東郷町議会議員 かどはら武志(日本共産党)

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子どもの医療費無料化拡大について、町長、はっきり言わず

2007年09月10日 | 東郷町政

 今日は私の一般質問がありました。

 今日、一般質問した6人のうち、4番目に私、5番目に中川議員でした。傍聴に来てくれた方が、「かどはら、中川といっぺんに二人の質問が聞けたので良かった」と言ってくれました。

 別に狙っているわけではなく、そういうめぐり合わせになっただけですが、そういうふうに思ってもらえるのは、ありがたいことです。期待に沿えるよう、頑張ります。

子どもの医療費無料化について、町長、明確な答弁なし

 日進市や長久手町、豊明市など、拡大の程度は様々ですが、子どもの医療費無料化について、近隣の首長が来年に拡大することを次々に明らかにしています。

 来年4月から愛知県が、通院は小学校入学前まで、入院は中学卒業までにする方針を持って、すでに市町村の担当者への説明が始まっている中、東郷町もせめて入院の中学卒業までの無料化を決めるべきだと、かなり控えめな質問をしたのですが。

 県の制度とはいえ、その事業をするための費用の全額を県が出すわけではなく、県と町とで折半することになっているから、というのが町長の言い分ですが、それにしてもかなり慎重な、悪く言えば消極的な姿勢で、残念です。

 子どもの医療費無料化については検討するとは言っているので、そこを信じたいとは思うのですが。

情報公開について

 情報公開制度を活用して、審議会の議事録の公開を求めるなかでさまざまな問題点が明らかになってきたことは8月13日の記事などで触れてきました。このことに関連して質問しました。

 まず、審議会によって、委員の氏名が開示されている場合とそうでない場合とがあってばらばらな対応がなされていることについて指摘し、審議の透明化のためにも、原則的に開示することにするよう求めました。

 当然、「そうする」という答弁を期待していたのですが。

 委員の氏名を開示している審議会は、警察やライフラインの事業者など専門家で構成された審議会で、一方、開示していない審議会は広く住民の意見を取り入れるための審議会で、自由な意見表明をしてもらうためにも公開しないことにしている、という“新理論”を持ち出してきました。

 それに対して、

専門家で構成されているという国民保護協議会には、中川議員という専門家とはいえない人も入っている、また専門家で構成されているという国民保護協議会とそうでないという報酬審議会の両方に同じ肩書きで入っている人もいる、

公開されないという前提でないと意見を言えないような方に委員になってもらうべきではないし無理に委員を引き受けていただく必要もない、責任に応じた委員報酬も支払われている、広く住民の意見を取り入れるならばわざわざ審議会でなくてもアンケートなどの方法もある、

と反論して答弁の修正を求めました。

 総務部長との議論は平行線のままでしたが、町長からは、公開のあり方について基準を作成中で10月から施行予定だという答弁がでたので、それで納得しておきました。

 また、議事録に改変が加えられた形跡があるように見える件などについては、改変したわけではなく、議事録の原本の写しに黒塗りなどしてその上から記号などを書くべきだったところ、パソコンの上で記号に書き換えそれを公開し、結果として情報公開を求めた人に疑念を抱かせる結果になった、と不手際への反省の弁が担当の企画部長からあったので、それはすぐに終わることができました。

 また、審議会の傍聴のあり方についても、10月施行の基準に書かれる予定だそうなので、それに期待することにします。

分収造林

 長野県王滝村の国有林で、東郷町がヒノキ約8000本の造林事業を行っています。実際の管理は地元の営林署に委託していますが。土地を持っている国と、造林を行う町とで、伐採時の収益を分けるので、「分収造林」といいます。(割合は国:町=3:7)

 およそ11年前の1996年に始まった事業で、伐採時期は事業開始から80年後という息の長い事業です。

 水源の涵養、都市と水源との交流など、意義・内容について改めて説明を求めました。

 その中で、やはり住民に知ってもらうためにも住民に作業を体験してもらうなどのことが必要ではないか、と提案しました。隣の日進市は、分収造林での作業を体験してもらう事業をしています。

 造林の場所がかなり行きにくい場所で、当時の町長もそのように説明されたそうですが、なんとか実現させてもらいたいと思います。

明日は補正予算、決算への質疑

 明日も発言します。

 ところで昨日は愛知池運動公園で東郷町一般男子ソフトボールのトーナメントの運営、そして自身も試合に出ていました。試合は7対1の大敗ですが、私は2打席1安打1四球1得点、まずまずの結果でした。議会の前日にそんなことをやっている場合かと思われるかもしれませんが、今までの経験上、体をしっかり動かした後の方が、緊張も少ないし、頭脳も少しはマシなようです。

 6月議会では体調が悪くて町長から心配される始末だったのですが、こういった反省も生かして体調・心理面の管理をしています。

 30歳を過ぎてから本格的にスポーツを始めたのですが、あまり緊張というものをしなくなったように思います。ソフトボールとボートはやめられそうにありません。

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