歌舞伎蔵(かぶきぐら)

歌舞伎を題材にした小説、歴史的時代背景を主に、観劇記録、読書ノート、随想などを適宜、掲載する。

「闇の奥」をキンドル出版しました。

2015-08-01 11:04:36 | 闇の奥

「闇の奥~並木正三諸工夫より」をキンドル出版しました。ブログ版を改訂・増補したものです。

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「闇の奥~並木正三諸工夫より」あらすじ

宝暦14年(1764)四月、京都から大坂道頓堀の自宅に戻っていた正三に事件の知らせがもたらされる。朝鮮への帰路、大坂の北御堂に宿泊していた朝鮮通信使の使節の一人が死んだという。それもどうやら胸を一突きされており、殺された疑いがあるという。知らせをもたらしたのは、町奉行所与力の下で探索にあたっている道頓堀の「若い者」三次だった。二人は不確かな「朝鮮通信使殺害事件」の探索に入り込んでゆく。歌舞伎作者並木正三、三十五歳の初夏の出来事である。