炭の穴から宇宙へ ~ 神鍋白炭工房の野望

炭のミクロな穴からマクロな宇宙へと、炭焼きを通じて感じる事を綴ります。
神鍋白炭工房の炭焼き的な価値観を記します。

神鍋白炭工房

【募集】神鍋白炭工房では、見学者の対応をしています!体験されたい方も受け入れております。男の薪割り、炭焼きとか体験しませんか!

白炭の不思議

2012-03-31 20:02:22 | 炭焼きの情報
窯の中の温度は約1000度

なのに、虫が炭になったり
葉っぱが炭になったり、木が割った時に、ささくれになってる部分も
そのまま炭になっています。

酸化と炭化

似ているようで全然違います。

酸化は炭素(C)と酸素(O)が化合して燃焼して(CO2)になります。

炭化は酸素(O)が少ない環境で加熱しますので炭素(C)が残ります。

わかるかなぁ??

カミサンのこだわり

2012-03-31 19:54:53 | 日常・雑感
我が家の食卓で新しいウスターソース発見!

ポールスターって聞きなれないメーカー

マヨネーズは創健社、ケチャップは高橋ソース製

ほかにも基礎調味料はマニアック。

出来るだけ無添加とか有機栽培原料なんかをチョイスしてるみたい。

食に関心が有るカミサンで安心した物が食せるんで、よかったよかった!!


鉄下駄が脱げました

2012-03-30 23:38:06 | 業務日記
今日、調子に乗ってバックホウで除雪してて、

キャタピラが脱げました。

初めての体験でした。

親父が乗ってるとき、たまに脱いでました・・・・・。

冷静に、グリスのニップルを外し、グリスを抜いて張りを緩めて、
キャタピラをはめて、グリスをさしてキャタピラを張ります。

OK直りました!!

初めてにしては冷静にすぐ直りました!アッパレです。


重たい炭

2012-03-30 23:21:18 | 炭焼きの情報
今日、取り出した炭は

思ったより良い物が出ました。

折れている断面が銀黒のシルバーに光る感じ。

重たくて固いものが出来た。

それが良いかどうかは、使う場面で、好みの問題もありますけど、

神鍋備長炭とでも言っててしまおうか。

その時の木の種類、焼き方で様々な商品が作り出せます。

今回のように樫の木が入ると備長炭みたいに重く固い炭が出来ます。

でもあえて備長炭という形容詞は使わないでいます。

神鍋白炭で行きます。





あたり一面まだ雪150cm

2012-03-29 22:31:37 | 雪の状況
今日は春日和で花粉も飛ぶし、気持ち良いぐらいの日差しでした。

でもあたりは一面、まだ雪原です。
 

工房の雪も雪ずりの雪が軒先に繋がっていたのがこの数日前に離れて
 
こんな感じ

ところどころに、おいてる物が顔を出し始めると
そこの周りが雪が解け始める。
 

バックホウで雪を除雪してみました。
 
まだまだ、工房の地面は背丈以上の雪があります。このまま放っておいたら
ゴールデンウイークまで有るでしょう。

 
固く締まった雪を砕いて取り除き、
春に一歩近づきました。



花粉症

2012-03-29 22:26:29 | 日常・雑感
今日は、和太鼓の練習日

師匠の田村君、花粉症ですね。

今日はほんとに厳しい一日でした。

天気が良かったので、花粉も絶好調の日でしたね。

僕は、年々だんだん症状も弱まってきています。
今年から秘策で花粉症対策です。
結構効果あります。マスクなしで乗り切れます。




マルゴ緑化園さん

2012-03-29 22:11:26 | 業務日記
フェイスブックで友達になった
養父市のマルゴ緑化園さんの圓山さん

どうも、僕の事を炭焼き親父でとても寡黙な気難しい人をイメージされていたようで
来て見て、工房の近代的な設備や、炭職人でも若いし気さくな感じだったみたいで
イメージと違ったーーー。って

いろんな面で感動されてたようです。

炭焼きって、どうも暗いイメージが有るのかなぁ?

明るく頑張ります。

原木集材

2012-03-28 22:40:41 | 業務日記
窯出しをしてから急いで炭の原木の集材です。
今回は一般雑木の里山ミックスです。
具体的には、クヌギ、ナラ、ツバキ、柿、チシャ、リョウブ、樫、他
一部、栗も有りましたが栗は炭にはしません。爆ぜるからです。
そういう物は薪に回します。

何回やっても難しいですね

2012-03-28 22:22:11 | 炭焼きの情報
今回の窯の中身の木は樫の木がたくさん入っています。

今朝から窯の最終調整で精錬を行って
午後3時頃に窯出しを行いました。

お昼過ぎに窯の内部は800度以上になり
窯出し前は950度ぐらいだったでしょうか。

もっとねばって1000度以上に持って行ってやれば良かったかもしれませんが
窯の中の炭が減っていってしまうばかりなので
その辺、見極めて窯出しします。

でも、今回少し窯出しのタイミングが早かったかもしれません。

何度やっても、やっても、炭焼きは勉強の繰り返しです。





南瓜考

2012-03-27 20:53:28 | 農業話
この時期のかぼちゃは美味い。

何故か。

まず、輸入物の南瓜である。

昔はメキシコとか多かった。
いまはニュージーランド・トンガなんかが主流。

日本ではまず化学肥料に頼っているのでこの時期まで貯蔵できない。

後進国なんかは3年に一度休耕をしながら輪作して作るらしい
肥料なんかはしなくて、その大地の地力で育てるらしい。
いわゆる自然農法

だから美味しく、日持ちもする。

もともと穀類は長期保管出来たものである。
南瓜なんかも本当は翌年まで持つものなのである。
でもスーパーで買った日本国産の物ではありえない現実。

僕の農の師匠である西途さんは秋に収穫したカボチャが春まで倉庫で有ったりする。
自然農法はすごい。っていうかそれが当たり前。

そんな食べ物を食べて暮らしたい。

神鍋地域スポーツツーリズムセミナー

2012-03-27 20:39:32 | 視察・研修・研究・講演
神鍋地域スポーツツーリズムセミナーに観光協会からお誘いを受けて参加した。

覚え書きしておく

豊岡市では、平成22年度に豊岡市経済成長戦略が策定され、スポーツの都づくりを戦略の一つとして取り組むこととされています。
また、当地域においても、地域経済の活性化のためには、
スポーツと観光を大きな柱として位置付け、的を絞った集客促進策により
地域一丸となって取り組むことが重要です。
そこで、取組みの端緒として、みだしのセミナーを開催し、
スポーツツーリズムの可能性や全国の先行事例、スポーツ合宿の動向、
神鍋地域におけるスポーツツーリズムの展開などについて学び、
スポーツと観光を考える機会にしたいと考えています。

4 内  容
(1)講演1 スポーツ合宿の仕組みと仕掛けについて学ぶ講義
   ①講 師 関西国際大学人間科学部経営学科 准教授 井門孝夫氏
   ②略 歴 大手旅行会社で国内旅行企画、政策立案などに携わり、2001年から現職。
      また、井門観光研究所の代表取締役でマーケティングプランナーでもあり、旅館業を知り尽くした「地域観光地再生」の仕掛人。
   ③テーマ スポーツツーリズムの事例紹介と神鍋高原におけるスポーツツーリズムの展開について考えるテーマとする。

(2)講演2 魅力あるスポーツ合宿商品について学ぶ講義
   ①講 師 ㈱JTBサン&サン西日本 企画部次長 澤田裕基氏
   ②テーマ スポーツ合宿の商品造成から販売までの現場の状況を知り、魅力的な商品とは何かについて考えるテーマとする。

(3)神鍋地域における方向性の考察(予定)
   神鍋地域が取り組むべき方向性や展開について、関係者の間で確認し共有する。

勉強した事を活かしたいですね。