孤高のハダカの王様 // 北米と欧州スキーツアー //

カナダ・バンクーバーと時々アジア
Vancouver CANADA
KAORU OFFICIAL BLOG

オートルート完全走破 Vol.10

2010-05-31 05:58:41 | オートルート2010
待屋
4月16日(土) --- Day02  ツエルマットへ


トイレでハミガキをする。
あーーキモチイいいいい~~
顔洗って、髭を剃る。
お客様に会うわけだから身だしなみは整えないとね。
ジーンズ履いてんのはナイショな方向で。


<ヨーロッパにも米国コーヒーの波が、、、>


第一ターミナルスタバを発見
すげー驚いた、スイスにスタバだ。
ヨーロッパにも進出してんだあ。
値段を見るともちろんヨーロッパ価格
カフェラテが6フランだって、こりゃ高くて飲めねーよ。


15:15 ツエルマットF社支社に電話。
「はい、Fです。」
あ、もとウィスラースタッフAだ。

この元ウィスラースタッフAは06年にカオルが採用した男性スタッフだ。
みんなもよーく知っていると思うけど平井さん(仮名)たち連れて、
カイバーパスっていうバンダリーの外へ行ってカオルにこっぴどく怒られ、
反省文書かされたら知恵熱で倒れちゃった男性スタッフだ。
くっしー(仮名)のやおりブログ2で面白可笑しく紹介されているのでご覧下さい。


鬼教官と化していたカオルの印象はさぞかし悪く、そして深いだろう。
「カオルだけど、、、」




電話の向こうで緊張する姿がわかる。
まあ、わからんでもないけどね。
そんなに緊張されても困るんでのん気に天気の話なんかしてみる。
大した用事がある訳でもないし、CANちゃん(仮名)も留守のようなので、
30分後にもう一度電話をすることにする。


いつかくっしー(仮名)が言ってたけど「待つ」のがカオルの仕事なんだよね。
お客さんのことも、先輩のことも、後輩のことも、飛行機も、電車も、
バスも、天気までも、ひたすら待つのがカオルの仕事。
おれは待屋か(笑)


<この「リベラ」って、スイスのオロナミンCみないなのがカオルのお気に入り♪>

オートルート完全走破 Vol.9

2010-05-28 13:29:19 | オートルート2010
観光立国
4月16日(土) --- Day02  ツエルマットへ


<火山の影響でフライトキャンセル(赤く塗られている)出まくりのチューリッヒ>


4時間のフリータイムを手に入れた。
お客さんを案内するかもしれないMIGRO(ミグロ)ってスーパーの場所を確認しとこ。
なんてったってチューリッヒ空港に来るのは2003年1月以来7年ぶり


<ミグロスーパー、とりあえずなんでも揃っている>

MIGRO(ミグロ)で今晩と明朝の食材もゲットする。
どうなるかわからないからとりあえず買っておく。
郵便局にも行って切手買って、コーヒー飲んでひと休み。


<郵便局、日本は赤だけどスイスは黄色>


改めて、スイスって国は観光立国だねぇ
空港のトイレがすっごいキレイ。
バンクーバーの空港も、成田空港もきれいだと思うけどチューリッヒの方が綺麗。
空港と繋がっている鉄道中央駅もやっぱきれいで機能的。
そして物価が恐ろしく高い


<とても機能的に作られ、尚且つ清潔>


この小さなコーヒーが4.60フラン(400円)だって。
カナダなら1.5ドル(120円)だよ。
外国から観光客がたくさんきてばんばんお金を落としていくんだろうなあ。
すげえよ。
EUにも加盟せずにEUROではなくスイスフランで戦ってんだもんな。
すげえよ。


<物価、高っ!>

King ‐‐‐ キング

2010-05-27 08:29:02 | サッカー
キング・カズとこの椎茸(10番)を入れ替えてくれ。

この期に及んで足が痛てぇーとか言ってるのをW杯に連れて行く意味がわからない。


 
---<抜粋記事>---


準備本格化も…中村俊が別調整申し入れ
5月26日 20時11分
サッカーのW杯南アフリカ大会に出場する日本代表は26日、事前合宿地のスイスに入った。
標高1800メートルのザースフェーで高地順応を図りながら、いよいよW杯への準備が本格化する。

埼玉合宿で別調整だったMF松井(グルノーブル)ら4人は合流できる見込みだが、
岡田監督は韓国戦欠場のDF闘莉王(名古屋)と、MF中村俊(横浜M)が別メニュー調整になることを明かした。
特に中村俊は本人から古傷の左足首について「もう少しきっちり治したい」と岡田監督に申し入れたという。

中村俊はスイス・ジュネーブ空港で「2、3日様子を見て、徐々にやっていく」と話した。
日本は中村俊を中心とした中盤のパス回しが基本。
売り出し中のMF本田(CSKAモスクワ)との連係も途上だ。
南アフリカ入りは来月6日。
中村俊の状況次第では岡田監督には重大な決断が迫られる。 


---<抜粋記事終了>---




カズのW杯への強い思い入れは誰もが知っている。
43歳でも現役、代表は今でも憧れていると言い続け、
今回もサポートメンバーでの現地入りを熱望していた。

カオルのカズへの想ひ ←是非読んで欲しい。



こういう気持ちが今の代表に欠けてるんじゃないの?

こういう闘魂を注入できる選手が今こそ必要なんじゃないのか?

椎茸(10番)はもういいよ、ラクにしてやろう。

Repatriation ‐‐‐ 送還

2010-05-26 21:39:36 | サッカー

---<抜粋記事>---

トルシエ元監督「岡田監督の頭は混乱している」「中村俊には守備能力がない」
5月26日 11時01

2002年W杯で日本代表をベスト16に導いたフィリップ・トルシエ氏は25日、
前日に行なわれた国際親善試合の韓国戦に敗れた日本代表についてコメントした。

トルシエ氏は「岡田監督の頭は混乱している。
韓国に勝利したいがために、周りが見えていなかった。
昨日は何人かの選手や、新しい戦術を試す絶好の機会だった」とコメント。
韓国に先制されたあと、80分以上時間が残っていたというのに、
試合内容に見るべきものはなかった」と、辛辣な批判を行なっている。

トルシエ氏はエースの中村俊についても言及している。
「中村はレアル・マドリーやバルセロナでは問題なくプレーできるだろう。
才能豊かな選手たちのサポートがあるからね。でも、エスパニョールではノーだ」
「(中堅クラブで活躍するには)守備の能力が必要で、中村にはそれがない。」
格上との対戦が待つW杯での活躍は難しいとした。

最後に、トルシエ氏は「私は、例え世界最高のギタリストであるジミ・ヘンドリックスが、
自分のバンドにいても40秒間のソロプレーは許さない。
成功は組織的な戦いから生まれるのだ」と結び、勝利のためには協調性が不可欠だとしている。


---<抜粋記事終了>---




例えに、ジミヘンもってくるところがいいね!



この記事のコメント欄をみてくれ。
http://southafrica2010.yahoo.co.jp/news/ndetail/20100526-00000010-ism-socc



おれもそう思う。


「おい、トルシエ、そんなとこで何やってんだ。早く代表監督やってくれ!」って。


早く、メガネ(監督)と、椎茸(10番)を日本へ強制送還してくれ。

オートルート完全走破 Vol.8

2010-05-26 12:32:42 | オートルート2010
やっと到着
4月16日(土) --- Day02  ツエルマットへ


6:00 少し眠っておこうと目を閉じる。
なかなか眠れずにバンクーバーでの生活のことを考える。
今は土曜日と日曜日が休みだから何か地域のコミュニティーに参加しようかな、とか。
アルバイトでもしてみようかな、とか。
そんなこと考えてたら眠りに落ちた。zzzzzzzzz~~~~



<朝食、こんだけってありえね~だろ~、もちっとがんばれエアカナダ>

10:00 3時間くらい眠れたのかな。
寝覚めは悪くない、むしろいいくらいだ。
ベーグルだけの朝食を済ませる。
チューリッヒ到着まであと45分、頭痛薬を飲もう。

朝起きて思ったことは「ハミガキして~」やっぱ現代人だね。
山小屋にもハミガキセットもってくの忘れないようにしなくちゃ。



<飛行機降りてから電車に乗ってスーツケースを受け取り、入国する>


11:55 チューリッヒ空港到着
無事に入国も済ませたんだけど入国係員がチンタラ仕事してて、
おまけにカオルのパスポートデータ見ながらヘラヘラしててイラっときた。
まあなにはともあれ無事にスイスへ入国、やっとここまでこれたか。


<入国審査 けっこう混んでたね。以前はこんなにちゃんとパスポート見てなかったよ>


テレホンカードを買ってツエルマットF社支社に電話をする。
今回オートルートに同行するF社スタッフのCANちゃん(仮名)に、
無事にチューリッヒまで着いたことと日本からのお客さんが乗っている、
飛行機(LX161)が17:18到着(約1時間半)遅延していることを伝える。
チューリッヒ空港出発は早くても18時頃になるだろう。

4時間のフリータイムを手に入れたわけだ。

オートルート完全走破 Vol.7

2010-05-25 02:30:13 | オートルート2010
チェックインっ!
4月15日(金) --- Day01 アイスランド大噴火


<ようこそ、トロント空港へ>


チェックインカウンターで恐る恐る「チェックインしたいんだけど、、、」

AC係員「荷物は?」
   
   「最終目的地は?」
   
   「これで大丈夫。」


なんの問題もなく搭乗券が出てしまう。
あまりにもアッサリなので拍子抜けしてしまう。


<一番下のにチューリッヒ行きのスケジュールが出ている>
 

 カオル「アイルランドの火山噴火の影響とかないの?」

 AC係員「チューリッヒだけは大丈夫」

やったー、おれ達ってラッキーっ!!


火山灰の南下はゆるやからしい。
西欧、北欧の空港はすでに閉鎖になっているけど、南欧はまだ大丈夫とのこと。
ドイツとかオランダ、スウェーデン、デンマークなんかは駄目。
イタリア、スペインはまだ大丈夫。
ふーーーっ、これでなんとかチューリッヒまでは行けそうだ。
お客さんはこれるかな。

夕刻の飛行機なのでその前に腹ごしらえ。
ヨーロッパ行くからとうぶんハンバーガーは食べないだろうと、
ハンバーガーの食べおさめをしたんだけど、このハンバーガーが美味くない。

<久しぶりに不味いハンバーガー>




20:00 予定通り搭乗が始まる。
おれはこのまま無事にチューリッヒに辿り着けるのか?
オートルートの舞台に立てるのか!?


<エアカナダ スイス・チューリッヒ行き>


21:00 ほぼ定刻通りに出発。
機長の初めの挨拶で火山灰を避けるため進路を少し変える。
そのため1時間くらい予定より遅れてチューリッヒに到着すると説明があった。
まったくもって問題ない。そのために余裕を持って飛行機を選んできている。

さあ、9時間のフライトが始まった。
9時間と言えばバンクーバー ⇔ 成田9時間だね


日本の映画がやっている。
「KAIJI」だって、ちょっと観てみるか。
ちょうどよい時間潰しになった。


<KAIJI>

2時間くらい映画観て、夕食食べて、時計をチューリッヒ時間に合わせたら6AMだった



トロントからの飛行機が無事に飛び立ち、飛行機の中で第一日目を終了する。
あー気疲れした一日だった。

オートルート完全走破 Vol.6

2010-05-24 05:27:09 | オートルート2010
乗れるのか!?
4月15日(金) --- Day01 アイスランド大噴火


12:00 1時間ほどで目が覚める。
そうだ、時間をトロント時間に合わせておこう。
トロントはバンクーバーより3時間進んでいるから12時 ⇒ 15時に修正
トロント到着予定18:23
あんまり考えても仕方ないから本でも読んでリラックス、リラックス

17:30 フライトは順調。


<順調に飛んでいるカナダ国内線>


予定通り18:20トロントに到着しそうだ。
そろそろ飛行機頭痛予防の薬を飲まなきゃね。
2007年の1回きりだけどアレは本当に怖かったからね、気休めかもしれないけど飲んどこ。


ちょー恐かった飛行機頭痛(2007年2月)

ロッキー番外編vol.35 ←死ぬかと思ったマジで

ロッキー番外編vol.36 ←まあ、なんとか、、、




18:20 無事に到着。頭痛もナシ。
さあ、チューリッヒまでの飛行機は飛んでいるか? チューリッヒまで行けるか!?
すげードキドキしながら飛行機を降りる。


「チューリッヒに行くんだけど、、、」

飛行機を降りてすぐのカウンターでそう言っている白人中年男性を見かける。
係員がすぐそこのチェックインカウンターがあるからそこに行くように指示をしている。

カオル「チューリッヒに行くんですか?私もです。」

思わず声を掛けてしまった。

カオル「飛行機、無事に飛ぶといいですけど、
     バンクーバーではたぶんキャンセルだろうって説明を受けましたよ」


白人男性「私もだよ、まあ1泊くらいはトロントでもいいかな(笑)」


チェックインカウンターで恐る恐る「チェックインしたいんだけど、、、」


ポチっと押して写真大きくしてみて。
<カオル搭乗予定のチューリッヒ行きはある?ロンドン、パリ行きはやっぱりキャンセル>

オートルート完全走破 Vol.5

2010-05-21 08:23:32 | オートルート2010
尽きぬ心配
4月15日(金) --- Day01 アイスランド大噴火


<ダメだったら、ここにでも行くべぇ~~ ナイアガラの滝>


とりあえず乗っちまった。
トロントまで行って駄目だったらCNタワー行って、ナイアガラの滝見て、、、もう開き直っている。

日本からのお客さんは来れるかなぁ。これはとっても重要。
今回のオートルートはF社のツアーに同行させてもらうことになっている。
もちろんちゃんと料金を払って。


2012年オートルートツアーを作ることはもうすでに決めているので視察として、
ツアーに参加したいとお願いしたところF社のカナダスタッフとして同行するので業務(仕事)も発生している。

第一の仕事は、、、チューリッヒ空港でのミート
カオルもお客さんもチューリッヒ空港に到着予定である。
予めお客さんよりも早く到着する飛行機を手配している。
そしてチューリッヒ空港でお客さんをお迎えしてツエルマットまでお連れする業務を依頼されている。
もちろん有難く引き受けさせていただく。


しかしそのお客さんは無事に成田を出発しチューリッヒに辿り着くことができるのだろうか?
火山灰は南下する。

カオルがチューリッヒに到着するのが10:45
お客さんがチューリッヒに到着するのが15:55
5時間も後だ。


火山灰の影響を受け入ることができなかったらどーする?
お客さんがいなかったらツアーは催行されない。

なんでこんな日に火山が、、、

これもオレの星回りか、、、



11:00 飛行機が予定通り離陸を開始する。
窓際の陽射しがよく入る席に座っていた為か、、
今までの緊張と困惑から開放された為か、眠気に襲われるzzzzzzzzz~~~~


オートルート完全走破 Vol.4

2010-05-20 10:10:15 | オートルート2010
苦悩の30分
4月15日(金) --- Day01 アイスランド大噴火




はい? 火山? 空港閉鎖? 
なんなんだ? なんだんだよ、一体?
行けないってことか!?
慌ててしまい的を得てない質問をしてしまう。

 カオル「今は飛行機飛んでんだよね?」

 AC係員「今は飛んでるけど、今後どうなるかはわからないわ」


うーん、うーん、悩んでも悩んでもごちゃごちゃで結論を出すことはできない。
どーしよ~~~~
落ち着くためにも家に電話してみよう。


 カオル「飛行機は11:00出発だけどまだ手続き大丈夫?」

 AC係員「45分前にはチェックインを済ませてね」

 カオル「あと30分ね、オーケー」

 AC係員「あと30分はないわよ」



とりあえず家に電話して状況を説明&実際にどうなっているかWebで調べてもらう。
バンクーバー空港、トロント空港、AIR CANADA、チューリッヒ空港、
その他ヨーロッパへの便、そしてアイルランドの火山
のこと。

AC係員が言っていたことは正しかった。
イギリスと北欧の空港はすでに閉鎖している
火山灰はこれから南下する予報が出ていて今後欧州全域に広がる恐れがある。
そして少なくとも再開には1週間掛かり、23日ごろだろうと言われている。
うーん、困った。
行けないのか。。。



今カオルが悩んでいるのは、
チューリッヒに向けて飛べるかわからないけどトロントまでは行くか、どうか。
バンクーバーからチューリッヒまでの直行便はない為、
トロントやモントリオールで乗り継いで欧州入りする。

カナダ国内線のトロントへ向かう飛行機は全く影響はないが、
その先、トロントまで行ってからチューリッヒへの飛行機がキャンセルになった場合の宿とか、
バンクーバーへ戻るための航空券とか、そんなのが必要になってくる。
そのリスクを取ってまでトロントまで行ってみるか、どーか。
トロントで足止めされてもなーーーーーー


トロント空港のホームページではロンドン行きがキャンセル、パリ行きキャンセル
カオルが搭乗予定のAC878は・・・・OKだって。
AIR CANADA仕事おせーんじゃねーの?

夕方6時の便だからってGOにしといていいのか、ホントに?
ここでキャンセル表示なら行くの辞めてたのに。。
「よし、AIR CANADAも飛ばすって言ってるからオレも行ってみることにしよう!」(決心) 


 カオル「I decided.I try to go!」
搭乗券をもらって、荷物を預けて、セキュリティーを通って、搭乗ゲートへ
すでに搭乗が始まっている。



<こんなことになっています、火山噴火ニュース>