デザイン・シンキング・アプローチを用いて、イノベーションのジレンマを克服する。

デザイナーにとっては当たり前のデザイン思考は、デキるビジネスマンにとっては、むしろ意外なアプローチみたいです。

イノベーションへの近道は、スタートアップのパトロンになること…

2018-03-31 18:42:31 | ビジネス
 スタートアップという言葉はアメリカのシリコンバレーからきたもので、急成長する事業を指すそうです。本書では、急成長しない(させようとしない)事業は、スモールビジネスと呼び区別しています。

 「はじめに」の物語に登場するスタートアップの中で、私が知っていたのは、Facebook・Instagram・Amazonだが、いずれもITを余すことなく活用している企業であり、当然のことながら本の前半はスタートアップにはITありき、という雰囲気が漂う。

 話はスタートアップに重要なアイデア・戦略・プロダクトの順で進むが、ITを利用する側にいる私にとって、前半は少々読みにくかったので、第3章のプロダクトから読み始めたところ理解が進み、俄然面白くなって駆け足で読み終えた。

 大企業がイノベーションを起こせない理由の一つは、オペレーターなってしまった人たちのの嫉妬が原因で、ノベーターを守れないから…だから、大企業は、スタートアップとのオープンイノベーションに活路を見出そうとしているのかもしれませんね。

 売るものが何であっても、先ず必要なのは、プロダクトの魅力です。それを高めるために必要なのは、シンプルな状態で良いから出来るだけ速くローンチ(リリース)して顧客の反応を見ながら、アップデートして行くこと。立ち上げ時は創業者が自らカスタマーサポートを行うことも必要、とのこと。普段、カスタマーサポートをサポート?している私としては、お客様の声は宝の山、という考え方が良く分かります。お客様の声を上手く活用しましょう。

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できるアメリカ人 11の「仕事の習慣」

2018-03-27 05:07:26 | ビジネス
 岩瀬昌美さんが、出会った多くの「できるアメリカ人」から学んだこと。「"働楽(はたらく)"ことは生きること。懸命に働き続けると仕事が楽しくなり、また一生学び続けることが何よりも大切――。」ということ…

 岩瀬昌美さんが、最も言いたかったんだろうなぁ~と思うことは、あとがきに書いてありました、それは「"働楽(はたらく)"ことは生きること。懸命に働き続けると仕事が楽しくなり、また一生学び続けることが何よりも大切――。」ということ…これが、岩瀬昌美さんが、出会った多くの「できるアメリカ人」から学んだことだそうです。「できるビジネスパーソンへの最短の道は、目の前の仕事を好きになることに尽きると思います。」という言葉には、多くの日本人が考えているよりも遙かに熾烈なアメリカ人が働く環境で、地位を築いた人の説得力が…

 岩瀬昌美さんが考える「できるアメリカ人」とは本当のエリートなのだと思います。そのような人は、小さい頃からボランティアなどに携わる経験などによって形成されるのだと思いますが、そういう意味でも格差は広がるのかもしれません。

 目の前の仕事を好きになる方法…それはとりあえずやってみること…上手く行かなければ、原因を考えて、方法を改善すること。多くの仕事は準備が大事なので、何を準備すれば上手く行くか、やってみることで探るのです。

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ひとつひとつの行動レベルで、どうあるのが誠実なのか?

2018-03-26 06:40:22 | ビジネス
 幸福だから成功する――インタビューに応えている起業家の皆さんの言葉が、まるでそこに本人がいらっしゃるかのように実にイキイキしているんですよね。嬉しいコトはもちろん、苦しいコトすら楽しんでいるように…

 私は、「読者に"希望"と"勇気"を与えてくれる本こそ良書」と思っています。この本は、その典型でした。私(私たち?)が考えている"起業して成功するためのセオリー"と博報堂ブランドデザインチームが抽出したエッセンスは、全く違うものではないでしょうか?代表されるのは「ひとつひとつの行動レベルで"どうあるのが誠実なのか"イレギュラーな対応が必要な事業では、特にそこが大切です」という言葉です。他者に誠実、そして誰よりも自分自身に対して誠実な人だけが、成功できるのではないでしょうか?

 インタビュイーの一人、Win・Win・Partners代表の飯野司さんは、父親から「出会えて良かったと思われる人間になりなさい。自分は人に生かされているのだから、人のためになることをしなさい」といわれて育ったそうです。実は、他のインタビュイーも、同じような信条を持っていました。自分の利益が第一なんて思っていないからこそ、世間は彼らを成功に導いたのかもしれませんね。

 博報堂ブランドデザインの宮本弘之さんは「おわりに――幸福だから成功する」と書かれています。それは、読者にも感じられることなのですが、インタビューに応えている起業家の皆さんの言葉が、まるでそこに本人がいらっしゃるかのように実にイキイキしているんですよね。嬉しいコトはもちろん、苦しいコトすら楽しんでいるように…

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90歳まで(しっかり)働くためには、

2018-03-25 06:32:34 | ビジネス
 郡山さんは、エグゼキュティブサーチ、人材紹介業を展開するCEAFOMの社長。候補者には、社長をができる、やりたいという人が1000人以上いて、半数が英語堪能、グローバルな仕事ができるが、求められるのは、インドネシア語がネイティブレベル、現地で500人以上の会社のトップを5年以上やった40代の男性はいますか、という感じらしい。日本経済が成長しなくなって余裕がないから、確実にリターンが得られる即戦力で、安全な人材のみの採用になっているわけだ。アナログ、ドメスティック時代のサラリーマンにとって道は厳しい。

 私は死ぬまで(?_?)働きたいと思っているのですが、一方で「自分の能力が現代の仕事にフィットしていない」と感じることが多くなってきたことも事実です。45歳から新しいことをマスターすることは難しいとのことなので、今まで身につけたことを確実に使えるように磨き上げることによって、役に立つ人材になりたいな。

 私の職場には、中途採用で転職してくる方や、派遣社員として採用される方が多いのですが、皆さん新しい環境で力を発揮しようと努力されていて素晴らしいと思います。自分が逆の立場だったらどうだろうか?と考えると、今の会社が製造・販売している商品については知識があるものの、それがどの業界でも役に立つとは限らないですし、今の仕事の仕方がそのまま通用しないわけですから、今の実力をそのまま発揮できるとは限りませんよね(-_-;

 郡山さんは「ビスネスの世界は、ルールや相手が明確でも、単純でもないから、人柄や、論理的思考力に長けている地頭がいい人や、応用力のある人を中心の採用した方が良いように思う。」と書いています。衰えた体力を補うのは、広い視野、高い視点、深い考察なのでしょうけれども、それをアピールするには実績が必要ですね。

 90歳まで(しっかり)働くためには、今を(しっかり)働くことが大切だと思います。今を(しっかり)働くことで、働き続ける力(何らかの形で必要とされる力)を身につけたいと思います。必要とされることは社会と繋がること、社会と繋がることは生きること、懸命に働く姿を見せることは、次の世代を育てることだと思います。

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99%の会社はいらない

2018-03-24 07:12:13 | ビジネス
 会社には、堀江さんが仰るところの「できない理由」をデータに基づいてまとめるような、成果を生まない仕事を求める風潮があると思います。

 会社の目的は利益と存続なのか、それとも顧客の創造と維持なのか、という問いに対する答えは、人によって異なると思いますが、仮に利益が目的だとしたら会社よりも効率の良いシステムをつくることは可能なのかもしれませんね。しかし、多くの人は、安定した報酬が得られるという安心感が無いと落ち着い働けないと思いますので、個人にとっては、会社というシステムも必要なのかもしれませんね。ただ、堀江さんが仰る通り、ライブドアですら社員の質は玉石混交にだったそうなので、会社というシステムには、質の悪い社員が混入する恐れがありますが…

 会社ばかりではなく、国家(政府)も同じだと思いますが、人が増えると必ずしも利害が一致するわけではないので、ベクトルがズレてきて効率が悪化することがありますよね(効率が良すぎるのも暴走という別の問題を生みますが…)。多くの人が力を余すことなく発揮し、大きな成果を出せるようなシステムを構築するためには、先ず健全な企業理念が必要なのではないか?と思います。

 よく「部分最適ではなく、全体最適を目指せ!」なんて言いますが、会社にとっての全体最適って何でしょうね?歴代の社長が、自分の代だけの利益を追求するようでは、顧客の創造及び維持どころか、会社の存続も危ういということは、日本の製造業が証明済です^^;

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何を捨て何を残すかで人生は決まる

2018-03-21 15:46:38 | ビジネス
 やりたいことに挑戦するということは、時として既に手に入れている権利とそれに付随する利益を捨てる勇気が必要な場合がありますよね。自由になるって大変です(^^ゞ

 本田直之さんの著書10冊目。今まで刊行されたレバレッジシリーズ?など書に書かれていた内容が網羅されている上に時代の変化を捉えた視座から書かれており、ファンから初めて著者の本を手に取る人までにお薦め。ざっくり言うと、自分が求めているライフスタイルを見極め、それを達成するために何を得るか、そのために何を(潔く)犠牲にするか(捨てるか)を決める必要があるという話です。私たちは、世間体を気にして暴走する欲の塊とも言えます。本当に幸せになるためには、他者の欲望を諦め、自分の求めるものを注力しなければならないのです。

 いつも、もういいかな(・・? と思いながら手に取ってしまう本田直之さんの著書ですが、根底を流れる考え方に変化はないものの、時代の変化を捉えて手法の部分が更新されている感じが流石だなと思いました。やはり執筆だけではなく、現役のビジネスパーソンであり、趣味も楽しんでいるからこそ、時代の前の方に居られるのだと思います。

 北欧の人たちは、家族の幸せや健康、将来叶えたいことなど、人との関係性や経験によって充足していく精神的な幸せを選び取っているそうです。もう、モノを手に入れるため(手に入れたため)に何かに縛られる生き方は、本当の幸せに繋がらないことを悟らなければならないのかもしれませんね。

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頼まれたことを直ぐやるな!

2018-03-21 15:41:55 | ビジネス
 頼まれたことを直ぐやるな!

 読みたい本に登録してあったのは『仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版』の様だったのですが、手に入れたのは『マニャーナの法則 明日できることを今日やるな』でした。マニャーナ(manaña)とは、スペイン語で「明日」という意味で、「明日やる」ことで、仕事を完全に終わらせる画期的な方法とのこと。私の仕事は、依頼されたら直ぐに回答することが求められがちなのですが、当然のことながら、急ぎではない仕事が積読になってしまいます。これからは、マニャーナの法則に従っていることを宣言しコミットメントすることを厳選して、効率良く仕事に取組みたいと思いました。

 多くの方は、チェック・リストを使っていると思いますが、私たちが使っているのはオープン・リスト」と呼ばれるもののようです。著者がすすめているのは「クローズ・リスト」という「ここまで!」というラインが引かれたもので、ラインの下には追加できないというルールを設けます。この「クローズ・リスト」によって、自分が出来る以上の仕事を引き受けてしまうことを未然に防止するのです。

 早速、取り入れようと思った仕組みは「クローズ・リスト」と「タスク・ダイアリー」依頼を受けた仕事は、1ページ1日タイプの手帳の「翌日」のページに記録するというものです。100均で80ページのノートを2冊買ってきて、以前(同じく100均で)買ってあった、デート印とスタンプを使って、見開き右ページの右上に、日付を押しました。これからは、依頼された仕事をポストイットに書いて、見開き右ページに貼ることで、マニャーナの法則を実践したいと思います。

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日本は、沈没する前に、無人島になるのか、 それとも、植民地になるのか?

2018-03-18 08:37:19 | 社会
 自分の身の回りで起きていることも、本書に書かれていることを意識してみると、
様々な兆候が表れていることがわかります。

 人口が減少する理由と影響を様々な証拠に基づいて説明している。人口減少は、
毎年、百万人減るとかの穏やかなものではなく、雪山を転がる雪だまのように、
いずれ雪崩になるかもしれない。日本は、沈没する前に、無人島になるのか、
それとも、植民地になるのか?

 我家の子供たちは、姉妹の二人、でも私は一人っ子、子供のいない夫婦、
結婚をしない方も増え、漠然と少子高齢化が進んでいるんだろうなぁ~とは
思っていましたが、その結果がもたらすものが、これほどどのものとは…

 この手の課題は、正確に把握しておいた方が良いと思い『あと20年でなくなる
50の仕事』を手に入れました。長女の夫は、システムエンジニアなのですが、
プログラマーなどの職種も、国内での雇用が減っていくだろう、とのことです。
日本で働ける人は、特別な能力を持っている人だけになりそうですね。

 国内に残れる技術者の一つは、トラブルに対処する人たちでしょうね。
どんなシステムにもトラブルはつきものですから…

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幸せを追求する人しか、イノベーターに なれない

2018-03-17 17:00:48 | ビジネス
 吉村慎吾さんにとっては、初めての著書(2014発行)であるためか、まとまりがあるとは言えないが、
先に読んだ『日本流イノベーション(2017発行)』に比べ、まるで生の講演を聴いているように、
魂をぶつけられているような熱さを感じた。

 イノベーションは、技術革新をは違う、とのことだが、テクノロジーの進歩がニーズを満たす
システムに繋がる瞬間を掴むことが、イノベーションを生むということは間違いない。

 この本を読んで良かったと思うことは「幸せとは?」「愛とは?」「人生の目的とは?」という
答えの出ない問いに、著者である吉村慎吾さんご自身の考える「人生の目的」が堂々と書かれており、
それは誰もが自分の人生にあてはめることができ、かつエネルギーになるものでした。
 今まで多くの自己啓発書を読んできたが、ここまで「人生の目的」について明確に書かれていると
感じたものはありませんでした。

 特に「より多くの人を愛し、愛されることではないか?自分の愛しているものを幸せにして、
自分自身も幸せになることでではないか?能力を高めてより多くの人を幸せにして、自分もより
多くの幸せを感じることじゃないか?」と読者に迫る部分は、これまで読んできた多くの
自己啓発書からも得られなかった納得感が得られ、本題の「イノベーションが生まれる組織の
法則」を記述した部分よりも魅力的でした。

 きっと、吉村さんご自身が、幸せを追求する人であり、幸せを追求する人しか、イノベーターに
なれない、と思われたからではないかと、思います。幸せとは、誰かに、社会に貢献することで、
自分で自分を認めることができる、そんな人生を送ることなのです。

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「ミニサイズが出てよかったもの」

2018-03-04 19:12:22 | ライフ

鍋キューブや、ポーションタイプの、濃縮された鍋の素ですね…

正に、イノベーションだと言っても良いのではないでしょうか?

ご家庭で、それぞれが還元することで、同じ味が出せるのなら、

断然、濃縮タイプの方が効率的ですよね。液体を運ぶ、

スタンディングパウチに入っているデカイのは、ダメですね。

運賃もかかるし、倉庫代もかかるし、つまり、ムダなエネルギーが

かかるし、おひとりさまが多くなっている中、使いづらいし、

とても、頭が悪い感じがします。ヾ(- -;)


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