ふらのやまべ美ゅーじあむ「ふらび」が、山部第一小学校の校舎に開館してから、1年が過ぎました。冬場は訪れる人も少なかったけれど、5月の連休の頃、北海道の新聞で紹介されたりして、だんだんと訪れる人の数も増えてきたそうです。 1年ぶりにお邪魔しましたが、この木造校舎の温かい雰囲気とゆったりと流れる空気の中、万華鏡の世界に浸って幸せな気分になってきました。
図書室や音楽室には、依田さんご夫妻とスタッフの方による映華鏡と影絵の世界が広がり、癒しと和みの空間を、皆で分かち合える素敵な場所があります。昨年もご紹介しましたので、今回は、理科室から。
こんな風に気楽な感じで並んでいる万華鏡は、三井さんのコレクション。なかなか見ることのできない貴重な作品も、何気なく並んでいます。白い棚の中にもいろいろあります。展示されるものは、テーマによって変わるそうです。手にとって、こころゆくまで覗くことができるんです。明るくてゆったりとした空間が万華鏡を見るには最適です。黒くて大きいのは、依田さんによる遠華鏡(大型テレイドスコープ)です。
今回まとめて展示されていたのは、ランディー&シェリー・ナップさんの懐かしい万華鏡の数々。ふらび代表の三井郁弥さんは、シェリーさんの大ファンで、このコレクションには特別の思い入れがあるそうです。
そしてこちらには細井厚子さんの万華鏡。 静かな教室でゆったりと楽しむ至福の時間。
アンドリュー・リアリーさんのバブルスコープ。シャボン玉の液の虹色の光沢を万華鏡模様に映し出す、大変ユニークで、珍しい作品です。
ふらび便り2010は、まだ続きます・・・・