檜舞台

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当麻寺練供養に想いを馳せる

2018-07-02 19:41:28 | 趣味
 私の主人は15年前に当麻寺の一塔頭に住んでいましたが、他界いたしました。

その後、その家族も当麻寺を離れることを余儀なくされました。

主人は音楽が好きで、雅楽の越天楽とお経だけの練供養を、何とか今の時代に

合わせたものにしたいと構想を巡らせておりました。

そしてシンセサイザーの喜多郎の曲を取り入れて、25菩薩が練り歩く姿に

その音を重なり合わせたのです。見事にぴったりとした音楽と動きの調和で

ありました。

遠い西方シルクロード。

そうスケールが大きいんです。

主人も大きい構想を持っていた人でした。

惜しい人でした。

当麻寺塔頭元寺族