Pのlog ( 大阪と上海のChouChou)

通称P。shushu(照れちゃう)ような稚拙きわまりない文面で、上海や大阪のchouchouを綴ります。よしなに。

M50(とその周辺)

2007年05月04日 | 奥さんには奥さんの仕事が。

 奥さんの行きたい場所はM50。莫干山路50号。公共の
肝入りで再整備されたアートの集積地、ということみたいですが。

さっきの月星家具からまだ歩くこと10分ほど。子供の心が折れる
寸前にM50は見えてきました。

まわりは団地とそれに飲み込まれる寸前の旧家の人たち。その中
に再整備の象徴のようにそれはありました。だってごみ収集で食い
つないでる人たちの横でこんなきれいな建物作ってしまうんです
から。まわりのことも一緒にしたら?とか思うんだけど。
上の写真は、そういう人たちと一緒に写そうと思ったんだけど。
おばあちゃんときれいな女の子。ごみを運んで行くところでしたが
なんとも歩くのが速い速い。きれいな女の子を見ると、ちょっともの
悲しくなりました。こういう子が収入の少なさに耐えかねてカラオケ
とかに転じていくんだろうかって・・・

下はM50の入り口。



その入口のすぐ横です。番犬が凛々しくたってます。


そしてその横にはお母さんと子供。


とその家。こういう家がずらっと並んでます。でも対面はきれいな
団地(マンション?)なんです。この格差。それを象徴するM50。


M50は商業画廊でした。こうやって黒塗りのハイヤーで買い付けに
来るふともいます。向こうの景色とは雲泥の差。。。


さて、中に入ると。なんと予想外に「すべて画廊」でした。ここに
金になるアートを探しにくる欧米人・中国人と、認められたくて
ここに集まる中国人アーチスト。という図です。



看板はすべて別の画廊です。



いろんな棟にいろんな画廊。。



ここかしこに看板。全部見てると何日必要なんだか・・・



この欧米人のおじさん。(僕にはイビチャ・オシムを想起させま
した)気難しそうなおじさん。カメラを犬にむけると驚きかつ
迷惑そうな顔してました。ご夫婦で来られてたのですが、帰りに
何回もタクシーの乗車拒否にあってました。ペット同乗はまだまだ
上海では難しいんでしょうね。ふんされると思うのかな。
そうみるとこのオシムさん(きっと違うけど)の背中にも哀愁が



入口に入っていた喫茶店。もともと泰康路も画廊から始まって
あんなに盛況になったんだからここもそのうち変わるわよ。
奥さんはそう語ってます、でも手前で電卓を叩いていた老板らし
きおじさんの顔は渋そうでした。
店内はアメリカ風欧風の中間メニュー・・かな、でも西蔵の写真
が多かったり・・まずまず考えてることは考えてますね


★香風麗道(珈琲与茶) traveled coffee&tea
     莫干山路50号1号棟 021-6298-7006



M50。まだまだこれからの場所だけど、数年たつとあのまわりは
変わりつくされてしまうんだろうな。あのきれいな女の子とおばあ
ちゃんもきっと



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