「けんごめ」の意味と意義

いやぁ～、ほれにしてもアレだなぁ。
最近、めっきり寒ぐなってきたどなぁ～。
「ぬぐくて　あやまったぁ～！！誰か、地球に座薬　入っちぇやれぇ～！！」なんて言ってだ季節が懐かしいどな。
今後は、火ィ使う機会も多ぐなっぺがらな、火事には注意しねっかなんねど。

っつうゴドで、今日、仕事終わった頃、消防車が、カンカン！カンカン！って鐘の音゛鳴らしながら走ってだもんで、職場内で、ちんと消防団談義になってな、
Ｋ野くん（３０歳くれ、某地区消防団員、「リッサ」を知らねがった男）が、
「いやぁ～今度、消防の寄付廻り　しねっかなんねんですよぉ～！」なんて言うもんだがら、
オレは　うっかり、
「なにぃ～？！消防の寄付廻り、けんごめ廻ってんのぉ～？」
って言ったっけ、
Ｋ野くんは、「は？けんごめ？　なんすか！？けんごめって？」

・・・・ま、Ｋ野くんは、以前、「リッサ」も知ゃ～ねぇ～がったぐれぇだがらな、オレも言ってがら、
「しまった！！多分、通じねべな、『けんごめ』。今の若い人はなぁ～・・・『手籠め』は知ってでも、『けんごめ』は知ゃ～ねべな」って思いながらも、
「なにぃ～『けんごめ』知ゃ～ねのぉ～！！『けんごめ』は『必ず試験に出る相馬弁』だべしたぁ～！！旺文社のヤヅさも、青春出版のヤヅさも太い字で載ってる重要単語だど！」・・・・っては言わねがったげんちょ、

「けんごめ」
【意味】：一軒一軒、軒（家、世帯）ごとに
【使用例】：ま、オレも消防団員だった頃は、消防の寄付は『けんごめ』廻って、もらってだんだげんちょ、今は、大字（おおあざ）がら一括して貰いるようになったんだわぁ～。
『けんごめ』廻んのはタイヘンだげんちょ、当然、『けんごめ』廻ったほうが、『大字一括寄付方式』よっか、あがり（収入額）は　大っきいしな。
んで、なにより、消防団員として地元の家庭を『けんごめ』廻って、
「あぁ～、この家の、歩がんにぇ～トショリじっちは、あの部屋さ寝てんのが。んじゃ、いざ！っつう時゛は、あそごの窓　ぼっこわして突入して救出すればいいな・・・」とか、
「もしも、この家、火事んなったら、水利、どっから　とったらいいだべ？あそごの堤゛は今、ぜんぜん水ねぇ～しな・・・となると、やっぱ、あっちの川がら水、揚げねっかなんねな。・・・ポンプ１台ではムリだな。２,３台のポンプで中継しねっかなんねな・・・めんどくせしたぁ～」
・・・・なんてコトを消防団員的視点で色々、確認したり、考えたりまったりしねっかダメだど。た～だ、「寄付貰えば　いい」ってもんではねぇ～んだど！！
　　　　　　　↑
・・・・って、コレ、【使用例】っつうが、実際にオレが喋ったセリフだったわぃ。
んでも、上の例文は　ほのまんま「長文解読」の問題として出題されるオソレもあっから、しっかど勉強しとげよ！

・・・・・ほんじゃ！！(^^)v

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