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平成の思い出に・・・【本日発売】渡辺麻友卒業コンサート~みんなの夢が叶いますように~DVD

2017年12月27日 19時58分04秒 | アイドルグループ論

 

◆【本日発売】渡辺麻友卒業コンサート~みんなの夢が叶いますように~DVD&BD

https://ameblo.jp/akihabara48/entry-12339641094.html


昨日は平成29年12月26日。その日、

渡辺麻友さんが「AKB」を卒業されました。

要は、「AKB」は昨日で終わったということ。

 

2005年に始動するAKB48グループ。

その平成17年にデビューしたメンバー、最初の<戦士達>のプロフィールは、

その初期メンバー(初代チームAのメンバー)は、最年少が平成4年生まれながら、

1・5期生を含め21名のほとんど全員の16名が、昭和63年から平成3年の生まれ。

 

つまり、「AKB」は平成生まれのメンバーが平成の世を盛り上げ、そして、

それが約束事だったかのように、<平成>が幕を閉じるのと同時に終了する。

その<象徴>としての、渡辺麻友。AKB48チームBのまゆゆ。

 

これ見事な潔さ、鴨!


ならば、この「卒業コンサート」の記録は「平成の御世」を巡る各自の思い

今上陛下への感謝の念を反芻・確認するための、そうは高くない2万円の見返り

なの、鴨。それは、最上等の「平成の思い出」と「思い出作り」に、なるの鴨。

と、わたしはそう思います。

 

▼渡辺麻友 卒業公演記念Vプリカ販売のお知らせ⬅もう、この記事アップしている段階で・・・

https://ameblo.jp/kabu2kaiba/entry-12339376381.html

▼粛々・・・渡辺麻友 卒業公演のご案内⬅ついに、本当の「最終公演のベル」が鳴りました(♪)

https://ameblo.jp/kabu2kaiba/entry-12336462271.html

▼渡辺麻友卒業コンサート:NMB48teamNの本郷柚巴です。難波から、さいたまスーパーアリーナへ

https://ameblo.jp/kabu2kaiba/entry-12324767869.html

 

 

 

 

<再録―「渡辺麻友 卒業公演記念Vプリカ販売のお知らせ⬅もう、この記事アップしている段階で・・・」より>

 

<KABUコメント>

ということで、6月にアップロードした「AKBは終わりました、以上。」に書きましたように、

昨日、2017年12月26日をもって私達はAKBのファンをやめます。

そう長くもない10年と少しの間のファンでしかありませんでしたけれど、彼女達には、

いっぱい元気も勇気ももらったことを本当に感謝しています。

 

要は、今年の「AKB48グループ総選挙2017」で、あの須藤某がやらかしたこと、

そこで「AKB」は終わったと痛感したことからの、これは予定の決断。

 

誤解していただきたくないのは、須藤某が「AKB」を壊したのではなく、

須藤某は単に「AKB」が最早崩壊していることをアナウンスしただけなの

だろうということ。

 

実は、このブログでも何度か書いていることですけれども、

須藤凜々花さんは私たちの地元出身の才能のある方だと思っています。

だから、個人的には凜々花さんを私達はこれからこそ応援していくつもりです。

 

蓋し、「AKB」は終わりました。

渡辺麻友(まゆゆ)さんの卒業で、

比喩ではなく、それは現実のものともなった。

 

その終わった「AKB」とは、しかし、そう、かって、件の総合プロデューサー氏が

述べられた「AKBとは高橋みなみのことである」というその意味での「AKB」でしょう。

畢竟、--歌もうまくなくダンスも下手で、スタイルもまあ普通の、そして、

必ずしも「美人」さんでもない--極普通の女の子が、そのシステム

に入ることで「アイドル」になる、この運動体。

 

而して、その運動体の中で、その普通の

女の子たちの方は、

 

>将来自分がなりたい「自分」を見つける

>あるいは、その見つけ方を見つける

>そして、その「そのなりたい自分」になるためのトレーニングを受け、

 ディスシプリンと機会と運を獲得する

 

そんな時空を提供するシステムとしての、そんなAKB的なものとしての<AKB>が

終わることは、しかし、ないのではないかとも思っています。

 

よって、KABU家箱推しのAKB48チームBとHKT48の全メンバー、須藤某の件でこの

半年ばかり<定点観察>をした結果、贔屓することに決めたNMB48の贔屓三人娘

--安田桃寧、岩田桃夏、そして、本郷柚巴ちゃんたち--には、これからも、

これからこそ影ながら(?)声援を送るつもりです。

 

ということで、ならばこそ、

 

>頼むぞ、珠理奈!

>負けるな、咲良!

 

最後にまゆゆさんのこと。

まゆゆさんは「女優志望」とか。

そう、報道されています。

 

けれども、正直、今の段階で「渡辺麻友」が女優として活躍するのは難しいと思っています。

それは、元来、わたしが柏木由紀さんや松井玲奈さん推しだったからばかりではない(笑)。

 

この認識は、はい、忘れもしない「戦う!書店ガール」(2015)での渡辺さんの

女優としての駄目さが鮮烈だから。そこにはヒロインの「北村亜紀=小幡亜紀」らしき役を

そこそこ上手に演じる埼玉出身のアイドルの渡辺麻友さんはいたが、その物語の

キャラクターである<北村亜紀=小幡亜紀>自体はほとんど全然感じられなかったから。

 

更に、追い討ちをかけるように、

渡辺麻友→女優失格の<状況証拠>もある、鴨。

 

それは、この「亜紀」の役は、

原作を読んだ誰しもが「渡辺麻友」にぴったりと思うような役柄だったこと。

聞いたことはないけれど、AKB48の運営サイドも(まゆゆさんが所属する)尾木プロも

安心して引き受けた仕事だと思います(確信)。

 

設定年齢は6歳ほどちがうけれど、本人の地でやればいい役柄だし、それに、

まゆゆは、もともと、将来は女優・声優さん志望なんだし、これ楽勝でしょうよ、と。

いいじゃん、と。美味しいじゃん、と。

原作の舞台が「書店」という、確かに、少し特殊な設定ではあるけれど、――だから、まゆゆさんは、12才のときにオーディションをうけてAKB48に入ってから、世間はアイドル業界しかしらないという「不利」もあるものの――この原作、まして、この脚本の「専門性」や「特殊性」はそれほど高くないしね、とも。

あのー、このこと確認されたい向きは、原作の碧野圭「書店ガール」(PHP文庫・2012年3月⬅「ブックストア・ウォーズ」(新潮社・2007年10月)を加筆修正)と、例えば、似鳥鶏「レジまでの推理――本屋さんの名探偵」(光文社・2016年1月)という同じジャンルの作品を読み比べらればいいと思います。蓋し、この原作はその本文中の「文芸書」や「版元・取次」などの用語を「海鮮盛り合わせ」や「FC本部推奨総合惣菜メーカー・全国銘酒流通シンジケートー」とかに文字変換してもそう物語の流は変わらないと思いますから。閑話休題。

まゆゆはダンスはちょびっと苦手だけど「台詞」覚えるのには労を惜しまない子だし、

まあ、なぁーーーーーんも心配いらんわな、と。

 

だから、なんなら、敵役の「西岡理子副店長→店長」役にマリコ様の篠田麻里子さんも

キャスティングして万全を期す手もあったけれど(笑)、そこまでやる必要もないか、と。

それに、それは「AKB帝国主義」みたいで下品だよね、と。

 

それが・・・・。

はい、結果は皆さんご存知の通り。

見事な「長篠の合戦における武田軍」状態、あるいは、

「ワーテルローにおけるフランス軍」状態の惨敗。つまり、

視聴者(と、おそらくスポンサーからの?)酷評の嵐(唖然)

 

ここでも誤解なきように、

現在、若手女優の三大潮流、

すなわち、

 

・正統派女優(有村架純さん広瀬すずさん高畑 充希さん・・・)

・モデル系女優(桐谷美玲さん波瑠さん・・・)

・アイドル系女優(前田敦子さん松井玲奈さん川井李奈さん島崎遥香さん・・・)

 

を凌駕する昭和末娘「沢口靖子」さんも、デビューのころはその演技の下手さに

スタッフもスポンサー側のrepresentativesも唖然としたという 話は有名。

また、北川景子と佐々木希の両マダムもその大根ぶりには定評がある(笑)。

逆に言えば、われらがまゆゆは、寧ろ、演技うまい方だし努力も惜しまない。

 

でもね、贔屓の安田桃寧ちゃんの、ももねではなく、でもね、

 下手でも、桐谷美玲さん波瑠さん、前田敦子さん松井玲奈さん、

川井李奈さん島崎遥香さん、北川景子と佐々木希の両奥様、なにより、

沢口靖子さんは女優デビューのときから「演じて」いたのですよ、与えられた<役>を。

で、段々と上手くなっていかれた。波瑠さん靖子さんなんかその最たるもの。

 

それが、TVドラマとはいえ、ドラマの物語の中に--AKBビンゴの企画でもあるまいに!

--アイドルさんのまゆゆが台詞を言ってるだけのカットの連続ではね。

そりゃー、放送打ち切りになりますわな。

 

でも、でも、でも、

でも、でも、でも、

 

でも、その不器用なまゆゆさんがアイドルを卒業して女優になる決意をされたとか。

 

ならば、

だから、

 

わたしは、あと5-6年後には、少なくとも、日本では渋い脇役では欠かせない女優さんに

麻友さんがなられることも--それ元キャンディーズのスーちゃんのような存在、鴨--、また、

まったく、疑っていません。

 

そう、いずれ必ず勝つ、そして、その現在の不十分だけど、冷静に丁寧に正確に

その時々のできる限りの知恵と体力と気力と気配りで健気に頑張る姿勢、

その姿勢のその<背中>が後輩の道標となる存在。

 

そして、誰よりも誰よりも、いろいろ不憫な思いをさせられても、

この自分に「なりたい自分になるための魔法の鍵」を与えてくれた、

<AKB>が大好きな姿勢。その大好きさが暴力的なほど無邪気なほど迸っていた

その存在の凄さを皆感じていたのだと思います。

ファンもメンバーも運営の大人達も。

あの前田敦子さんでさえ。

 

そう、もし、感じていなかった人がいるとすれば、

それは、たぶん、埼玉出身のAKB48の3期生の

「渡辺麻友」さんというひとだけ、鴨。

 

 

畢竟、アイドル界の<弥勒菩薩サイボーグ>だった

「渡辺麻友」の前に本当の意味での不可能は存在しない。

と、そう確信しています。それが「女優」の道であっても。

 

You shall over come not someday,

but soon, I believe.

 

まゆゆさん、

本当に11年間ありがとう。偶然ですが、AKB48の50枚目のシングル。

最後の「渡辺麻友」のセンター曲、11月のアンクレット、地味だけど、

あなたにふさわしい名曲だったと思います

 

【MV】11月のアンクレット Short ver. / AKB48[公式]
   

  https://youtu.be/CYTo_Ch6vCU

 

実現可能な「将来そうなっていたい自分」のイメージを「夢」と言い、

実現不可能なイメージのことを「妄想」と呼びます。重要なことは、

自分が進歩するにともない「夢」の選択の巾が広がっていくこと。

And vice versa. だから、人生はおもしろいし、逆に、厳しいの、鴨。


而して、結局、最後に勝てばいいのです。

そして、弥勒菩薩は、最後に、

自分も勝つし自分を信じた皆も勝たせるのです。

これからこそ期待しています。

 

以上

 

▼"AKB48渡辺麻友、自身のアイドル人生は「150点」" 

https://youtu.be/bxzOXEylhM0

 

・AKBは終わりました、以上。
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/78799c7bb9ac3777b26578910b435b9f

・「刑事政策と刑事手続き」の区別もできていない中森明夫氏の<須藤凜々花>擁護論の悲惨な滑稽
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/66e8edf2335d71de5f61601ae6dcb3d8
 
・AKB総選挙のあの件、須藤某はやはり駆除されねばならなかった:あなたがいてくれたから♯古畑奈和
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/dd671c68a75aa0d49bc6a52fca6e10c1

・目次:AKB48関連記事
http://blog.goo.ne.jp/kabu2kaiba/e/fccf7d442d636d957a5c1d46ce872827

 

 

 

 




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