一昨日の記事http://blog.goo.ne.jp/kadoharatakesijcptogo/d/20080623の最後で紹介した、東郷町の近くのある自治体での不可解なことの結末を聞きました。
日本共産党が紹介した「後期高齢者医療制度廃止の意見書の提出を求める請願書」が委員会で審査されたときに反対した議員たちが、後期高齢者医療制度廃止を求める意見書の案を提出する動きがあったそうですが、実際に提出され、本会議で審議されたそうです。
ところでここで問題が。請願の採決に当たって、委員会で反対した議員のうち、意見書案を提出した議員が次のことに気付いたらしい。もし請願に反対したら、自分たちが提出した意見書案に賛成することと整合が取れなくなる、ということに。
そう思ったからか、誰かに教えてもらったからかは分かりませんが、請願の採決のとき退席した、つまり表決(自分の意思を表示する)を放棄したそうです。
そこまで分かっていて、自分が反対した請願と同趣旨の意見書案を敢えて提出したのかどうかは定かではありませんが、他の議員や住民にとって分かりにくいことになってしまいました。
日本共産党は、もちろんのこと、党議員が紹介した請願だけでなく、分かりにくい行動を取った議員たちが提案した意見書にも賛成しました。
ある議員は、「共産党はおとなの対応をした」と評価してくれたそうです。当然の行動をしたまでですが。
ひるがえって、私の行動は…
子ども医療費支給条例の一部改正に反対しながら県・国に子ども医療費助成を求める意見書を提案した議員に対し、質疑で責め立てた後、意見書案に対する賛成討論で皮肉たっぷりに言いたいことを言った、これでは「おとなの対応」とは呼んでもらえそうにありません。
余談ですが、私が賛成討論をしようとしたとき、議場がざわめきました。あれだけケチョンケチョンに言ってたのだから反対するのだろう、と多くの人が思っていたようです。
「おとなの対応」ができない私でも、提出者や提出した動機が気に食わないからといって反対するほど幼くはありません。