話題もあります。

万田の彼岸花

2012年09月30日 18時17分18秒 | 日記

 台風17号はこちら、島根県ではさしたる被害なく通過しようとしています。午前中は雨が降りましたが、午後からは薄曇り。ただ、湿度が高く、空気に重さがあります。

 雨上がりを狙って旧平田市の万田地区に彼岸花の撮影です。


 北山山地の谷あい、里山の風景の残る地区です。谷間に開けた稲刈りの済んだ田んぼの真中に小川が流れ、その川沿いに彼岸花の群落が見られます。


 彼岸花の根には毒物が含まれるそうで、モグラを寄せ付けないとか。それで田んぼの畦を守るために植えてあるような話を聞いたことがあります。



 今回の撮影は全て望遠ズームを用いました。標準レンズでアップにすると花びら、雄しべが細いのでピントの持って行きどころが解りません。遠くから群落を引き寄せてみました。


 レンズの解像度には問題ないのですが、花びらの赤がきつくて像が滲んでいるようです。ちゃんとピントは合っているのですが。

 近くの山の稜線には空力発電の風車が見えます。この先に進むと十六島に至ります。


 最後にバックが暗い川床を狙って花のアップです。

Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D

 先週の平日は晴れ間が多く“今度の日曜日は撮影日和”を期待していましたが、曇り空で彼岸花のどぎつい赤のビビッドな画が撮れませんでした。恨めしや台風です。大きな被害が無く日本列島を通り過ぎることを祈るのみです。



松江湖上夜景

2012年09月27日 23時01分25秒 | 日記

 国道9号線を宍道湖沿いに松江に向かうと、湖面の向うに松江の市街地が望めます。夜になると街の灯が湖面にキラキラと光り、我家の娘は「千と千尋の神隠し」みたいだがァ。(←出雲弁)といいます。

 そこで、これがうまく写真で捉えられないかと実験です。まずは袖師町の夕日スポット近くの駐車場からの眺め。


 本日の夕方、会議で松江に出かけた帰り道、日没後の6時過ぎの風景です。あと少し早く来れたならば素晴らしい夕日が見れたかもしれません。でも、今日の被写体は街の夜景です。


 標準ズームの広角端で。空には明るさが残っています。


 宍道湖温泉方向をアップで。湖面に街の灯が幾筋もの光の線を描いています。嫁ヶ島の照明が松の緑を照らし出しています。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

 ここでの撮影は三脚なしの欄干にカメラを固定しての撮影ですが、1/3秒なので若干ブレています。やはり三脚は必須です。夜景としては宍道湖温泉方向は大きく見えますが、街の全体像は捉えにくいです。


 次に布志名あたり、松江バイパスと9号線が合流する地点。これは先週の撮影です。


 ここでは三脚を使って撮影しました。夜の8時頃です。松江の街全体が見渡せます。まずは標準ズームで。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

 次に望遠レンズに取り替えて、宍道湖温泉方向のアップです。ホテル、旅館の明かりが賑やかです。右端に松江城が見えます。


 松江城を中心に。松江城の照明は水銀燈でしょうか。緑色に見えます。


 宍道湖大橋、松江日赤、山陰合銀本店あたり。高いビルの赤い標識灯が湖面に彩りを添えています。


 嫁ヶ島町あたり。国道9号線の街路灯が規則正しく並んでいます。遠くには松江駅周辺のビジネスホテルの看板が光っています。ちょっとブレています。

Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D

 布志名からの撮影はブレないように気をつけました。セルフタイマーを最短時間にセットして、シャッターが切れる瞬間はカメラには触っていません。それでもブレる時があるようです。

 結論からすれば、布志名のあたりが最も美しく見えるようです。街の灯も色とりどり。ここから見える松江市街中心部の夜景ははまさに「千と千尋の神隠し」のそれです。

 玉造温泉あたりの湖岸からも撮影を試みましたが、空気の霞が加わり、キラキラと光る夜景にはなりませんでした。 


荒神谷のTシャツアート

2012年09月21日 14時28分54秒 | 日記


 昨年の9月28日、このブログを始めて最初のテーマがTシャツアートでしたが、今年もTシャツアートの季節が来ました。

 今年の会場は荒神谷史跡公園。昨年まではだだっ広い田んぼの中のTシャツアートでした。今年は周囲が山に囲まれています。

 撮影は昨日の20日でした。よって、お天気が曇り空。

 池の水面にTシャツが白く反射しています。山の緑は秋の気配です。


 案山子もお出迎え。でも、平日の夕方近く。見物客は誰もいません。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

 池の周り、遊歩道にずらりと並ぶTシャツ。



Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)


Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)


Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)

 個人的には従来の田んぼの中のTシャツがいいな。秋の青空には白いTシャツが似合います。


恐竜のたまご発見!ロールベールラップサイロ

2012年09月20日 18時57分11秒 | 日記

 松江より帰宅途中、宍道のスーパーマーケット「丸合」裏に恐竜の卵がたくさんありました。実はこれ、ロールベールラップサイロと言うそうで、牧草をロールケーキのように丸めたものに、薄いビニールラップをぐるぐる巻にしたものです。中で牧草が発酵して美味しくなるのかな?。

 そういえば、今年の夏に斐伊川土手で見た牧草のロールケーキのその後なのね。

 前々から、見つけたら写真の撮ってやろうと考えていましたので道草撮影です。撮影地点は先日の蕎麦の花を写した蕎麦畑の隣です。

 まずは、標準ズームで。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)
 お天気が曇り空。雨が振りそうな感じで発色が冴えません。午前中はさわやかな秋晴れだったのでいい絵が撮れるのかなとカメラ持参の外出でしたが、残念。

 広角ズームのワイド端18mmで恐竜の卵のアップと背景の小さな卵です。ランダムに置かれたたまごと刈り取り後の縞模様の対比を映し込んで、広角独特の歪を楽しみます。



Nikon Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D (IF)

 やっぱり天気が・・・・。





蕎麦の花とひまわり

2012年09月13日 18時50分03秒 | 日記


 本日の気温は正午頃で32℃。朝夕はめっきり涼しくなりましたが、残暑が頑張っています。

 宍道町の国道9号線脇に蕎麦の花が咲いているとの情報を得て、午後から撮影です。休耕田に白い花が咲いているのは以前から見ていましたが。これが蕎麦の花とは。


 いつものとおり広角で全体像。くもり空なので発色が冴えません。

Nikon Ai AF-S Zoom Nikkor ED 28-70mm F2.8D(IF)

 マクロレンズで小さい花のアップです。 



 蕎麦の花から集めたはちみつを買ったことがありますが。色は限りなく黒に近い茶色。蓋を開けて香りに圧倒されて二度と開封されることはありませんでした。我が家の台所のどこかにまだ眠っていることでしょう。



Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

 次は出雲空港近くのひまわりです。今週の週末には恒例の「ひまわり祭」が行なわれます。例年は空港通りに隣接した転作田でしたが、今年はちょっと北寄りに移動しています。

Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D
 望遠レンズでフレーム外の不要な部分をカットします。よく見ると雑草が映り込んでいます。

 マクロレンズに取り替えると発色がだいぶ違います。


 ひまわりはいつも太陽に向っているのではありません。全部東向きです。でも、時々よそ見をしている子もいます。

Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

 背高ノッポもいます。

Nikon Ai AF Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8D

 花の盛りはちょと過ぎたようです。下向きになって花びらもくたびれ気味


 ここでもミツバチが大活躍です。

Tokina AT-X M100 PRO D 100mm F2.8

 このあたり田んぼでは水稲→麦→大豆→水稲、の順番で転作が行なわれますが、大豆をひまわりに入れ替えています。ひまわりの種からひまわりオイル、茎の部分はそのまま肥料になります。

 ひまわりは青空が似合いますが、今日は残念ながら曇り空。絵に彩りがありません。撮影はできれば午前中かな。