孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
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Training 1 ‐‐‐ トレーニングその1

2010-09-11 11:49:07 | オートルート2010
今回の視察はカオルのダメダメなところが本当によくわかった。
事前準備不足がまさにそれだった。

装備の情報はカオル・ブログを読めばバッチリだから、
あとは体力(トレーニング)の方もバッチリと伝えないとね。


トレーニングと言ってもムキムキの筋肉を作る必要はない。
必要なのは、しっかり歩けて滑れる足腰の強さだね
根幹を鍛えるというか、基本の腕立て、腹筋、背筋、そして大腿 を重点的に。
あとは走って心肺機能を高めておくことかな。
どれもこれも1日、2日で出来上がるものじゃないから2年間掛けてじっくりとだよ


あとはね冬の間はきっちり滑っておいてね。
イ~~ハァ~~~~~」って奇声上げてパウダーを滑るのはもちろん大事なんだけど、
コブも、アイスバーンも荒地なんかのしんどい斜面もどんどん滑って欲しい。


山をひとつまるごと滑る」わけではなく、「厳しい山々を渡り歩く」わけだから普通じゃないんだ。
それに「滑れません」は通用しないから、途中下車は一切できないからね


今回の視察では何箇所も「こりゃあヤバイでしょ」ってとこがあった。
60歳、70歳のおじいちゃんには無理だよ」ってとこもね。
もちろんおれたちだって気を抜いてなんて滑れっこない。
コレ転んで落っこちたら死ねるね、確実に」っていうのもあった。
でも慎重に、丁寧に、力強く滑れば大丈夫。
だからスキーの技術と共に滑る体力も必要とされるんだ。





2011年のシーズンには1月、2月、3月、4月 で、
月1回バックカントリーのツアーに出て経験値を上げて欲しい
そのうち1回は1泊以上のスキーツアーを経験しておくと更にいいと思う。
ホテルじゃなくってテントやロッジに泊まり、ベッドじゃなくて寝袋に包まって眠る。
その不自由な中でバックカントリーをする、できるっていう経験はとても重要だから。


例えば、、、
カナダ・ウィスラーの3泊4日 スペアーヘッドトラバース
ブラッコム→ウィスラーへ 13個の氷河を渡り歩くバックカントリーツアー




オートルート完全走破へのトレーニングその2へ、つづく

オートルート完全走破へのトレーニング その2 ←クリック

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
つぶやき (かおる)
2010-06-09 14:14:40
トレーニングなんてしんどいよね。
でもメンドくさい時、ヤル気がおきない時は呪文を唱えてみて。
「オートルート」、「オートルート」、「オートルート」って。
意外と効き目あるから(笑)
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トレーニングは嫌いです。 (王様(仮名))
2010-06-09 18:22:12
いつも「たび記」を楽しみにしている、トレーニングが嫌いな王様(仮名)です。
カオル様はどんなトレーニングをなさっていたのでしょうか?
私は、仕事が終わってから、肩こり他をほぐす程度にしかやってませんでした。(だから現地で少食だったのかな?)
ところで、確実に死ねる場所ってどこでしたっけ?(老人には、きつい行程のようでしたね。前回も今回も初日でダウンしていたしね。でも、ダウンしていた人はたいしたトレーニングをしていなかったと思います)
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確実に (かおる)
2010-06-10 13:53:48
「確実に」っていったら確実にベルトール小屋でしょ(笑)
ちゃんとやってましたよー、足を引っ張るようなマネはできませんから。
こんなカンジで。

http://blog.goo.ne.jp/k46/e/cccc1435235623e48ed53811f4b70a79
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