万華鏡の楽しみ ガラス色の幸せ

万華鏡の魅力、ガラス色の幸せを伝えたいと思います

ふらび便り2010 その1

2010-07-19 22:28:29 | 万華鏡ブログ

ふらのやまべ美ゅーじあむ「ふらび」が、山部第一小学校の校舎に開館してから、1年が過ぎました。冬場は訪れる人も少なかったけれど、5月の連休の頃、北海道の新聞で紹介されたりして、だんだんと訪れる人の数も増えてきたそうです。 1年ぶりにお邪魔しましたが、この木造校舎の温かい雰囲気とゆったりと流れる空気の中、万華鏡の世界に浸って幸せな気分になってきました。

 

図書室や音楽室には、依田さんご夫妻とスタッフの方による映華鏡と影絵の世界が広がり、癒しと和みの空間を、皆で分かち合える素敵な場所があります。昨年もご紹介しましたので、今回は、理科室から。



こんな風に気楽な感じで並んでいる万華鏡は、三井さんのコレクション。なかなか見ることのできない貴重な作品も、何気なく並んでいます。白い棚の中にもいろいろあります。展示されるものは、テーマによって変わるそうです。手にとって、こころゆくまで覗くことができるんです。明るくてゆったりとした空間が万華鏡を見るには最適です。黒くて大きいのは、依田さんによる遠華鏡(大型テレイドスコープ)です。

今回まとめて展示されていたのは、ランディー&シェリー・ナップさんの懐かしい万華鏡の数々。ふらび代表の三井郁弥さんは、シェリーさんの大ファンで、このコレクションには特別の思い入れがあるそうです。

 


そしてこちらには細井厚子さんの万華鏡。 静かな教室でゆったりと楽しむ至福の時間。

 
アンドリュー・リアリーさんのバブルスコープ。シャボン玉の液の虹色の光沢を万華鏡模様に映し出す、大変ユニークで、珍しい作品です。

ふらび便り2010は、まだ続きます・・・・

 

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ワイン樽の万華鏡 ~富良野にて~

2010-07-19 00:04:18 | 万華鏡ブログ

富良野に、もう一か所、依田満さん・百合子さん製作のワイン樽の万華鏡がお目見えしました。
一つ目は、昨年、山辺第一小学校が生まれ変わった「ふらび」(ふらのやまべ美ゅーじあむ)でしたが、今年できたばかりの2番目は、富良野ワイン工場にあります。

その2階に設置された大きな万華鏡の中には、大きな三角形の覗き口からこんなに美しい映像が見えています。


大きな花模様の球体は、テイパードミラーシステムによって生まれる立体的な映像。そして背景の色が5色に移り変わり、映像の雰囲気を変えていきます。ワインの試飲ができるこの場で、美しい映像に酔ってしまう人もいるかもしれません。

 

ほら、気持ち良くなって映像もこんなに赤くなりました。

ワイン樽はとても大きく、したがってこの万華鏡もかなり大型の作品ですが、地元に材料や道具を持ち込んで、何日もかけて仕上げられたそうです。妥協することなく、最良の作品を作り上げるために努力なさる依田さんご夫妻の製作の姿勢にはいつも頭が下がります。映像を見ていると、細部まで神経を行き届かせて作られていることがよくわかります。 第一番目とは少し違って作られているそうですよ。

7月は富良野ではラベンダーの花盛り。たくさんの方が訪れるこの地で、できるだけ多くの人がこの万華鏡を見つけてくれますように。
いつでも特別きれいな花の姿が見えるのですから。


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