薪ストーブ暮らしが大好きでブログ書いてます。
燃焼のこと、薪作りやメンテナンスのこと、そんな写真と駄文で毎日更新!
薪ストーブ|薪焚亭
フレックスバーンを非触媒として焚いてみる
昨日はようやく重い腰を上げてタイヤ交換でした。
軽トラックとプリウスの2台分やるってのは気が重く、プリウスは近くのGSで2,160円の売り上げに貢献です。 年取るとこんな出費も増える(笑)
夕方になると、なんだか片付いていない薪場が気になりだして、1時間ちょいの薪割りをしたし、それなりにくたびれた日曜日のオヤジでした。
今日もヨロシクです!
基本は一次燃焼 の続きみたいな話をだらだらと(笑)
て言うか、薪ストーブで遊んでる話なんですがね。 でもまぁ続きと言えばそう言えないこともないんだが、とにかく普通の人はやらないことをやってみる。 それを何回かに分けて記事にしてみます。
フレックスバーンを焚いてる人ならば写真を見たら分かると思うが、アクセスパネルもインナーパネルも、さらには触媒までも外した状態で、これで焚くとどうなるのか? 今回はそんな話です。
ダンパーを閉じると当然ながら二次燃焼室に焔が吸い込まれていくんだが、あまりにストレート過ぎて二次燃焼室の温度計は上がらない。
焔が温度計のセンサーを直撃するんだが、給気全開でがんばってもせいぜい400~500℃程度です。 ダンパーを開けて焚いてるよりは排気経路が長くなり二次燃焼室を経由するので、ストーブ本体の背面はそれなりに温まるのだろうが、熱効率としては良くない。
排気も 基本は一次燃焼 の焚き方よりも宜しくないようです。
連続で長く焚いていれば二次燃焼室も高温になるのだろうが、ここまで開放してしまうと冷たい二次空気も入ってくるしで、予想はしていたが意味の無い焚き方だ。
インナープレートの意味はそこにあるようで、それが下の写真。
インナープレートを取り付けることで、焔は上から吸い込まれるようになり、更にはそこで左右に振り分けられ、二次燃焼室を均一に温めてくれる。
この状態で焚いてようやく二次燃焼室が活かされる。 温度の上がり方は遅くなるが全体的に温められて、500℃あたりから内部でクリーンバーン燃焼が起きるのだろう。 見えないのが残念。
メーカーによれば、触媒を抜いた状態で焚いた場合の燃焼効率は76%だと言うんで、一般的なクリーンバーン機と同程度の働きをするようだ。
ただし、クリーンバーン燃焼までの立ち上がりは遅い。 上記の通りで二次燃焼室が完全に温まるまで時間がかかる。
比較してクリーンバーン機は同じ炉内の、それも上部の高温部へ二次空気を供給するのだから二次燃焼の立ち上がりは早い。
つづく・・・
※今朝の気温 : 4℃
まきたきてー発電所 毎日の発電実績
コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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秋から寒くなるまで廃材を焚いて火を観て癒されてます!
寒い時期は薪を焚いて全体が250℃になってからダンパーを閉めるように教えてもらったんですがそうじゃない時や時間がない時は200℃いかないぐらいで閉めてます。
煙や匂いは野焼きをする環境なので大丈夫なので触媒をとってみたらどうなんだろうと疑問に思っていたので前回の煙突ダンパーの記事とあわせて嬉しかったです!
続くってあるのでますます楽しみにしてます!!
※低めの温度でダンパーを閉じる時は、
エアーは全開のまま引っ張ると、二次燃焼室優先で温まるので、
本体がそれほど熱くなくても、
二次燃焼室が500℃超えれば排気はクリーンです。
そこまで引っ張ればエアーを半分くらい絞ってもイケます。
温度計がなければ、排気の状態を見て判断して、
感覚として慣れてください。